新千葉新聞2021年7月10日発行

夏の交通安全運動展開

今回は「交差点　青でも左右　確認を」
地元4市啓発活動　きょうから県下一斉

千葉県交通安全対策推進委員会主唱による「令和3年夏の交通安全運動」が、きょう10日（土）～19日（月）までの10日間、件か一斉に展開される。
今年のスローガンは、～交差点　青でも左右　確認を～。
この記事は、長雨や暑さなどにより道路利用者の安全意識や集中力が低下しがちとなる。
さらに新型コロナウイルス感染症の影響から、人や車の流れが予測しにくく、重大な交通事故の発生が懸念される。
どう運送を通して、交通安全教育や広報啓発活動などを集中的に実施し、県民一人一人が交通ルールの順守と正しい交通マナーの実施を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施される。
運動の重点項目は、
①ゼブラ・ストップ（横断歩行者保護）の徹底
②子供と高齢者の安全確保
③飲酒運転の根絶
④自転車の安全利用の推進（ちばサイクルルールの広報）。
今年は外出自粛要請も続いており、さらに、君津地域4市は7月11日まで千葉県における『まん延防止等重点措置』をすべき地域に指定されていることに伴い、出動式や啓発行事等はほとんどが中止となっている。
地元各市では警察署、交通安全協会などと連携して、市広報誌やホームページ、懸垂幕や横断幕の設置、児童生徒の登下校の見守り（立哨）等で同運動の周知を図り、交通事故防止を呼び掛ける。
各市の活動予定は次の通り。
ただしコロナ禍の折、中止もある。
【木更津市】
▽7月13日（火）イオンモール朝日で午前10時から啓発運動（木更津署主催）
【君津市】（市・君津署・各種団体協力）
◎シートベルト・チャイルドシート着用推進啓発活動
▽12日（月）午前10時～11時、味楽囲おびつ店及び周辺道路。
雨天は順延。
◎自転車無料点検キャンペーン
▽14日（水）午後4時～5時、君津駅南口駐輪場。雨天中止。
◎飲酒運転撲滅街頭キャンペーン
▽16日（金）午後6時30分～7時30分。
繁華街飲食店舗を訪問して、チラシ等の配布を行い飲酒運転撲滅啓発を図る。
雨天中止。
【富津市】
▽八街市の飲酒運転による交通死亡事故を受け、登下校の見守り強化や、市内の飲食店等に対し、飲酒運転撲滅のローラー作戦展開中（富津署）。
【袖ケ浦市】
◎交通安全協会による下校時学校周辺の立哨・見守りなど。
▽7月9日（金）ゆりの里（木警察と合同）
▽12日（水）昭和小
▽14日（水）ゆりの里（木警察と合同）、奈良輪小
▽15日（木）平岡小

電話de詐欺被害を防ぐ

千葉銀行木更津東支店で機転を利かす
木更津警察署　窓口女性に署長感謝状

木更津警察署（宮下雅美署長）は8日（木）電話de詐欺被害を未然に防いだとして、千葉銀行木更津東支店（支店長・佐藤丈夫、木更津市ほたる野）の窓口係・鶴岡幸子さん（50）に対し、署長感謝状を贈り敬意を表した。
これは先月9日午前11時過ぎに来店した市内居住の男性（70歳代）が高額現金（100万円）を引き出そうとしたため、鶴岡さんが木更津署から嶌されているアンケートを使用して使途を尋ねたところ、「息子（名乗る男）から、会社の丘ね500万円の入ったバッグをなくしてしまった。お昼までに補填分として100万円が必要。現金を自宅まで代理人が撮りに行くと、電話があった」などと話したことから、電話de詐欺を確信して、30分ほどかけ男性を説得した。
この間、上司が木更津署への通報や男性息子と連絡を取るなどして被害を未然に防いだもの。
宮下署長は「時間をかけ男性を説得したり、息子さんと連絡を取るなど様々な手立てで市民の大切な財産を守ってくれた。警察力だけでは防ぎきれない案件であり、日ごろからの職場内での士気の高さに感謝します」などと御礼の言葉を述べ、更なる協力を願った。
鶴岡さんも「お客様の被害を防ぐことが出来、ホッとしている。ニュース等で詐欺の手口はたくさん報道されていても、身近で実際に起き、改めて思いこむことの怖さ・重大さを実感した。今後も十分注意を払い、業務を務めたい」などと話していた。
木更津警察署管内では6月末現在10件、2500万円の被害が報告されており、注意を喚起している。

事前キャンプを歓迎

木更津市に到着　ナイジェリア第2陣

東京2020オリンピック競技大会開催に伴い、アフリカのナイジェリア連保共和国のホストタウンである木更津市へ、オリンピック選手団（選手・役員・関係者74人）の第1陣、役員・関係者3人が6日に、成田空港から木更津市のオークラアカデミアパークホテルに到着したことは、8日付で記載したが、翌7日にも第2陣が来日した。
木更津入りした第3陣は、役員・関係者4人、カヌー（スプリント）3人、ボート2人の計9人。
午後7時31分に成田空港到着、PCR検査など行った後、オークラアカデミアパークホテルに8日午前零時30分に到着した。
ホテルでは、前回同様、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長や市職員、報道関係者などが出迎えた。
ホテル入り口にはナイジェリアの国旗、私立清見台小学校のオリ・パラ推進委員会の児童たちが製作した歓迎の横断幕や小旗、木更津市学び支援センター内のあさひ学級の児童生徒が育てたプランターの花々が、木更津市での事前キャンプ滞在を歓迎した。
この後、10、11、13、14、17、21、22日までも含めて、選手37人、スタッフ17人、役員関係者19人（予定より1人減）に計73人が木更津入りする。
23日（金、祝日）は東京オリンピック2020の開会式。

君津2、木と袖で各1人

8日県発表コロナ　県内は新規200人

県によると、君津地域では8日、君津市で2人、木更津市と袖ケ浦市で各1にん、計4人の新型コロナウイルス感染が確認された。
富津市では出ていない。
新規感染者の年代は10代～70代、全員感染経路不明。
今月に入り同日までの4市合わせた感染者総数は41人。
感染者が増加傾向にあった先月は95人で54人減った。
当地域の新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽70代男性①自営業②不明③7日
【君津市】
▽30代男性①会社員②不明③6日
▽10代男子（無症状）①児童・生徒②不明③6日
【袖ケ浦市】
▽60代女性①アルバイト②不明③7日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が706人、袖ケ浦市277人、君津市275人に増えた。
富津市の134人は変わらない。
県内では2人が死亡、200人が感染。
1日の感染者は200人を超えるのは2月6日（226人）以来で約5か月ぶり。
同日現在の累計感染者は41478人、死亡者は715人となっている。

献血に協力を

木更津市と君津市

献血に協力を！
▽7今月18日（日）午前10時～同11時45分、午後1時～同4時、イオンタウン木更津請西で献血を実施する。
▽今月26日（月）午前10時～11時45分、午後1時～同4時、イオンタウン木更津朝日　検診室で献血を実施する。
問い合わせは木更津市健康推進課TEL0438-23-8376。
▽今月27日（火）午前10時～午後4時、君津市健康福祉センターで献血を実施する。
問い合わせは君津市健康づくり課TEL0439-57-2230。