新千葉新聞2022年9月30日発行

アクアコインで活性化

電子地域通貨を活用して地域経済盛上げ
木更津市へ寄付　宮沢義夫氏が500万円

君津振興組合　理事相談役（前理事長）の宮澤義夫氏は29日（木）、木更津市役所を訪れ、木更津市に「電子地域通貨『アクアコイン』の活用による地域経済の活性化に役立ててもらいたい」と、500万円の寄付を行った。
市役所駅前庁舎8階・市長応接室で行われた寄付採納式には、宮澤義夫君津信用組合知事相談役と平柳利一常務理事が出席。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、佐伯浩一経済部長、伊藤昌宏経済部次長など出席し敬意を表した。
席上、宮澤理事相談役は、「半世紀以上にわたり君津信用組合に勤務し、後半の10年間は理事長、常勤理事として26年か務めてきた。座右の銘は『新たな地域の皆さんとの貴重な出逢いが私の財産だ』。非常勤の相談役についても力を尽くしたい。地域経済を見てみると、コロナ禍で依然として中小企業や零細企業は窮地に立たされている。理事長在任中が地域の多大な支援と協力をいただいた。退任（6月30日）記念の地域貢献として、このたび寄付させていただく。積極的なアクアコインの更なる継続や地域経済の活性化に少しでも役立てていただければ幸いです」などと挨拶した。
続いて、宮澤氏か渡辺市長に寄付目録が手渡された。
寄附を受け渡辺市長は、「地域密着型の君津信用組合の理事長を長年務められ、字もt企業の経営改善に尽力された。平成30年（2018年）10月から、市、商工会議所とともにアクアコイン事業に心強いスタートを切ることができた。今では更新の皆さんがそれを生かしながら進めている。人材育成や企業のPRにとって有効なものはないかと思う。この浄財はアクアコインの活用による地域経済の活性化に有効活用させていただきます」と深く感謝した。

大賞を君津信用組合受賞

全国信用組合中央協会　しんくみブランド表彰

全国信用組合中央協会は22日、地域経済の振興に寄与した取り組みを評価する「しんくみブランド表彰」の第2回の結果を発表し、大賞に、君津信用組合（木更津市）の「電子地域通貨『アクアコイン』を通じた地域活性化」を選出した。
自治体や経済界と協力し、スマートフォンアプリによるQRコード決済サービスを2018年に開始。
商店街での消費拡大や観光客誘致につなげたことを称えられた。
宮澤義夫前理事長などが始めた事業で、その努力が認められた。

木更津市文化祭将棋大会

木更津市立中央公民館多目的ホールで
一般の部と小人の部　参加者を募る

将棋の第11代丸山忠久名人が酢だった伝統と歴史のある将棋大会、「木更津市文化祭将棋大会」が10月30日（日）午前10時（受付9時）から、木更津市立中央公民館多目的ホール（JR木更津駅西口前、アクア木更津B館3階）で開かれる。
一般の部と小人の部の2部門。
現在、参加者募集中。
締め切は10月16日（日）午後5時（必着）。
木更津市文化協会主催、日本将棋連盟木更津支部・NPO法人将棋普及協会ちば主管、日本将棋連盟君津大和田支部協力。
対局方法は、リーグ戦のあとトーナメント戦。
一般の部は25分切れ負け、小人の部は15分切れ負け。
対局種別はクラス別（自己申告）で、一般の部が
▽Aクラス（4段以上）
▽Bクラス（2弾～3段）
▽Cクラス（初段以下）。
小人の部は
▽中学生
▽小学校高学年（4年生以上）
▽小学校低学年（3年生以下）
小学校低学年は保護者同伴。
中学生以下での一般の部へ参加を希望する場合は参加費他すべて一般扱いとなる。
参加費は一般の部が1500円（弁当付）、小人の部無料（弁当持参）。
一般の部優勝・準優勝・3位、小人の部優勝・準優勝・3位に、それぞれ「賞状と商品が贈呈される。
参加希望者は「NPO法人将棋普及協会ちば」のホームページ（木更津将棋COM）の申し込みフォームから（氏名・所属団体＜支部または学校名・学年＞・対局種別・住所・電話番号を明記）、又は参加申込書に必要事項を記入し主管・協力団体へ直接申し込む。
問い合わせは、「NPO法人将棋普及協会ちば」事務局の松本璣さんへ。
電話080-6687－5192。
なお、参加者はマスク・フェイスシールドの着用が必要。
また中止する場合もあるので、大会前日もしくは前々日の「NPO法人将棋普及協会ちば」のホームページの申し込みフォームで確認をと。

