新千葉新聞2020年9月26日発行

旧安西家住宅の十五夜

木更津市郷土博物館金のすず

木更津市郷土資料博物館金のすず主催で、年中行事のひとつ、昔ながらの十五夜の飾りつけを、木更津市指定文化財「旧安西家住宅」（太田山公園内）に行った。
きさらづ歳時記「旧安西家の十五夜」の開催日時は、今月25日（金）から10月1日（木）午前9時から午後5時まで（月曜日休館）。
今年の中秋の名月は10月1日。
懐かしい風景を楽しんでみませんか？と、来場を歓迎している。
今年は新型コロナウイルス感染症対策を実施中。
立ち入りは土間部分まで。
敷地内では建物などに手を触れないようにしてほしいと、呼びかけている。
問い合わせは同博物館金のすず　TEL0438-23-0011へ。

災害支援に活用を検討

かずさの全8クラブが青少年育成基金を
ライオンズクラブ　アラート研修会開催

ライオンズクラブ国際協会（以下、LC）333-C地区10R（かずさ地域）所属の全8クラブ（木更津、木更津中央、袖ケ浦、富津、君津、君津中央、君津プラチナの各LC）では、19日（土）午後6時から、東京ベイプラザホテル（木更津市）で、「青少年健全育成基金管理運用委員会」のアラート研修会を開催した。
この委員会は、8クラブから拠出している基本金3000万円のききんを、「青少年育成」の利用目的を拡大し、地域の自然災害復興支援に活用できるように検討する会議。
昨年の相次ぐ台風被害では、LCと日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会と協働で、被災者支援に「軽トラ隊」を組織化し、また、清和地区（君津市）では、東京や青森のLCと連携して炊き出しを数日間実施してきた。
今回の研修会には、各LC7から選出された委員らが集い、佐倉LCの夏海優クラブアラート委員長を講師に招き、昨年の被災の経験を踏まえ、佐倉LCが、周辺自治体や社会福祉協議会と、どのような協定書を締結したかなどの実務研修となった。
LCでは、10月17日（土）に、かずさアカデミアホール（メインホール）において、岩沼忠伺地区ガバナー公式訪問例会（参加無料）を開催するが、その際にこの研修報告が予定されている。
LCの災害支援・ボランティア活動に関心のある地域の人々のオブザーバー参加を歓迎している。

地方税財源の確保を求める

木更津市議会　意見書の発議案可決

木更津市議会（議長・近藤忍）9月定例会の最終本会議（24日）で、議員より発議案「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について」が提出され、当日、原案可決された。（提出者・重城正義市議、他賛成者6議員）
新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい財政状況に陥ることが予想されることから、痴呆性、地方交付税の財源確保などを要望するため、意見書を地方自治法第99条に規定により、関係機関へ提出しようとするもの。
提出先は、衆・参議員議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣の9人。

小規模特定認校の継続を

木更津市東清小学校統廃合反対委員会
今回で3回目　要望書を市長に提出

木更津市立東清小学校統廃合反対委員会（代表＝髙木俊和・・庄司和美、発起人＝三根裕之）は今月18日、木更津市役所駅前庁舎を訪れ、渡邉芳邦市長に対し、《東清小学校の『小規模特認校』の継続》に関する要望書を提出した。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高澤茂夫教育長、岩埜伸二教育部長、今井克彦学校教育課長等が出席した。
同委員会では、『2020年3月26日付で公表された木更津市立小中学校適正規模及び適正配置実施計画（素案）』に対し、4月24日に木教委に「統合方針反対の意見書」を提出、さらに5月28日には東清小学校区域の保護者・教育講演会・地元住民による、「同素案反対、見直し（存続）を「要望する」と木下要望書を623人の署名と共に木教委に提出している。
3回目の今回は、三根発起人が要望書を読み上げたあと、「現在の統廃合反対委員会の名称を、東清小学校を存続させるために『輝け！東清小未来の会』と名称変更し、児童を増やす活動を木教委・東清小・東清小PTA・地域住民・学童保育サンシャインクラブ（東清小内に設置）が一体となって今後5年間（令和７年度末）を目標に活動していく方針」などと決意を込めて挨拶した。
要望したのは、小規模校ならではの利点や魅力、学童クラブは他地域の児童たちも多数利用している、同校は東清地区住民の災害時の避難所であること、住民の存続要求も高い（7つの自治会長の署名も添え）など11項目。
渡邉市長は「要望書の内容を拝見し、真摯に対応させていただきます」などと挨拶した。
そのあと、東清小児童が8月に「勝手にやっさいもっさいオンライン祭り」に出場し（当紙既報）、21チーム中第1位を獲得した映像が披露され、歓談の輪が広がった。

