令和4年1月8日(土)「中島の梵天立て」が金田漁協下海岸 水神宮前にて7時より執り行われます

令和4年1月8日(土)、金田漁業協同組合下海岸 水神宮前にて、国の無形民俗文化財に指定されている、「中島の梵天立て」が7時より執り行われます。

「無病息災」「家内安全」「五穀豊穣」「浜大漁」などを祈願します。

中島の梵天立て(ぼんてんたて)は、千葉県木更津市中島で毎年1月7日に行われる伝統行事で、1992年(平成4年)に国の選択無形民俗文化財に選択されたました。
千葉県が選定の「ちば遺産100選」のひとつにもなっています。

早起きは大変ですが、早朝の寒い海に、地域の若者が各地区の色のたすきをつけ、入っていく姿を見学しようと集まる方も多いようです。

駐車場などの制限があると思いますが、木更津に古くから続く神事を体感してみてはいかがでしょうか。

開催日時
令和4年1月8日(土)
7時~

開催場所
金田漁業協同組合 水神宮前

注意事項
当日は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、マスクの着用、手指の消毒、検温などのご協力をお願いします。

1月7日の早朝、中島地区にある6つの町内の若者たちが、長い竹の先に御幣を付けた「梵天」と呼ばれる棒状の物を海底に立てる儀式である。
6つの町内にはそれぞれ「ワカイシュ(若い衆)」の組織があり、梵天立ても町内ごとに6つの組にわかれて行う。
梵天を立てる役割は、ワカイシュにその年新たに加わった者が中心となって担っており、町内の男子が成人する際の一種の通過儀礼となっている。

若者たちが梵天を立てる間、海岸では出羽三山の信仰者である行人(ぎょうにん)[注釈 4]が祈祷を行い、五穀豊穰や悪疫退散などを祈願する。

この行事は、元禄年間に村に降りかかった災難を出羽三山の威徳で解決したことに始まると伝えられている。
江戸幕府の船が金田沖で停泊した際に錨が盗まれ、疑いをかけられた漁師が濡れ衣を晴らすよう出羽三山の行者に願ったところ、盗まれたはずの錨が海中から浮き上がったとされ、その恩返しとして始まったのが「梵天立て」であるという。

この行事は、一種の成人儀礼に関わるものとして注目されるとともに、出羽三山信仰の具体的な姿をよく示すものとして貴重であることから「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択された。

Wikipedia

主催

中島区文化保存会
中島区長連合会

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