地域防災の決意も固く 他【新千葉新聞】
- 2021/4/15
- ニュース
新千葉新聞2021年4月15日発行
地域防災の決意も固く
地引貞夫団長から新規・異動の95人に
木更津市消防団 団員に辞令交付式
木更津市消防団(地引貞夫団長)による「令和3年度木更津市消防団事例交付式」が9日(金)午後7時から、木更津市消防本部3階会議室で厳粛に、規律正しく執り行われた。
今年度の新規入団者18人と、昇格などのあった団員77人に、地曵団長から事例が交付された。
席上、地曵団長は、「今年度も自分たちのまちは自分達で守るという強い郷土愛の精神で、団員一丸となって地域防災の要として、地域住民の安全・安心のために尽力してもらいたい」と理解と協力を願った。
今エンドの木更津市消防団本部の組織体制は、団長1人、副団長4人、本部長8人、基本分団8分団、機能別分団2部、合計458人の団員で構成されている。
なお、消防団員は随時募集しており、入団を歓迎している。
問い合わせは、木更津市消防本部警防課消防団係TEL0438-23-9184へ。
西口再生等にと100万円
渡辺木更津市長 松島敬尚氏を功労者表彰
木更津市は13日、大阪府大阪市在住の松島敬尚(よしたか)氏へ「功労者表彰」を行った。
これは松島氏が今年1月26日、木更津市へ100万円の寄付を行ったことに対し、木更津市の表彰規定に基づき感謝の意を込めた「功労者表彰」。
松島氏は、木更津市役所駅前庁舎が所在するスパークルシティ木更津の運営を行っている(株)日本リートの代表取締役社長で、この寄付は松島氏個人からのもの。
同寄付は、「オーガニックシティプロジェクト、オーガニックなまつづくり、木更津駅みなと口の再生事業等に賛同し、応援します。木更津市民の皆様の多幸と、より良き未来を心より願います」のメッセージとともに寄付された。
表彰式には、松島氏の代理人、(株)日本リート不動産投資事業部チーファセットマネージャーの安野京志氏と、同時業務マネージャーの池田裕子氏が来庁。
市側は渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、石井宏典財務部長等が出迎え、渡辺市長が「ご寄付の趣旨に沿い市政発展のため有効利用させていただきます」などと感謝の言葉とともに表彰状を贈呈した。
高校生活への意気込み
第44回入学式で森章校長が式辞
拓殖大学紅陵高等学校 希望に燃え398人
桜の開花が早まり、新緑が目にまぶしい季節となった。
学校法人紅陵学院(理事長・鎌田淳一)拓殖大学紅陵高等学校(校長・森章)では、8日(木)に「第44回入学式」を挙行した。
盛り校長の式辞の中で、コロナウイルス感染防止対策として、規模を縮小(来賓・在校生のいない状態)し、時間短縮、手の消毒等徹底した対応について話があった。
新入生(398人)は、緊張した様子は見られたものの、各学級担任の呼名に、元気よく返事をし、紅陵高校の生徒の仲間入りをした。
また代表の佐藤愛(まな)さんが親友清智会の言葉として、これから始まる高校生活への抱負と意気込みを堂々と述べた。
盛り校長は、建学の精神である「人生開拓」について、具現化するための3つの校訓について説明し、これからの3年間は約1000日の修行・鍛錬・訓練の場であることを呼び掛けた。
そして、苦しいことや辛いことに直面した時には、前を向き自分自身を奮い立たせ、可能性を信じ、諦めずに立ち向かっていくことが大切であることを伝え、新入生を激励した。
また、家庭や知己との連携が不可欠であり、府警等には協力をお願いして式辞を締めくくった。
最後に、新入生への歓迎の意を込めて、効果の演奏(CD)を披露し、式典は幕を閉じた。
12日(月)からは、新入生対象のオリエンテーションが実施され、紅陵制として、修業が始まっている。
建学の理念「人生開拓」を心に置き、生徒の日々の鍛錬と今後の活躍に期待が寄せられている。
県大会出場校
春季県高校野球大会
春季県高校野球大会地区予選の全地区代表決定戦が13日で終了し県大会に出場する48校が出揃った。
第8地区は10、11日に代表決定戦が行われ、検体化に出場する5校が次の通り決まった。
◎代表決定戦
▽拓大紅陵10-0天羽(5回コールド)
▽志学館4-0袖ケ浦
▽木更津14-4君津青葉(5回コールド)
▽翔凜12-4暁星国際(7回コールド)
▽東海大市原望洋4-2市原中央
※お詫び=13日付の2試合を、2回戦から代表決定戦に訂正します。
料理で地産地消の活力を
大井雄一さん オーガニックなまちづくり
木更津市高柳在住で鎌足公民館などで料理教室講師を務めたこともある三心庵、大井雄一さん(40)が、昨年から「身近な食材で創意工夫すれば、誰にでも家庭ですぐに作れる料理レシピ」を木更津市内の公民館だよりで紹介してきた。
大井さんは『食べることは生きる力。明日の活力になる』をモットーに、木更津市は掲げている『オーガニックなまちづくり』にもオーガニックアクションパートナーとしてm『料理で地産地消の活力に貢献したい』と、市内の旬の食材を利用することで「木更津産食材のブランド力・認知度の向上」「家庭・家族での食事推進」「旬の野菜利用による健康維持」を目指している。
このほど、木更津市役所地方創生推進課オーガニックシティ推進係の職員とも話し合いの場を持った。
また、大井氏は、「まだコロナ禍で公民館での料理教室は開催できないが、公民館だより等を通じて簡単レシピの発信をしていくことで、行政と農業、市民の健康を料理でつなげたい。今後も木更津市役所オーガニック推進室ホームページ掲載や、木更津市立中央公民館の水越学館長、文京公民館の簑島正広館長、料理教室を行った鎌足公民館の佐藤千明館長などの協力をいただいて、木更津市内全公民館にレシピを置いていただけるようにお願いしている」と語った。
木更津2、君津・富津各1
13日県発表コロナ 県内は新規62人
県によると13日、君津地域では木更津市で2人、君津市と富津市で書く1人の新型コロナウイルス感染が判明した。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽50代会社員男性①不明②12日
▽10代学生女性(無症状)①その他②12日
【君津市】
▽40代会社員男性(無症状)①同居家族②12日
【富津市】
▽80代無職女性①同居家族②12日
地元の同日の累計感染者数は、木更津市が475人、君津市が154人、富津市が62人に増え、袖ケ浦市は187人。
県内では5人の死亡と、62人の感染が確認された。
同日現在における県内の感染者数は30911人、死亡者数は594人となっている。
マスク着用でお参りを
地元の神社仏閣へ
新年度を迎え、各事業者や団体、個人でも多くの参拝者が神社仏閣を訪れ、お祓いを行け、祈る姿が見られる。
神社は古来より、その時代に流行る疫病の退散や自然現象による災害など「災厄」を祓い、鎮静祈願をし、人々の気持ちを祓い癒してきた。
地元の各神社ではコロナ禍2年目となり、様々な感染防止策をとりながら参拝者の安心・安全に心を配っている。
神社関係者は、「日々参拝する人々もこの事態の1日も早い収束を祈願していることと思いますが、参拝の折には、マスク着用、手指の消毒、人と人との距離を保ち、会話などは控え、静かにお参りしていただきたい」などと呼び掛けている。