袋飛行機の飛行体験も 他【新千葉新聞】
- 2025/8/10
- ニュース

新千葉新聞2025年8月10日発行
袋飛行機の飛行体験も

「ホバークラフト」「手作りスピーカー」等
木更津高専 夏休み子ども工作教室
木更津工業高等専門学校では、7月30日 (水)、公開講座「夏休み子ども工作教室」を開催した。
参加したのは小学5、6年生。
講座では、前半に3つの工作テーマ、「ホバークラフト」、「手作りスピーカー」、「クジラんぼ」の中から、1テーマ70分間、後半に「袋飛行機」を50分間、それぞれ工作体験を行った。
子どもたちはスタッフの説明をしっかり聞きながら、熱心に工作に取り組んでいた。
袋飛行機の飛行体験では、多くの拍手や歓声が上がり、予定時間が過ぎても遊び足りない子どもたちもいるなど、終始にぎやかな雰囲気の中で、講座を終えることができた。
参加者からのアンケートでは、「すごく楽しかった」、「工作するのが好きになった」、「木更津高専に進学したくなった」という感想があり、満足度の高い講座となった。
LEDランタンを作ろう
木更津高専で児童生徒
また翌7月31日(木)には木更津高専で公開講座「LEDランタンを作ろう」が開催された。
参加したのは小学4年生~中学2年生。
講座ではサンドブラストという機械を使い、圧縮空気と共に砂をガラス容器の外側に当てることでガラスを削る。
内側でLEDを光らせると、きれいな灯りが燈った。
参加者のアンケートでは、「砂でガラスが削れる仕組みを知れて楽しかった」、「サンドブラストが楽しかった」の感想が寄せられ満足した様子だった。
観音様のご縁日にお参り

木更津市中央の愛染院 10日は四万六千日
寺は心の原風景、木更津寺町に江戸時代から続く真夏の風物詩。
「観音様のご縁日」四万六千日(しまんろくせんにち)が、きょう10日(日)午後6時~同9時まで、同市中央1-3-15の愛染院(住職・吾津恕榮)境内で行われる。
縁日は、年に一度の観音様のご開帳の日。
家内安全や無病息災、諸願成就などの祈願も当日受け付けで。
江戸風鈴・提灯・かき氷・焼きそば・映画・昔あそびなどの夜店も出て楽しい。
大護摩供は、第一座が午後6時30分~同7時、第二座が午後7時30分~同8時まで執り行われる。
問い合わせは愛染院℡0438-22-2033へ。
計16機の移駐が完了

陸自木更津駐屯地から オスプレイ佐賀へ
陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備中の輸送機V-22オスプレイ17機の佐賀駐屯地(佐賀市)への移駐については、8月月6日(水)までに計16機の移駐が完了した。
防衛省北関東防衛局から今月8日(金)に情報提供が木更津市にあった。
残る1機の機体については、来週(8月12日の週)以降に、木更津駐屯地から佐賀駐屯地に飛行させる計画としている。
これらの飛行日程については、当日の天候等の状況により変更する場合があるという。
社会福祉にと

羽鳥野八幡台夏祭り
木更津市の羽鳥野八幡台夏祭り有志は、今月7日(木)、社会福祉事業に役立ててもらいたいと、7,092円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会へ寄付した。
インゲンマメの亜鉛含量

DNA研究所等 制御遺伝子座を同定
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は6日、新潟大学と共同でインゲンマメの亜鉛含量を制御する遺伝子座を同定し、その原因遺伝子候補を見出したと発表した。
インゲンマメは世界で食用利用が最も多いマメ科作物。
中南米に起釼をもち、世界中で栽培されている。
ルワンダやその周辺諸国は一人当たりのインゲンマメ消費量が世界トップクラスで、その栽培や育種も盛んに行われている。
亜鉛や鉄の摂取量が不足すると、特に女性や子供で貧血症状が現れる事が多く、「隠れた飢餓」として知られている。
このような微量な栄養素を多く含む品種を育成し、栄養状況の改善を図ることを生物学的栄養強化と呼び、重要な取り組みとして注目されている。
同研究では、192系統のインゲンマメを用いてゲノムワイド関連解析(全ゲノムを対象に有用形質に関係する領域を探索する最新の解析法)を行い、亜鉛含量に関連する遺伝子座が第11染色体末端にあることを明らかにした。
さらに、この領域を詳細に解析した結果、金属イオンの代謝に関与すると考えられる2つの遺伝子が、インゲンマメの亜鉛含量を制御している可能性が高いことが明らかになった。
同成果は、亜鉛を多く含むインゲン豆の効率的な育種に役立つ知見であり、品種改良への応用が期待される。