木更津市の魅力を写す 他 【新千葉新聞】
- 2020/8/1
- ニュース
新千葉新聞2020年8月1日発行
木更津市の魅力を写す
再交渉の石川氏など入賞作品24点
木更津市観光協会 観光写真入賞者表彰
”わが街・木更津”をテーマに木更津市の魅力を発見してもらおうと、木更津市観光協会(野口義信会長)主催、「令和元年度木更津市観光写真コンクール」の入賞者表彰式が7月30日(木)、木更津市中央公民館で行われた。
同表彰式は当初、3月15日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的に延期されていたもの。
同コンクールには市内外の65人から147作品の応募があり、入賞作品24点が選出され、表彰式でが症状や副賞が贈られた。
最高賞の推選受賞した石川精一氏(木・ほたる野)の「すだて最高!!」に、野口会長からは千葉県観光物産協会長賞が進呈された。
席上、審査委員長を務めた斎藤高根氏(日本写真協会会員)は「秀作揃いで、順位をつけねばならないことに苦慮した。最高賞『すだて最高!!』は東京湾に残る貴重な観光資源であることを発信してくれた」などと講評、今後も木更津市の魅力発掘への協力を願った。
同コンクール入賞作品には当紙2月22日付けに既報。入賞作品は今後、木更津市の観光パンフレットをはじめ各種PR活動に使用されるほか、後方木更津7月号の表紙に使用されている。また、7月31日(金)~8月7日(金)までは、木更津市金田地域交流センター(TEL0438-97-6292、月曜日は休館日)のロビーに展示される。
なお今後も同コンクールは実施される予定だが、新型コロナウイルス感染症拡大防止等から様々な祭りなどの民俗行事、各種イベントが中止になっているので、過去のものも未使用作品を条件に亡母可能とする予定など、募集要項の一部w(変更)を公表した。
知事にコロナ対策を要望
要望書を提出 4市市長が堅調訪問
感染拡大が続く新型コロナウイルス対策について、君津地域4市の市長は30日(木)午後、千葉県庁に森田健作知事を訪問して、感染の有無を調べるPCR検査ンセンター設置など4項目にわたる要望書を4市町連名で提出した。
この日県庁を訪れたのは、木更津市の渡辺芳邦市長と鶴岡賢一健康こども部次長、君津市の石井宏子市長と上野裕之保健福祉部長、富津市の高橋恭市市長と坂本秀則保健福祉部長、袖ケ浦市の粕谷智浩市長と苅米隆市民健康部長など関係者。
知事と4市長との意見交換では各市の実情を説明する中で、要望項目等について早期対応を強く願った。
これを受けて森田知事は、県南部地域等でも新規感染者が増加していることから「医療体制強化に努めており、各市と連携して感染を抑え込みたい」などと回答した。
幼苗所の内容は次の通り。(詳細は当紙2面に掲載)
▽PCR検査センター設置に向けた支援について
▽君津中央病院企業団など医療機関に対する財政的な支援について
▽感染防具等の提供体制について
▽医療従事者への支援について
木更津市役所に爆破予告
対象は駅や近隣商業施設 脅迫メールが入る
木更津市は30日(木)、木更津市役所などの爆破を予告する脅迫メールが入ったと発表した。
市危機管理課によると、メールは「市役所、近隣駅、商業・娯楽施設に爆弾を仕掛けた。爆破時刻は7月31日午後7時30分」という内容で、30日午前2時ごろ、ホームページ問い合わせフォームに着信した。
詩は、視聴者を対象に不審物の有無について緊急に点検するとともに、庁舎警備や見回りを強化、市内の駅、商業施設等へ連絡し、千葉県警察に通報、被害届を提出した。
市民にはホームページ上で、不審物を発見した場合は、速やかに最寄りの職員・警備員に連絡をしてほしいとしている。
市危機管理係(駅前庁舎)はTEL0438-23-7094。
木更津市で新たに1人感染
県は30日コロナ新規感染49人 都は463人 31日発表
東京都は31日、新型コロナの新規感染者が過去最多の463人になったと発表。
国内では30日、新型コロナウイルス感染者が新たに1304人確認され、過去最多を更新した。連日の1000人越えとなる。
東京の367人はじめ、神奈川76人、兵庫53人、徳島5人、福岡121人、沖縄49人の6都県でも過去最多。埼玉、大阪、愛知でも最多に迫る規模となった。都市部で衰えを見せず、全国的な拡大に歯止めがかからない状況だ。