今年は5行事のみ開催

木更津市文化協会　木更津市文化祭

木更津市文化協会（会長・井野皆山）主催、木更津市・木更津市教育委員会後援の「木更津市文化祭2020」が、今月6日の市民俳句大会を皮切りに始まった。
コロナ禍のなか検討を重ねた結果、今年度は市民俳句大会、市民短歌大会、小盆栽展、西上総文化展、三曲演奏会のみ開催する。
市民カラオケ発表会、市民民謡の集い、民舞まつり、市民工芸展、いけばな展、茶会、詩吟と剣詩舞の集い、市民合唱の集い、市民写真展、市民絵画展、将棋大会、市民書道展は中止となった。
実施する催しの日程は次の通り。
◎市民俳句大会＝9月6日実施済み。結果は当紙9月8日付既報。
◎市民短歌大会＝9月27日（日）。午後1時～3時。中央公民館（スパークルシティ木更津6階第7会議室）
◎小盆栽展＝10月24日（土）、同25日（日）。
両日とも午前10時～午後5時。イオンタウン木更津朝日店（2階グリーンホール）
◎西上総文化展＝10月14日（土）、同15日（日）。
14日は午前9時30分～午後4時、15日は午前9時30分～午後3時30分。
中央公民館（スパークルシティ木更津6階第7会議室）
◎三曲演奏会＝令和3年1月31日（日）。
午後零時～4時。君津市民文化ホール（中ホール）
なお、今後も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止になる催しもあるとして、理解を願っている。

大会新や標突が続出

小中体連木袖支部　中学陸上男子結果

千葉県小中体連木更津・袖ケ浦支部（平一晶部長）による「令和2年度第19回木・袖支部中学校新人陸上競技記録会」が19日、江川総合運動場陸上競技場で実施された。
今回は、コロナ感染防止を目的に、開会式・閉会式は行わず、記録会形式・無観客で行われ、男子は15種目、女子は13種目で事故及びチーム記録更新に挑戦した。
なお同記録会は第45回千葉県中学校新人体育大会陸上k町議大会（10月3日・4日、県スポーツセンター）の選考会を兼ねた。
またこの記録会には、木更津市・袖ケ浦市両市の陸上協会から合わせて13人が競技役員として、中学校生徒代表48人が補助役員として協力した。
平支部長は、コロナ禍の中で、各学校では十分な練習ができなかったにもかかわらず、多くの方々の協力で無事に大会が開催されたことに感謝した。
記録は次の通り。
（標突は標準記録突破）
◎男子
▽1年100メートル
①千島大芽（太田）12秒83＝大会新
②吉田吏玖（太田）13秒00＝大会新
③平野天翔（畑沢）13秒04＝大会新
▽2年100メートル
①上出大智（昭和）11秒91＝標突・大会新
②大平悠真（長浦）12秒13＝大会新
③羽島陽紀（長浦）12秒18＝大会新
④鳥海周平（木二）12秒30＝大会新
▽共通200メートル
①秋田真宗（太田2年）24秒20秒＝標突・大会新
②福田晴仁（木三2年）24びょう59＝標突・大会新
③伊藤輝（平川2年）
▽共通400メートル
①神尾颯人（木二2年）1分00秒68
②柴崎翼（平川2年）
③酒井斗碧（木二2年）
▽共通800メートル
①小用太陽（太田1年）2分16秒86
②柴崎光快（平川2年）
③西山雅也（長浦2年）
▽共通1500メートル
①田中洸生（平川2年）4分46秒71
②星野基祐（平川1年）
③山崎聡大（木二2年）
▽共通3000メートル
①小沢淩駕（平川2年）10分19秒48
②渡利悠斗（太田2年）
③柳澤碧泉（昭和2年）
▽共通110メートルハードル
①菅野暖翔（太田2年）18秒91＝大会新
▽オープン100メートル
①野崎優生（太田1年）13秒07
②後藤将太（太田1年）
③佐藤快政（昭和2年）
▽オープン1500メートル
①森下亘生（平川2年）4分49秒71
②藤谷卓生（長浦1年）
③笹生煋晴（畑沢2年）
▽共通走高跳
①渡辺透悟（太田2年）1メートル50
②相川晃彦（太田2年）
▽共通走高跳
①三宅柊吾（畑沢2年）2メートル90
▽共通走幅跳
①坂田有弥（畑沢2年）6メートル10＝標突・大会新
②堀切大地（太田2年）
③池田大翼（木二2年）
▽共通砲丸投10メートル62
①権田吉夫（木二2年）
②清水悠人（長浦2年）
③笹山拓海（岩根1年）
▽共通4×100メートルリレー
①大田（菅野暖翔・渡部透悟・相川晃彦・秋田夏宗＝以上2年）46秒14＝標突・大会新
②木二（遠藤誠士・福田晴仁・鳥海周平・鈴木耀一郎＝以上2年）47秒82＝標突・大会新
③長浦
女子の部は後日。