水光会だより-2017年第1回
- 2017/3/2
- サークル・市民活動
出展作品紹介について
水光会サークルでは、東京都美術館で開催された第12回合同水墨展に今年最初の作品を出展しました。その作品をご紹介します。
作品名:長福寿寺(1)
作品名:長福寿寺(2)
佐々木さんの力作です
長福寿寺は「生きている人間を幸せにするのが仏教である」をモットーにして、「べに花」を始めとして、「座禅会」や「講演会」「写経会」「仏像作り」など多種多様の面白い活動をしているそうです。
伝説の吉象であった「吉ゾウくん」も復活しました。
お尚自らが愛情を込めて栽培した材料を、女将が1200年の伝統の業で調理する精進料理(「たけのこ御前(4月中旬)」「べに花御膳(6月中旬)」「あみだ長寿膳(通年)」)も人気だそうです。
所在地:千葉県長生郡長南町長南969
作品名:静寂
浅見さんの作品です。
昨年秋、新潟県十日町の友人を訪ねた時に案内された長徳寺(ちょうとくじ)千手観音堂の仁王門です。十日町指定有形文化財は寛延2年(1749年)に出雲崎の大工を中心として建築した「入母屋造り三間一戸」の仁王門です。
新潟県十日町市友重(伊勢平治)にある曹洞宗の単立寺院で、呼称は千手観音です。創建は延暦20年(801年)に建てられ、観音像は京都清水寺の本尊と同木の姉妹仏ともいわれているようです。茅葺の「みの甲」の曲線が美しく、足廻り軸部、斗拱、軒廻り、妻飾り、柱間装置、天井などの構造手法の近世の寺院建築です。
作品名:晩秋の渓谷
坂本さんの作品です
描いた場所は、山梨県の昇仙峡ハイキングコースです。観光の定番は、ながとろ橋から猿岩や猫岩など大小の奇岩を見ながら橋を渡ると日本の滝百選にも名を連ねる仙娥滝に到ります。美味しい渓谷はマイナスイオンの中でハイキングを楽しむことが出来ます。
長とろ橋を渡り、すぐ左の道から約4キロの遊歩道が始まります。
奇岩、水音、覚円峰、最後の仙娥滝まで約1時間30分の道のりで、途中の「愛のかけ橋」をカップルで渡ると愛が実との伝説もあり、想い出と共に楽しめます。
作品名:祈 願(日蓮聖人銅像)
石川さんの作品です
この作品は、千葉県鴨川市にある大本山 清澄寺(せいちょうじ)です。“きよすみでら”の愛称で親しまれ、日蓮聖人修行の地として有名な日蓮宗のお寺です。凛とした空気に包まれる山寺には、大杉(千年杉)をはじめとして、数多くの文化財なども 点在しています。
日蓮聖人銅像は、清澄山の旭森山頂に立ち、太平洋の彼方から暁闇をやぶってつきのぼる朝日に向かって高らかにお題目を唱えたという伝道の誓願で立てられたようです。
作品名:遊園地
水光会講師 森先生の作品です
想い出の宝箱を開けると子どもの頃に訪れた遊園地で過ごした時が現れませんか?昔懐かしいキャラクターや遊具がまだまだ現役でがんばっている場所もあるようです。懐かしい想い出をお孫さんともう一度、あの時楽しんだそんな時間に出逢えるかも?
作品名:陽だまり
作品名:凛 凛
この作品は、近代水墨会会長の清水先生です。
作品名:船留まり
この作品は、水光会講師:盛先生です
教室ではこのように先生の手ほどきを受けています。
最後までご覧いただき有難う御座いました。
水光会は、遊び心手法の柔軟な学び方を実践したいと考えています。
具体的には、互いの作品や鑑賞した作品を自由活発にそれぞれの思い思いで意見交換する懇親の場や一般参加者を交えた野外でのスケッチ会などの交流を考えています。
また、4月からは木更津中央公民館に教室を移し、より多くの方に参加していただき、水墨画の醍醐味を共有して参ります。
そのためにも作品は機会あるごとに展示し、ブログにも投稿します。また、見学の方を大歓迎します。
水墨画に興味のある方であれば、初心者でも、絵心がなくても、講師の手ほどきによって驚くほど速く上達します。自分の作品は宝です。入会はいつでも可能です。