市の芸術文化振興に功績 他【新千葉新聞】
- 2020/9/30
- ニュース
新千葉新聞2020年9月30日発行
市の芸術文化振興に功績
木更津市から 竹内幸さんに表彰状
木更津市は28日、市内在住の書家・竹内幸さん(君津地方書道協会顧問)に対し、「木更津市の芸術文化振興に多大な功績」があったとして表彰状を贈呈した。
これは、竹内さんが所蔵していた書道の師、木更津市名誉市民の千代倉桜舟氏の諸作品2点を寄贈したこと(令和2年6月23日寄贈、既報)に退位して行われたもの。
誌に送られた作品は桜舟氏から譲り受けた、
▽『波』「光のことばで話している」(吉田加南子の詩、横182センチ、縦57センチ)、書道界4人目となる毎日芸術賞受賞作品。金田地域交流センターの2階に展示。
▽『真実一路』「真実一路 平原一路にいのちもえ おのれみつめてひとすじにゆけ」(大澤雅休の短歌、横175センチ、縦65センチ)。木更津消防本部庁舎に展示。
これらの2作品は共に近代詩文書、大画仙紙半折に描かれている。
表彰状贈呈式には、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高澤茂夫教育長、岩埜伸二教育部長、小高幸男文化課長が出席して敬意を表した。
渡邉市長は「寄贈された作品が、それぞれの施設で多くの市民の皆さんや、消防署員等に鑑賞してもらっており、心身の情操などに有効活用させていただいております」などと御礼の言葉を述べ、貴重な作品の寄贈に感謝した。
竹内さんは「思いもかけず表彰状をいただき感謝しています。芝らしい施設に展示していただき、桜舟先生もきっと喜んでくださっていると思います」などと挨拶した。
県民の財産と生命を守る
県内の警察署から2人の女性も受賞
県民の警察官 榎本浩一警部補 木更津署
県民の財産と生命を守るため、日夜職務に励む警察官の根が年の攻勢をたたえる「第51回千葉県民の警察官」表彰の選考委員会が28日、千葉市のホテルで開かれ、県内の警察署(本部)から3人(うち2人女性)が受章者に選ばれた。
主催は産経新聞社、主管は県警本部、千葉県や県公安委員会などが後援している。
選考委員会には、千葉滋胤元千葉銀行仏頭取ら選考委員に加え、敦沢洋司警務部長ら県警幹部が出席。
実績や県民からの信頼などを総合的に考慮し、厳正に審査が行われた。
受章者は次の通り。
▽木更津署交通課指導支援係長、榎本浩一警部補(58)=勤続39年のうち、交通部門で18年間勤務し、ひき逃げ事件捜査のエキスパートおとして、悲惨な死亡ひき逃げ事件や、立件が困難な危険運転致死傷事件の捜査に携わった。
平成31年に木更津市内で発生した小学生が被害者となった死亡事故でも遺品を整理した。
▽刑事部鑑識課企画係長、落合弘美警部補(59)=捜査用似顔絵の指導官
▽生活安全部広報啓発係長、永田裕子警部補(50)=よくし隊レディあおぼーし隊結成
統合から2回目の運動会
元気よく活気に満ち溢れた競技展開
富来田小学校 規模縮小して開催
富来田小学校統合から2回目となる運動会、-規模縮小にも負けず盛り上がる-
木更津市立富来田小学校(校長・相場明彦、児童数173人)では、「令和2年度富来田小学校運動会」を、予定していた9月25日(金)が雨天中止のため、同月28日(月)に延期して実施された。
「運動会」は、新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小(午前8時30分から正午まで)して開催、来賓など外部の来場を見合わせ、保護者は最終学年である6年生の保護者各家庭1人のみが入場できるようにして行われた。
規模を縮小した形で行われた運動会であったが、児童たちは、そんなことも吹き飛ばすぐらい元気よく、活気に満ち溢れた運動会となった。
競技は5年生個人種目「GO!GO!GO!」から始まり、最後は応援合戦、低・高学年選手リレーで協議を締めくくった。
千代嵐勝越し
大相撲秋場所千秋楽
大相撲秋場所(両国国技館)は27日が選手楽だった。
