児童らタイムカプセルも他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年1月31日発行

児童らタイムカプセルも

木更津市制施行80周年記念事業
かずさ1号公園『鎌足桜』の植樹祭

木更津市では、市制施行80周年記念事業として、～桜の講演で歴史と未来を楽しむ1日～木更津市指定文化財『鎌足桜』の植樹祭を28日（土）、かずさ1号公園（鎌足さくら公園）で開催した。
これは、木更津市の文化財であり、歴史ある鎌足桜の植樹により市制施行80周年を祝い祈念するとともに、20年後の市制施行100周年に向けて、地元の鎌足小・中学校の児童・生徒約130人から20年後の自分に宛てた「未来へのメッセージ」などをタイムカプセルに入れて埋設し、未来へ届けた。
式典会場は前日の寒波で枯芝の上にうっすら雪が残っていたが、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、重城正義市議会技量、鎌足小学校・泉隆史校長と全校児童92人、鎌足中学校・佐々木伸司校長と全校生徒44人、鎌足桜保存会（会長・田中幸子副市長）、地元自治会・各種団体の代表、地域住民など多数が参加した。
渡辺市長は、同公園に10年前の市制施行70周年記念として植樹した鎌足桜の苗木の成長に思いをはせながら、「今日皆さんが植えてくれる鎌足桜の今後の生育と、この公園が多くの皆さんに愛される公園となる様見守って下さい。みなさんの20年後の成長も楽しみにしています」などと挨拶、多くの来場を歓迎した。
重城市議会議長も、日ごろから鎌足桜保存会や地域住民の地域愛・地域力を結集した活動に敬意を表し、同地区の益々の発展と地域住民の多幸を願い祝辞を述べた。
この後、鎌足桜の成木3本が、式典参列者で植樹され、タイムカプセルが埋設された。
植樹に参加した鎌足中の女子生徒は「緊張したけど、祝寿賀でき嬉しかった。花が咲いたらきっと見にきます。木の成長も見守りたい」などと話してくれた。
タイムカプセルは20年後の市制施行200周年記念事業の中で掘り起こし開披する予定という。
廣部教育長は「20年後には小学1年生は27歳、中学3年生は35歳になっている。それぞれが木更津市を担う人材になっていてほしい」と児童・生徒の成長に期待を込め植樹を見守った。
式典後、地元のホテルや飲食店、住民有志などが出店して、自慢料理や手づくり品、焼き芋などの販売を行ったほか、昔あそび（竹とんぼ・竹馬・お手玉・竹鉄砲）、丸太ひきなどの遊びや、竹トンボの和0句ショップも行われた。
同会場の電源は、防災時やイベント等で電源がとれる木更津市の公用車「電気自動車」が活用された。

ミス日本酒（Miss　SAKE）

グランプリ1人、準グランプリ2人決める
龍宮城スパホテル三日月で初の千葉大会

Miss　SAKE千葉県代表選考会実行委員会（実行委員長・小髙芳宗（株）ホテル三日月代表取締役社長）は、千葉県大会として初めての「2023ミス日本酒（Miss　SAKE）千葉大会」を、2月4日（土）午後4時から同5時30分（予定）、龍宮城スパホテル三日月・富士見亭「富士の間」（木更津市北浜）で開催する。
共催は一般社団法人Miss　SAKE、後援は千葉県、千葉県観光物産協会、ちば国際コンベンションビュートー、千葉県酒造組合、木更津市。
花キューピットちば、写楽館、宝家協力。
ブランドパートナーは（株）ホテル三日月。
今回が初開催となる千葉大会には、190人の応募が寄せられた。
1次審査（書類選考）、2次審査（面接選考）を経て、当日、グランプリ1人、準グランプリ2人が決定する。
審査委員長は山東昭子（参議院議員）、審査委員は渡辺芳邦（木更津市長）、磯部里沙（2022Miss　SAKE　Japanグランプリ）、小髙芳宗（（株）ホテル三日月代表取締役社長）の各氏。
グランプリ及び準グランプリ受賞者には、日本酒を通じて千葉県の魅力を発信するイベントや特産品、工芸品などのPRや、ミス日本酒（Miss　SAKE）及びミス日本酒（Miss　SAKE）千葉が開催する日本酒イベントへ参加する。
なお、グランプリ受賞者はMiss　SAKE　Japan　最終選考会（開催日・6月23日、会場・ウエスティン都ホテル京都）に出序数瑠権利を獲得する。
ミス日本酒（Miss　SAKE）は、一般社団法人Miss　SAKE（東京都港区、代表理事・大西美香）が、伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身に付けたアンバサダーを選出する目的として2013年にスタートし、2022年まで9代のMiss　SAKEが誕生している。
問い合わせは実行委事務局（龍宮城スパホテル三日月）TEL0438‐41‐8111。

