地域振興や災害対応等 他【新千葉新聞】
- 2020/10/16
- ニュース
新千葉新聞2020年10月16日発行
地域振興や災害対応等
木更津市の富来田地区まちづくり協議会
競技かい10人が出席 渡辺市長に要望書
木更津市の富来田地区まちづくり協議会(石井恵一会長)は15日、木更津市役所駅前庁舎に渡辺芳邦市長を訪問して、「富来田地区要望書」を渡辺市長に提出した。
市庁舎を訪れたのは、石井会長、副会長の保坂貞雄氏(富来田地区区長会会長)・池田守一氏(同地区社会福祉協議会長)・小倉秋男氏(武田堰土地改良区理事長)・渡邉義明氏(青少年健全育成会議会長)・佐久間ひろし氏(富来田商工会長)・佐久間登氏(交通安全協議会富来田支部長)、事務局の山口歌子さんのほか、同地区選出市議の三上和俊氏・佐藤修一氏も同席した。
木更津市からは、渡辺市長、田中札子副市長、高浦浩蘇武部長、山口芳一企画部長、江尻益男環境部長、佐伯浩一経済部長、土屋文孝都市整備部長、地曵文利市民部長など多数が出席した。
同協議会では、日ごろから「地域でできることは地域の力で」を合言葉に、地域のまちづくりを積極的に展開しているが、次年度に向け市の施策や予算などの審議が開始されるこの時期に、地域の課題等を市に報告し、住民が安心・安全に住み続けられるとともに、次代を担う子供たちが地域に希望を持てるようにとの願いを込め、課題解決への対応を願ったもの。
要望書の内容は、「地域振興」「環境保全」「人口減少に伴う高齢者の生活支援」など、県政・市政への助成及び助言を求める継続的希望9項と、災害時への対応に関する新規要望1項の計10項目。
渡邉市長は、ひごろからの結束した地域力での市政への様々な協力に感謝するとともに、同要望書をよく読ませてもらうなどして、十分精査し、来年2月ごろ、各部署からの詳細説明などを行うことを約束した。
意見交換では両市議などから、富来田地区の今後、未来展望等について、明確な希望ある対応を求めた。
要望は次の通り。
【継続要望】へ県政への助成及び助言を求める要望で、
①2級河川小櫃川水系河川の整備・維持管理、
②農業振興対策・有害鳥獣対策、
③企業誘致について(市への要望)、
④残土埋め立てに係る注視・巡回
⑤児童・生徒の通学路(非道)工事の促進
⑥「ゾーン30」の速度制限覆行
⑦都市計画道路等の早期整備促進
⑧JR馬来田駅前絵の「交番設置」と駅ボランティアへの助成について(市への要望)
⑨自家用車優勝旅客運送の運送先拡大について(市への要望)
【新規要望】は
災害時における市指定避難所の住民への周知、予見に基づく早期の避難命令、避難所開設時の必需品備蓄について。
新型コロナ対策関連など
きょう16日 木更津市議会臨時会
木更津市議会は、「10月臨時会」を、きょう16日(金)午前10時から、会期1日間の日程で開催する。
上程議案は「令和2年度一般会計補正予算(第6号)」1件のみ。
一般会計補正予算(第6号)の内訳は、
新型コロナウイルス感染症対策として、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を充当していた事業で大きく施行残が生ずることが予測される事業費を減額し、感染症予防対策、経済対策など早期に予算化し、高カテキン交付金を活用するため、歳入歳出予算の総額にそれぞれ金額を追加するもの。
主な歳出事業では、総務費や民生費、衛生費、商工費、消防費、教育費など市独自施策が15事業含まれている。
特に教育費では、市内全公立小学校・中学校に感染症予防のため新型コロナウイルス感染症対策事業費として、トイレ、教室入り口などに消毒液、せっけん液などノータッチで使用できるディスペンサーを設置するための経費が計上される。