優勝は、関脇・正代(しょうだい、熊本県出身、時津風部屋)。
13勝2敗、初優勝。
今場所では、初日から不在の白鵬、鶴竜の両横綱はじめ、13人もの関取が休場(再出場らを含む)した。
郷土力士で幕下トップに位置する、木更津市出身、幕下・千代嵐(九重部屋)は、5勝2敗で勝ち越しを決めた。
千代嵐は4日目から白星を重ね、12日目まで5連勝。
10日目の4連勝でも早くも勝ち越しを決めた。
君津市出身の序二段・雅(二子山部屋)は2勝5敗で負け越した。
11月場所は新型コロナウイルスの影響で通常の福岡国際センターから両国国技館に会場が変更され、11月8日に開幕する。
木更津市の職員が感染
新型コロナウイルスの感染者 君津は新たに2人
県の発表によると、28日に、君津市でいずれも50歳代の女性会社役員と無職女性の2人の新型コロナウイルス感染が確認された。
君津市で感染者が判明したのは今月5日以来で計19人になる。
無職女性は21日に発症、26日検査確定(陽性判明)。
発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
女性会社役員は26日発症、同日検査確定(陽性判明)。
検体採取2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
2人は友人同士で、既に要請が判明している市原市の50大治盛業女性の家で21日に行われた数人での会食に参加していた。
自営業女性と女性会社役員は23日に女性会社員宅でも会食しており、県は一連の会食で感染が広まった可能性が高いとみている。
また、木更津市は28日、朝日庁舎に勤務する、市民部の40代の女性職員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。
同市の感染者は計50人になる。
女性職員が25日(金)に医療機関を受診する2日前からの行動歴は、
▽23日(水)通常勤務
▽24日(木)通常勤務
▽25日(金)出勤なし。発熱、のどの痛みにより医療機関受診
▽26日(土)出勤なし。自宅療養、
▽27日(日)出勤なし。自宅療養、
▽28日(月)出勤なし。県内患者濃厚接触者として保健所より連絡あり。
PCR検査で陽性判明。
木更津市によると、職員がマスク着用をし、パーテーションによる飛沫防止策を講じていたことから、職員が対応した来朝者については、農耕接触には該当者がいなかった。
28日、当該職員が所属する執務室内及び共有エリアの消毒を実施済み。
市役所は通常通り業務を継続する。
詩では、これまでも感染防止対策を徹底していたが、引き続き、感染防止に努めるとしている。
17日までに回答を
「かたり調査」に注意 国勢調査を実施
総務省では、令和2年10月1日(木)を基準日として、「令和2年国勢調査」を実施している。
君津地域4市でもすでに調査票を各戸に配布する作業を行っているが、10月7日(水)までに回答をしてほしいと周知を図っている。
調査員は、顔写真のついた「調査員証」を携行し、「調査従事用腕章」を付けている。
国勢調査では、所得や貯金などを調査することはなく、調査員が銀行の口座番号やクレジットカードの暗証番号などを聞くことは絶対にない。
各市の事務局では、「調査員」を装った「かたり調査」に十分注意してほしいと呼びかけている。
なお、万が一、10月1日を過ぎても調査票が手元に届かない場合や、不審な訪問しゃうあ電話があった場合じゃ、市役所担当課への連絡を願っている。
各市の国勢調査に関する連絡先は、
▽木更津市=TEL0438-22-47741。
▽君津市=TEL0439-56-1780。
▽富津市=TEL0439-80-1209。
▽袖ケ浦市=TEL0438-62-1212。
社会福祉にと
ヒラノ商事が寄付
木更津市潮浜1-17-106、ヒラノ商事株式会社は今月24日、社会福祉事業に役立ててほしいと74387円を、社会福祉法人気sらづ社会福祉協議会に寄付した。
同社による同様の寄付は毎月のように行われている。