千葉県では新たに10歳未満~90歳代の男女49人が感染したと発表された。29日と同数で緊急事態宣言解除(5月25日)後、最多。
居住地別では鎌ケ谷市7人、松戸市6人、市川市5人、千葉市4人、流山市、市原市各3人、船橋市、浦安市、八千代市、佐倉市、我孫子市、柏市、酒々井町各2人、木更津市、習志野市、四街道市、八街市、白井市、印西市、栄町各1人。
鎌ケ谷市の住宅型有料老人ホーム「アヴィラージュ新鎌ケ谷」ではクラスターが発生。30日までに入所者3人、職員2人が感染。
木更津市の新規感染者は60歳代の自営業男性。20日発症、検査確定日(陽性判明)は29日。感染経路不明。発症2日前からの行動履歴は自宅、医療機関。県は農耕接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
木更津市では、26日の建築不動産事務所に勤務する60歳代女性の感染判明をきっかけに30日までに慶人が感染。感染が職場、感染者の家族や行動先に広がり、県疫病対策課は「(どこが感染源か)まだ全体像がかいめいできていない」としている。
県内における30日現在の感染者は1624人(再陽性含まず)。君津健康福祉センター管内は、木更津市が28人に増えた。袖ケ浦市10人、君津市3人、富津市ゼロ。
医療機関に財政支援を
4市の市町連名で コロナ対策要望内容
7月30日に君津地域4市の市長から森田知事に充てた要望賞の内容は次の通り。
「新型コロナウイルス感染症対策について(要望」
4月7日に政府から発出された緊急事態宣言も新規感染者の減少に伴い5月25日には解除され、緊急事態宣言下において様々な制限がある中、市民の方々のご理解、行動が感染拡大防止に繋がったものと考えています。
しかしながら、緊急事態宣言が解除となっても、新型コロナウイルスが消滅したわけではありません。再流行の「次なる波」に備えた対策として、下記の通り要望いたします。
1、PCR検査センター設置に向けた支援について
再流行の「次なる波」に備え、検査体制や医療提供体制の強化のため、君津保健医療圏においてはPCR検査センターの設置が急務です。そのため、君津保健医療圏4市では、君津木更津医師会を中心に設置について検討を進めています。今後、医師会が速やかにPCR検査センターを設置し、運営できるよう更なる支援を要望します。
2、君津中央病院企業団などの医療機関に対する財政的な支援について
新型コロナウイルス感染患者収容のための 病床確保及び重症感染症患者受入れに伴うICU病床の稼働制限、感染拡大防止のための手術・検査等の身長制限、風評等による患者の受診回避等による入院及び外来の患者数の減少、感染防護愚答の高騰などにより、君津中央病院は収支が悪化し経営が逼迫した状況となっています。今後、地域の基幹病院としての診療体制を
維持するため、君津中央病院に対し更なる財政的な支援を要望します。
あわせて、地域医療機関においても感染症対策や衛星資材の確保などの費用もかかり、受信控えなどから収益にも大きな影響が出ているため、新たな支援策を要望します。
3、感染防護具等の提供体制の整備について
感染症制定医療機関の君津中央病院はもとより、地域医療機関において、感染症対策に万全な体制を整えておりますが、院内感染を防止し、安全で確実な医療を提供し続けていくために、供給が滞っているゴーフル、ガウン(米国医療機器振興協会が定めるAAMIレベル2相当以上の物)、手指消毒液等を千葉県で一括して管理し、新型コロナウイルス感染患者を診療する医療機関及び地域医療機関に、これら感染防護具等の物品が安定して供給できるよう体制を速やかに整備していただくよう要望します。
4、医療従事者への支援について
感染患者を診療する医療従事者は、感染への恐怖や不安を感じながら診断と治療に懸命に対応しています。しかしながら、感染リスクが高い危険な業務に対して十分な手当てが支給できていない状況です。政府では医療従事者に対する慰労金の支給を予定しているようですが、ぜひ治部kンにおいても独自に医療従事者への具体的・精神的な補償として慰労金の支給をお願いします。
また、医療従事者への風評被害等に対しての対策や、医療従事者が感染した場合の補償等についても整備していただくよう要望します。