交通遺児に育英基金を 他【新千葉新聞】
- 2020/12/26
- ニュース
新千葉新聞2020年12月26日発行
交通遺児に育英基金を
木更津交通安全協会 会長が3家族に渡す
木皿ぢ交通安全協会(会長・竹内義一)は、24日(木)、交通事故により親を亡くした小学校及び中学校に在学する児童・生徒の家庭に対し、寄付者から預かり保管中の基金から、学業資金に役立ててもらうため、育英基金を贈呈した。
対象者は、木更津市・袖ケ浦市内在住の交通遺児、3家族8人。
竹内会長がそれぞれの家を訪問し、育英基金を手渡した。
成人式、地元4市で中止
コロナ感染防止で 代替企画を検討中
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、木更津・君津・富津・袖ケ浦の君津地域4市は24日、2021年1月10日(日)に予定していた「成人式」について、新成人が会場に集まっての開催を中止すると発表した(延期はない)。
4市は代替企画を実行委員と協議し、決定する。
各自治体は、会場や時間を分ける、”分散開催”などで式典実施を進めていたが、コロナ感染者が急増していることで中止決定が相次いでいる。
千葉市や船橋市、市原市、佐倉市なども会場開催中止。
早く元気になってね!
上総記念病院 院長サンタがプレゼント
クリスマスイブの24日夕刻、木更津市新田の医療法人社団養真会上総記念病院で、本吉光隆院長扮するサンタクロースと、看護師扮するトナカイがクリスマスソングが流れる中、入院病棟を回り、入院患者一人ひとりに「メリークリスマス!早く元気になれますように!」と激励しながらプレゼントを手渡した。
これは同病院のこの季節の恒例行事で、「入院生活は辛いことも多い。少しでも気分を和らげることが出来て、開放への応援になれば・・・」と本吉院長。
各病室では「サンタさんは院長先生?」などと患者からも笑顔がこぼれ、和やかなひとときが展開した。
木更津でクラスター
24日県コロナ判明 木37人、袖2人
県の発表によると、24日、新たに木更津市で37人、袖ケ浦市で2人の新型コロナウイルス感染が確認された。
両方とも3日連続の判明となる。
▽木更津市=清和大学(東太田)で計35人が感染するクラスター(感染者集団)が発生した。
全員柔道部に所属する男子学生。
このうち1人は既に感染が判明しており(24日付既報)。
同市内の10代男子学生)、部員75人と指導者3人を検査した結果、新たに部員34人の陽性が分かりクラスターとなった(このうち16人は無症状)。
19人は陰性で、25人が結果待ち。
部員は全員、大学近くの寮で共同生活を送っていた。
なお、該当する学生が使用した関係施設は既に消毒が実施されている。
同大学を管轄する君津保健所では現在、学校の協力を得て検査の実施及び感染拡大防止に向けた指導を行っている。
同市ではクラスター以外で新たに3人の感染も判明した。
20歳代の無職女性は、既に感染が判明している患者と接触していた。
16日発症、23日検査確定(陽性判明)、発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
40歳代の会社員男性は感染経路不明。
15日発症、22日検査確定、発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
30歳代の無職女性は無症状。
既に感染が判明している同市の20歳代介護士女性(24日付既報)の濃厚接触者。
23日検体採取、同日検査確定、検体採取2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
▽袖ケ浦市=介護職員女性と無職男性。
共に60歳代でお互いの濃厚接触者。
介護職員女性は19日発症、23日検査確定、発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
無職男性は20日発症、23日検査確定、発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
24日、県内では過去最多を更新する234人の感染が新たに判明した。
24日現在の県内の感染者は9700人(死亡101人)。
木更津市はクラスター発生により136人と大幅に増加。
袖ケ浦市も42人に増えた。
君津市42人、富津市11人は変わらず。