国民初議席小林氏当選 他【新千葉新聞】
- 2025/7/23
- ニュース

新千葉新聞2025年7月23日発行
国民初議席小林氏当選


小林さやか、長浜博行、石井準一氏が当選
参院選開票結果 自民2議席維持できず
参院選が20日(日)投開票され、千葉選挙区(改選数3では、国民民主党新人の小林さやか氏(41)がトップ当選を決めた。
国民は千葉で初めて議席を獲得した。
残り2議席には、立憲民主党現職の長浜博行氏(66)、自民党現職の石井準一氏(67)が入った。
自民は派閥裏金問題が発覚してから逆風が続き、三選を狙った自民現職の豊田俊郎氏(72)が落選し、2013年から4回連続で維持してきた2議席を守ることができなかった。
今回は過去最多の16人が立候補し、激しい選挙戦となった。
玉木雄一郎国民民主党代表の応援を受け元NHK記者の小林氏はビラ配りやSNS(交流サイト)などで知名度の向上に努め、演説で3人の子を育てながら働いたことに言及し「頑張る人が報われる社会にしたい」などと訴えた。
連合千葉の推助を受けながら、現役世代の支持を受けて送挙戦を優位に進めた。
立憲現職の長浜氏は政権批判票を掘り起こしつつ、連合千葉の推薦を受けながら、安定した選挙戦を展開し、4選を決めた。
自民現職の石井氏は、3期18年の実紋を強調し、「国民に恩返しする政治を成し遂げたい」と、党の支持率が低迷する中でも着実に組織票固めを進めてきた。
公明党から推薦を受け、石破茂首相や岸田文雄前首相らが応援に入った。
【当選者の略歴】
▽小林さやか氏(41)、国民民主党 新①、党県連副代表、元NHK記者、東大卒、市川市。
▽長浜博行氏(66)、立件民主党 現④ 参院副議長 元環境大臣、内閣官房副長官、衆院議員、参院議員秘書、早大卒、東京都。
▽石井準一氏(67)、自由民主党 現④、党参院国対委員長、長生高卒、茂原市。
県選挙管理委員会の発表によると、参院選千葉選挙区の投票率は55.74%で、2022年の前回選を5.73ポイント上回った。
君津地域4市の投票率は次の通り。
▽木更津市=有権者数113,229人、投票率52.52%、前回比6.25ポイント増
▽君津市=有権者数68,269人、投奈率55.09%、前回比4.01ポイント増
▽富津市=有権者数35,273人、投票率51.96%、前回比3.95ポイント増
▽袖ケ浦市=有権者数54,065人、投票率54.26%、前回比5.29ポイント増。
千葉選挙ぼの確定票は次の通り。(改選定数3-候補16)
▽当 531,580 小林さやか
▽当 500,096 長浜博行
▽当 431,330 石井準一
◎法定得票(繰り上げ当選資格)
▽405,400 中谷めぐ(43)、参政党 新
▽277,723 豊田俊郎(72)、自民党現②
▽186,851 山本なつみ(36)、れいわ新選組 新
最後の寮生の独り言 猪丘寮

総会終了後に、三浦利夫氏の講演会
千葉大学教育学部 木更津支部同窓会
国立大学法人千葉大学教育学部の同窓会・木更津支部総会が、8月2日(土)午前10時から、木更津市金田地域交流センターで開催される。
総会終了後、会員の研修を兼ねて講演会が行われる。
講師に三浦利夫氏(昭和44年卒)を迎え、『千葉大学 猪丘(ちょきゅう)寮』~最後の寮生の独り言~』をテーマに話を聞く。
千葉大学は、1872年(明治5年)学制布告の年に開設された印旛官員共立学校を祖とし、学舎は翌年千葉町に移り、明治7年千葉師範学校と改称、明治10年には千葉女子師範学校が設置された。
1949年(昭和24年)、戦後の学制改革による千葉大学設立時に、千葉師範学校と千葉青年師範学校を統合して学芸学部が誕生、翌年、東京医科歯科大学予科を包括して、文理学部と教育学部に改組され現在に至っている。
千葉大学の中で、教育学部は教師の育成を目的として多くの教育者を輩出してきた。
卒業生は、教育関係にとどまらず、国内外・多方面で活躍している。
同窓会木更津支部は、諸事情により久しく実質的な活動は停止状態にあったが、令和2年2月、同支部のメンバー有志が集い、支部の集いを計画したがコロナ禍で計画は先延ばしとなり、昨年ようやく同窓生集いの場が復活でき、多くの参加者により久闊の喜びを確認し合った。
今年度も多くの参加を歓迎している。
参加申し込み・問合せは、米澤雅史氏(℡090-2759-3188)へ。
小さな善意で

アピタ木更津店
ユニー株式会社・アピタ木更津店(店長・高木清重)は今月17日、”小さな善意で大きな愛の輪”募金運動で集まった第63回目の募金、41,799円を、社会福祉事業に役立ててと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会へ寄付した。
1年生が22の講座で

拓大紅陵高校 第1回カルチャー講座
拓殖大学紅陵高校の令和7年度「第1回力ルチャー講座」が、今月17日(木)、1年生353人を対象に実施された。
講座数は、22講座で、外部からそれぞれの講座の講師の先生を招き、指導を受けた。
開講講座は、太巻き寿司、生け花、手編み、折り紙、ペーパーアート、囲碁、和紙工芸、竹細工、凧作り、切り絵、着付け、横笛、ハスの花折り、手品、フラダンス、津軽三味線、日本舞踊、筆文字セラピー、手話、似顔絵、中国語。
生徒たちは自分の選んだ講座に真剣に取り組み、楽しんでいた。
次回は2年生が12月に実施する予定。
社会福祉にと

アングラセミナー会
第四回・第5回木もれ日のアングラセミナー会は、今月14日(月)社会福祉事業に使ってもらいたいと、1万円を社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。
木更津総合は僅差で敗退

高校野球千葉大会 5回戦で力尽きる
「第107回全国高校野球選手権千葉大会」は19日に3回戦3試合と4回戦8試合、20日に4回戦8試合、21日は試合がなく、22日に5回戦8試合が行われた。
地元校の結果は次の通り。
◎3回戦
▽木更津総合13-3磯辺(5回コールド)
◎4回戦
▽木更津総合5-3千葉敬愛
▽被体人柏5-2翔凛
▽成田7-4君津商業
◎5回戦
▽四街道2-1木更津総合
連覇を目指し5回戦まで勝ち上がった木更津総合が僅差で敗れた。
同校は1回に1点を先行され、4回に追加点を奪われるも、5回には1点を返し追い上げをはかったが、あと一歩及ばなかった。
最後まであきらめず戦った君津商業と翔凛も4回戦で姿を消した。