課題解決へ提案を発表

君津信用組合『経営診断報告会』

君津信用組合（「本店・木更津市潮見）で24日、同組合企業支援顧問の小林克氏が専任教員を務める日本興業大学専門職大学院技術経営研究科「第5期中小企業診断士東特養成課程」の診断実習における『経営診断報告会」が開かれた。
4階大会議室での報告会には、診断対象企業として協力した南総電気株式会社から代表取締役の近藤雅文社長らが出席。
今年創業65年を迎え、「100年企業」を目指す同社に対して、院生7人が数回にわたる訪問診断を踏まえ、様々な角度からの経営課題の抽出と課題解決のための解決策の提案を発表した。
同社の近藤社長は、「当社に対する客観的な評価と有益な気づきを頂き、とても感謝している」とコメントした。
同組合では、地域の事業者に対する伴走支援コンサルティングの取り組みに注力しており、職員が事業者のもとへと直接出向き、資金繰り支援や売上対策、経費削減、多角化などの本業支援に積極的に取り組んでいる。

市民野球熱戦

市営、江川両球場でC級1部と2部

「木更津市市民野球大会」（木更津市野球連盟主催）は18日と25日、市営、江川両球場で、「C級1部秋季大会」準決勝1試合と、「C級2部秋季大会」1、2回戦6試合が行われた。
18日は途中からの悪天候（強雨・カミナリ）により試合が中断され、2試合目以降は中止となった。
なお、「C級2部夏季大会」決勝（WINS-マイペース）は10月9日、「C級1部秋季大会」決勝は11月13日に予定されている。
結果は次の通り。
【C級1部秋季大会】
◎準決勝
▽清見台Family5-1BOSS
【C級2部秋季大会】
◎1回戦
▽WINS13-2GGフェニックス（5回コール訴）
▽クラブソーダ5-4Cats　eye
▽ツーカーズ12-2ドリームボーイズ（3回コールド）
▽クローズ7-1中央ファイターズ
◎2回戦
▽二階堂3-2全軟会アイトサイダーズ
▽DRUNKERS（不戦勝）-高田工業所

県内では新たに1900人

28日発表コロナ　地元でクラスター

県内では28日、新たに1900人が新型コロナウイルスに感染し、9人が死亡したと発表された。
前週の水曜日から967人減少した。
同日現在の県内における累計感染者数は944114人に。
新規句rスター（感染者集団）は県内各地で発生。
このうち君津地域関係は、
▽袖ケ浦市の高齢者施設「グループホームならわの家」（7人）
▽同市の障害者施設「袖ケ浦学園」（11人）。
※県が市町村別の感染者数の八っ票を取りやめたことに伴い、今後は県と3市の保健所が把握した数を掲載。

地元力士勝越し

大相撲秋場所成績

大相撲秋場所（東京・両国国技館）は25日が千秋楽だった。
有償は平幕・玉鷲（モンゴル出身、片男波部屋）で2度目。
成績は13勝2敗。
強度力士の幕下・千代嵐（木更津市出身、九重部屋）は4勝3敗で勝ち越しを決めた。
序二段・雅（君津市出身、二子山部屋）も4勝3敗で勝ち越し。
九州場所は11月13日、福岡国際センターで初日を迎える。
郷土出身の力士を応援しよう。

被覆いアーク溶接技能

ポリテクセンター君津　受講生を募集中

千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター「ポリテク君津」（君津市坂田428）では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練（能力開発セミナー）を行っている。
現在、11月8日～10日に開講する溶接・熱処理技術分野「被覆いアーク溶接技能クリニック（板材溶接編）」（学科1に李＋実技2日）の受講生を募集している。
詳細は次の通り。
◎日時＝11月8日（火）、9日（水）、10日（木）の3日間（計18時間）、午前9時10分～午後4時。
※実技のみのコースは9日、10日。
時間は同じ。
◎対象＝被覆いアーク溶接作業（手溶接）にこれから従事する人、または現在従事している人。
◎内容＝被覆いアーク溶接の知識、溶接条件
▽下向き、立向き、横向き溶接（板材）
▽製品の評価方法（外観試験、曲げ試験）
▽問題点の把握と解決方法
◎会場・講師＝ポリテクセンター君津
◎持参する物＝筆記用具、作業服（長袖）、作業帽（またはヘルメット）、安全靴。
※普段使用している工具、保護具の持ち込み可。
◎定員＝10人。
◎料金＝17500円。
※実技の三コースは12000円
◎申込締め切り＝10月24日（月）
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書はポリテクセンター君津のホームページからダウンロードできる。
申し込み及び問い合わせ先は、ポリテクセンター君津　訓練課（TEL0439－57－6313、FAX同57－6386）。