一般会計約581億円 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年2月7日発行

一般会計約581億円

令和7年度予算案は過去最大の予算規模
木更津市当初予算 前年度比11.8%増

木更津市は5日、「令和7年度予算案の概要」を発表した。
渡辺芳邦市長は挨拶で同予算案について、「第3期オーガニックなまちづくりアクションプラン」を着実に推進し、「地域循環共生圏の創造」の実現に向け、経済・環境・社会の3側面の統合的向上を図るとともに、日常生活の質を向上させ、市民一人ひとりの幸福を大切にし、誰もが安心して暮らせるウェルビーイングの高い社会の実現に取り組むため、「未来へつながるまちづくり予算」をテーマに予算編成を行った、と意気込みを語った。
このテーマに沿った予算編成では
①「第3次基本計画」の着実な推進と地方創生
②安定した行財政基盤の構築
③オーガニックシティの確立
④木更津らしい豊かさを実感できるまちづくりの推進
⑤みなとまち木更津の再生
⑥木更津イノベーションの実現
に配慮したとされる。
予算規模は、
▽一般会計予算額は581億2,200万円(前年度比61億2,000万円増、11.8%の増)、
▽特別会計予算額は256億580万円(前年度比5,720万円増、0.2%の増)、
▽公営企業会計予算額74億2,403万円(前年度比4億6,746万円増、6.7%の増)。
令和七年度当初予算額は、過去最大だった令和5年度を大きく上回る過去最大規模となっている。
財政見通し、【歳入】では、給与所得及び給与所得者の増加により個人市民税の増額などから、市税は236億3,392万9千円(前年度比11.2億円増)で40.7%を占めたほか、人口の増加や景気の回復により消費活動が活発となったことなどから、地方消費税交付金が6.6億円増となる見込み。
一方、地方交付税は、市税や地方消費税交付金の増などにより4.2億円の減が見込まれるほか、臨時財政対策債は、制度創設以来初めて発行額がゼロ、1.2億円の皆減となる。
【歳出】では、令和6年度人事院勧告に伴う給与等の増額などから、人件費は92億5,612万3千円(全体構成比は15.9%)で前年度比5.1億円の増、児童手当制度改正による社会保障関係費の増額などから、扶助費が160億9,636万9千円(全体構成比27.7%)となり15.0億円増、物価高や労務単価の上昇による物件費などの増額を加えると、経常的経費は、462億2,863万円で48.6億円の増となる見込み。
庁合整備や吾妻公園文化芸術施設などの新たな公共施設整備による投資的経費は68億4,645万円(構成比11.8%)で12億9,390万8千円の増となる見込み。
また一般会計の「財政調整基金」(市の貯金に該当)の令和6年度未残高は、65億5,118万8千円の見込み。
また令和7年度末は、当初予算における取り崩しや令和6年度決算剰余金の積立見込みを考慮し、514億3,385万3千円と試算している。
令和7年皮新規事業とは後日掲載する。

2週連続増加

直近1週間コロナ

県は5日、新型コロナウイルス感染症の直近1週間(1月27日~2月2日)の発生状況を発表した。
県内の定点医療機関(204施設)から報告された県全体の感染者数は1531人(前週1,440人)。
一医療機関当たりの感染者数は7.50人で、前週の7.06人と比べ0.44人増え、2週連続で増加した。
年代別では10歳未満が347人で最多。
全16保健所別では市原が最も多く13.00人、次いで海匝と長生が12.00人、君津11.38人。
君津保健所管内は前週の12.31人より0.93人減った。
減少は2週ぶり。

ボッチャで世代間交流

木更津市の二小地区社会福祉協議会
桜井公民館で 1位はレディース

二小地区社会福祉協議会(二小地区社協)では、「第2回 二小地区ポッチヤ大会」を1月25日(土)に、木更津市桜井公民館で開催した。
同大会には、幼児からシニアまで幅広い世代10チーム26人が参加し、最後まで熱気ある大会となった。
優勝した「レディース」チームの島田雪子さんと今田和賀さんは「細かなルールがわからなくても皆さんと楽しく過ごせました。また機会があれば参加したいです」と話し、参加者からは「世代が違っても戦えるスポーツは楽しい」「お年寄りと真剣に勝負して楽しかった」「様々な方々と子どもたちも交流できるのでまた参加したい」と喜びの声が聞かれた。
二小地区社協では、令和4年度からポッチャの普及活動を積極的に行っている。
年齢、性別、障害の有無に関わらず、誰でも気軽にできるボッヂャの魅力を発信し、地域交流の輪を広げていくことを目的として活動している。
比連崎髙男会長は「地域の交流の場として、来年度以降も実施していきますので、より多くの皆様の参加をお待ちしています」と話していた。
閉会後には、わたあめとキャラメルポップコーンがふるまわれ、「嬉しい」「おいしそう」と歓声が上がった。
大会結果は次の通り。
▽1位=レディース(島田雪子、今田和賀)
▽2位=ネオ山手(錦織潤・小5)、渡邉浩志・小4)
▽3位=ボチャッコ(村上基明、影山勇雄、鳥飼万希子)

「傾聴」の基礎知識学ぶ

木更津市社福協 ボランティア基礎講座

社会福祉法人木更津市社会福祉協議会主催、NPO法人スピリッツ協力、「ボランティア(傾聴)基礎講座」(基礎編)が、3月3日(月)と10日(月)の2回、市民総合福祉会館で開かれる。
受講料無料。
募集定員30人(申込多数の場合は抽選)。
現在、参加軒募集中。
同講座は、ボランティア・市民活動をする際に必要となる「傾聴」の基礎知識を学ぶと共に、高齢者等の個人宅へ出向く傾聴活動を充実させるために必要な知識及び技能の向上を図ることを目的に実施するもの。
各日共に時間は午前10時から正午まで(受付9時30分~)、会場は市民総合福祉会館(潮見2-9)の2階第1・2研修室。
対象は傾聴ボランティア活動に興味のある、傾聴研修を初めて受講する人。
受講修了者には「受講証明書」を交付。
※木更津市社会福祉協議会ボランティアセンターへの登録及び活動協力をお願いする。
申込方法は申込書に住所、氏名(ふりがな明記)、所属団体名、性別、電話番号、メールアドレスを記入し、ファックスまたはEメールで。
今月21日(金)締め切り。
申し込み・問い合わせ先は同社会福祉協議会地域福祉係(担当=森・鳥飼)。
℡0438-25-2089、FAX同23-2615。
Eメールアドレス kishakyo-vc@kisarazushakyo.or.jp

後期選抜試験の志願状況

県内私立高校入試 地元は暁星国際のみ

県は5日、今春(2025年度)の県内私立高校入試における後期選抜試験の志願状況(速報値)を発表した。
(4日正午時点で集計)
全日制は13校・193人(前年度比50人滅)に対し、志願者数は219人(前年度確定値比350人減)、倍率は1.13倍(同1.21減)となった。
我孫子二階堂と千葉商科大付属は今年度、後期試験を実施しない。
志願倍率が最も高いのは中央学院普通科(4.67倍)。
試験は全13校のうち9校が15日に行う。
君津地域(全5校)で唯一実施する暁星国際(男女共学)は、普通科30人の募集に対し、志願者数は1人、倍率0.03倍(※同校の志願者数及び倍率は、願書受付締め切りが13日〈木〉のため、まだ確定していない)。
試験は17日(月)、合格発表は19日(水)。

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