自立型防災タワーを設置 他【新千葉新聞】
- 2021/9/8
- ニュース
新千葉新聞2021年9月8日発行
自立型防災タワーを設置
蓄電池や投光器を収納、停電時の電源確保
木更津市避難所に 公民館等計16基
木更津市は、令和元年の台風被害を教訓にして、また、これから本格的な台風シーズンを迎えるにあたり、停電時に備え、避難所における電源確保などを目的に、今月6日(月)と7日(火)の2日間をかけて、『自立型防災タワー』を、市内の全公民館15館や金田地域交流センター「きさてらす」に各1基、計16基を設置した。
「自立型防災タワー」には、
▽リチウムイオン蓄電池(家庭用のコンセントで携帯電話やパソコン等の充電ができ、動力不要、CO2を排出しない)
▽折り畳み式ソーラーパネル(蓄電池専用、直射日光で最大限の効力を発揮)
▽防災ハンディライト
▽非常用投光器
▽ACアダプタ付きLED電球2セット
▽防災ラジオ
などが収納されている。
同自立型防災タワーを設置することにより避難所における停電時には、電源を確保することが出来、照明や携帯電話の充電等が可能になる。
また同タワーの扉には、「ドアを開けるとブザーが鳴ります。緊急時以外使用禁止」などの表示もあり、同施設利用者へ注意を呼び掛けている。
高点句1位に加藤法子さん
コロナ対策のもと互選や特別選者等
木更津市文化協会 市民俳句大会を開く
木更津市文化協会(会長・井野皆山)主催、令和3年度木更津市文化祭事業、「第45回市民俳句大会」が、5日(日)午後1時から、中央公民館(木更津駅西口前、スパークルシティ6階・第7会議室)で開かれた。
昨年に続き、落としもコロナ禍による様々な条件のなか、感染防止のため27人の少人数で行われた。
出席者による互選(一般選)で5句、特別選者の鈴木秀朗さん、貝原靖湖さん、川合憲子さんの3人がそれぞれ10句、主催者・文化協会の井野会長が10句を選んだ。
同点の場合は特別選者優先の上、受付順とした。
選句の結果、高点句1位には加藤法子さん(日の出町)の句が選ばれた。
高点句(代表句)は次の通り。
オンライン授業スタート
緊急事態宣言を受け、コロナ対策で
富来田中学校 タブレットを活用
木更津市立富来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数・92人)では、緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染予防対策として、タブレットを活用した「予防の呼吸 壱ノ型 オンライン授業」を行っている。
担当しているのは、情報推進リーダーの村山英駿教諭(29)。
教室の空席を、市松模様のように前後左右に人がいないようにするため、1クラスを半分に分けて授業を行った。
基本的に実験や自習を伴う授業以外、すべての授業でオンライン授業を実施している。
オンラインの授業を受けた生徒からは、「隣との距離が開いているし相談ができない分、自分で解決していかなくてはならないので、タブレットに集中して授業にも集中できた」、「クラスは離れていても、先生が分かったか、分からないか聞いてくれて、画面で手を挙げると、隣のクラスから先生が来て教えてくれるので安心した」、「画面の中で先生が自分に呼び掛けてくれた、不思議な感じがした」、「電子黒板なので字が大きくしたりして見やすかった」などという感想が寄せられた。
欠席している生徒についても、家庭で授業に参加することができた。
同校では、生徒の授業についての意見も聞きながら、オンライン授業の可能性を追求していきたいーとしている。
第28回優良従業員表彰
木更津商工会議所 推薦申込み受付中
木更津商工会議所(会頭・鈴木克己)では、会員事業所に永年にわたり勤務し、社業の発展と社業を通じて
地域経済の振興に尽くした優秀な従業員を事業者に代わって(1部負担有り)表彰する、「第28回有料従業員表彰」を実施する。
現在、今月24日(金)必着で対象者の推薦申込みを受け付け中。
従業員の勤労意欲の増進を図るため、ぜひ利用をと呼び掛けている。
表彰区分は2通り。
◎永年勤続表彰(算定基準・令和3年9月1日)=次に掲げる期間、同一企業に勤務した人。
▽10年以上
▽20年以上
▽30年以上
◎功労者表彰
▽業務に有益な発明、考案、発見、研究もしくは顕著な改良を成し業績向上に貢献した人
▽業績もしくは能力が優秀で、事業所及び商工業の発展に貢献した人。
表彰式は11月12日(金)午前10時30分から木更津商工会議所3階研修室(木更津市潮浜)で開かれ、表彰者には木更津商工会議所会頭による表彰状と記念品が贈られる。
また永年勤続30年以上の人は日本商工会議所会頭との連名で表彰される。
推薦方法は「推薦書」に諸事項を記入し、同会議所へ郵送、ファックス又はEメールのいずれかで申し込む。
選考の結果は10月中旬に事業所へ通知される。
推薦書は同会議所ホームページからもダウンロードできる。
申し込み・問い合わせは同会議所へ。
〒292-0838 木更津市潮浜1-17-59、TEL0438-37-8700、FAX同37-8705。
Eメールアドレス
http://www.kisarazu-cci.or.jp
木17、君11、4市計37人
6日県発表コロナ 県内は新規665人
県によると、君津地域では6日(月)、木更津市で17人、君津市11人、富津市8人、袖ケ浦市1人、計37人の新型コロナウイルス感染が確認された。
同日、4市が発表した感染者の合計は、県確認すより1人多い(木更津市分)38人。
年代別内訳の最多は40代の8人。
次いで20代が7人、50代6人、10代と30代が各5人、10歳未満4人、60代3人。
袖ケ浦市は5日(日)、長浦消防署に勤務する10代の男性職員(市外居住)=交代制勤務=が感染したと発表した。
3日(金)に発熱のため医療機関を受診して、PCR検査をした結果、5日に陽性が確認された。
1日(水)の勤務日に市民との接触はなかったが、同日勤務していたほかの職員について、げんざい、保健所で濃厚接触者等を調査中であることから、自宅待機としている。
現時点で消防署内に治貼付量を訴える職人はいないという。
なおマスクを着用し、パーテーション等による飛沫防止対策をして勤務していたが、同職員が所属する消防署内については消毒作業を実施しすでに終えている。
木更津市は6日、市内公立小中学校の感染発生情報の配信中止を発表した。
学校教育課によると、おれまで、健康危機管理対策本部からの感染発生情報と併せて、kょう行く委員会からも児童生徒の情報を配信してきたが、県の発表内容が変更され、児童生徒の感染状況を正しく配信できなことが予想されるためという。
今後は同対策本部からの発表のみとなる。
各市発表の感染者概要は次の通り。
【木更津市】
◎18人(男性・13人、女性・5人)
▽10歳未満・4人
▽10代・2人
▽20代・4人(うち1人千葉市保健所確認)
▽30代・2人
▽40代・3人
▽50代・2人
▽60代・1人
【君津市】
◎11人(男性・8人、女性・3人)
▽10代・1人
▽20代・3人
▽30代・2人
▽40代・2人
▽50代・1人
▽60代・2人
【富津市】
◎8人(男性・5人、女性・3人)
▽10代・2人
▽30代・1人
▽40代・2人
▽50代・3人
【袖ケ浦市】
◎1人(女性・1人)
▽40代・1人
同日現在の感染者累計は木更津市が1602人、君津市730人、袖ケ浦市592人、富津市が369人。
千葉県内では3人の死亡と663人の感染が判明。
1日当たりの新規感染者数が1000人を下回るのは8月1日(955人)以来26日ぶり。