洪水浸水のリスク理解 他【新千葉新聞】
- 2021/2/16
- ニュース
新千葉新聞2021年2月16日発行
洪水浸水のリスク理解
木更津市WEB版 防災ハザードマップ公開
木更津市は、作成中の『WEB版防災ハザードマップ』のうち、洪水浸水のハザードマップが完成したため、今月10日よりWEB上で先行公開している。
『WEB版防災ハザードマップ』作成は、風水害、土砂災害などの自然災害へのリスクを理解してもらうことを目的に取り組んでいるもの。
公開中のデータは、
①小櫃川洪水浸水想定区域図(想定最大規模、浸水継続時間、計画規模、氾濫流、河岸浸食)
②矢那川洪水浸水想定区域図(想定最大規模、推進継続時間、計画規模、河岸浸食)。
主な機能として、
①自在な画面操作と住所検索機能=地図のズームイン・アウト、スクロールや住所検索により、目的地修絵hhを詳細に確認できる。
②印刷機能=目的地修絵hんを好みの縮尺で印刷して、自分専用のハザードマップを作成できる。
③位置情報の取得(位置情報を取得できる端末のみ)=位置情報の取得により、現在地が表示され、避難所等までの距離を確認できる。
なお、洪水浸水以外の災害リスク(土砂災害、津波
、高潮、地震の揺れやすさ、ため池決壊等)については、ことし3月末までに公開される予定。
富士見通りを無電柱化に
学校給食に有機米等、波岡公民館空調改修
木更津市当初予算 新規事業等概要③
10日に発表された木更津市の「令和3年度の当初予算」一般会計のうち、新規事業等概要の続きは次の通り。
【土木費】
▽パークベイプロジェクト推進事業費(JP木更津駅西口から木更津港へ向かう富士見通り歩道改良)・8000万円(国2750万円、債2020万円、市3230万円)=けいかんけいせいのこうじょうやさいがいにつよい歩行空間を形成するため、無電柱化を推進し、富士見通りの集客や回遊性の向上を図る。
▽岩根地区排水路整備事業費・3600万円(市同額)新規=近年の想定外の降雨により、道路冠水が発生している地域の雨水管渠を整備し、浸水被害を防ぐ。
▽景観形成推進事業費・500万円(市同額)=富士見通りの沿道の景観形成重点地区の指定に向け、駅とみなとをつなぐ新たなストリートとして、にぎわいと緑のある景観を目指すためのガイドライン作成を実施する。
▽空家再生等推進事業費・900万円(国450万円、市450万円)新規=空家等対策を推進するための「空家等対策計画」を改訂するため、空家実態調査を実施する。
【消防費】
▽小型動力ポンプ付積載車購入費・950万円(県943万3千円、市67000円)=老朽化した消防団の小型動力ポンプ付積載車を最新型に更新し、消防力の充実強化を図る。
▽消防施設耐震診断事業費・700万円(国218000円、市678万2千円
)=高柳出張所、消防団詰所の耐震性能の有無を確認するため、耐震診断を実施する。
【教育費】
▽岩根西中学校渡り廊下改築工事費・1935万円(国1400万円、市535万円)しんき=等級化した鉄骨造平屋建ての渡り廊下の改築を行う。
▽波岡公民館空調改修事業費・3430万円(市同額)新規=老朽化や台風の影響により故障中の空調設備を改修する。
▽学校給食を活用した有機米供給促進事業費・600万円(市同額)=しが清算促進の取組をしている農薬・化学肥料不使用毎を学校給食に提供する。
(終)
袖ケ浦2人、富津1人感染
13日発表コロナ 県内は新規98人
県によると13日、君津地域4市では袖ケ浦市で2人、富津市で1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市と君津市からは出ていない。
13日現在における地元各紙の累積感染者数は、袖ケ浦市が161人、富津市が43人に増えた。
木更津市が387人、君津市が128人。
木更津市の特別養護老人ホーム「波岡の家」では、新たに職員1人(袖ケ浦市在住)の感染が確認され、同施設の感染者総数は80人となった。
また、同施設の入所者1人の死亡も発表された。
死亡したのは80歳代の女性(木更津市在住)。
同施設で療養し体調変化後に入院、酸素投与を受けていたが12日に亡くなった。
同施設では、入所者及び職人の健康と安全を最優先に考慮し、保健所及び協力医療機関と連携して管内対策などを講じている。
木更津市では、県・君津保健所と連携し必要な対応を適切にとっていくとしている。
感染者概要は次の通り。
①推定感染経路②発症日③検査確定日④発症2日前からの行動歴
【富津市】
▽70代自営業女性①不明②10日③11日④自宅、職場、医療機関
【袖ケ浦市】
▽40代男性①クラスターが発生した市原市内の事業所従業員②6日③10日
▽40代男性①特養老「波岡の家」職員②7日③10日。
県内では患者13人の死亡と、98人の感染が判明した。
1日あたりの何晏線判明が100人未満となるのは4日ぶり。
13日現在の県内の感染者洲は24476人、死者数は344人。
宮城・福島で震度6強
東日本大震災の余震 君津地域は震度3
13日午後11時7分頃、福島県沖を震源とする大きな地震があり、宮城県は福島県で最大深度6強を観測し土砂崩れなど交通網に多大な影響を与えた。
気象庁によると、震源の深さは約55キロ、地震の規模を示すマグネチュードは7.3と推定される。
津波の心配はなかった。
茨城。栃木、埼玉の、各県等で震度5、その他広い地域で震度4を観測、東京都や千葉県(浦安市等)も震度4。
君津地域の木更津等は震度3だった。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の余震とみられており、今後1週間位は強い地震に注意してほしいとしている。