志学館4種目で頂点に

県高校新人少林寺拳法大会が成田で
関東や全国大会へ　男女の自由単独演武等

県高校新人少林寺拳法大会がこのほど、成田市中台体育館で行われ、男女共に団体演武、自由演武、自由単独演武、規定組演武、規定単独演武の5種目で競った。
君津地域からは志学館が出場し男女の自由単独演武と男子自由組演武、女子規定組演武の4種目で頂点に立った。
学校対抗の部は男女とも桜林が優勝。
同校は男女団体など6種目を制した。
単独、組の3位まで、団体の2位までは関東選抜大会（実施済）に進出。
各種目の1位は全国選抜大会（3月24～26日、香川県善通寺市）に出場する。
志学館の成績及び上位入賞者は次の通り。
【男子】
▽団体演武
②Aチーム＝関東選抜大会出場
③Bチーム
▽自由組演武
①菅沼洋平、安藤利玖＝全国選抜、関東選抜出場
③小林洋介、関根一志＝関東選抜出場
▽自由単独演武
①杉原陸＝全国選抜、関東選抜出場
▽規定組演武
②今関奏太、大山凌空＝関東選抜出場
【女子】
▽団体演武
②Aチーム＝関東選抜出場
▽自由組演武
③浅野瑞希、柴田真奈＝関東大会出場
▽自由単独演武
①辻そら＝全国選抜、関東選抜出場
②鈴木さくら＝関東選抜出場
▽規定組演武
①高橋乃彩、栗田彩帆＝全国選抜、関東選抜出場
②勝本美咲、田中紅葉＝関東選抜出場
▽規定単独演武
③花田彩音＝関東選抜出場

親子向け打楽器コンサート

未就学児の入場可　新野将之パーカッション

プロの打楽器奏者による未就学児の入場可能な親子向けコンサート『ぽこぽことんとん、みんなで奏でよう！3才からの新野将之（にいの　まさゆき）パーカッションコンサートin木更津』が、2月4日（土）午前11時（会場10時30分）から、木更津市民会館中ホールで開かれる。
「子どもが騒いじゃうから、クラシックコンサートなんて・・・」とあきらめていた人も安心して来場できるコンサート。
木更津市・同市教育委員会主催、（一財）地域創造共催、（一社（日本クラシック音楽事業協会制作協力。
新野氏は国立音楽大学打楽器科を首席で卒業し、矢田部賞を受賞。
現代音楽及びクラシック音楽を主たる領域としつつ、朗読やパントマイムといった他分野の表現手法を取り入れたパフォーマンスを行うなど、独創的な活動を展開している。
当日は開演に先立ち、10時からロビーで未就学児（3歳～6歳のコンサート鑑賞者限定）を対象に「楽器づくりワークショップ」も開かれる。
コンサートではボディーパーカッションやワークショップで作った楽器で一緒に演奏を楽しむ。
曲目は「トルコ行進曲」「カンバセーション」「マンボのビート」。
そのほかミュージックシアター「うんぽーこ」等。
問い合わせは文化課　TEL0438‐23‐5309。

県2000人

29日のコロナ感染

県内で29日（日）、新型コロナウイルスに新たに2000人が感染し、17人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の日曜日と比べ1175人減少し、12日連続で前週の同じ曜日を下回った。
同日現在の感染者累計は142万4247人、年代別では30～39歳が300人で最多。
新規クラスター（感染者集団）は9件確認された。
28日（土）の感染者数は2505人、死亡12人。
感染者数が前週の土曜日から1228人減った。
クラスターは8件発生し、君津地域では君津市内の高齢者施設で6人が感染した。