木更津の賑わい創出に 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年12月12日発行

木更津の賑わい創出に

みなとまち木更津WAON力-ドより
イオンリテール(株) 117万余円寄付

イオンリテール(株)は9日、木更津市に対し「みなとまち木更津の賑わい創出に役立ててもらいたい」と、117万2,232円の寄付を行った。
木更津市役所駅前庁舎8階・市長応接室で行われた寄付採納式には、イオンリテール(株)南関東カンパニーから、丹森健二東千葉事業部長、高菱秀一イオンスタイル木更津店長、兼松宏幸エリア政策推進統括部長、加瀬浩東関東事業部イオンモール木更津ゼネラルマネージャーなどが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、大岩房之経済部長、桑田智恵経済部次長兼観光振興課長などが出席して敬意を表した。
これは、平成26年9月8日に締結した「木更津市とイオン(株)との連携に関する協定」のもと、毎年「みなとまち木更津WAONカード(イオンの電子マネー)」の利用額0.1%に相当する額を木更津市に寄付するもので、木更津市では、「みなとまち木更津再生プロジェクト」~KISARAZU PARK BAY FBSTIVAL、木更津街コン、木更津ナチュラルバル~などに活用されている。
同様の活動は全国のイオングループで実施されており、累計181券種のご当地WAONが発行されている。
利用できる加盟店は全国で約144万5,000か所あり、全国各地で環境保全、観光振興、文化的資産の保存、スポーツ振興、動物愛護などに活用されている。
「みなとまちきさらづWAON」は、平成26年10月18日から始まり、累計発行枚は今年10月末現在で31,038枚、累計寄付総額は今回で10回目、854万9,278円となっている。
木更津市では同寄付に感謝して、市の表彰規定に基づき当日、同会場で「イオンリテール(株)」に対し、功労表彰を行った。
採納式で丹森部長は、イオンの店舗を木更津市が様々なイベントなどで活用してくれることに感謝し、「今後もこのカードが少しでも木更津市の発展に寄リできるよう努める」などと挨拶。
渡辺市長は連続10回にわたる高額な寄付に対し、「市でも子どもから大人までが楽しめる様々な事業に活用させていただいている」と、御礼の言葉を述べた。

受入企業の実施体制など

ベトナム人学生のインターンシップ受け入れ
木更津商工会議所 「説明会」を開催

木更津商に会議所は、今月9日(月)エルシオンKISARAZUにおいて、ベトナム人学生のインターンシップ受け入れに関する『説明会』を開催した。
これは、2019年7月にベトナム社会主義共和国ダナン市と木更津市の間で締結した友好協力関係構築に関する覚書に基づき、今年9月26日に木更津商工会議所がダナン市のズイタン大学・食糧食品国立短期大学・ダナンフォンドン短期大学の3つの大学・短期大学との間で人材交流に闃する覚書を締結したことによるもの。
当日は、池田庸会頭、内田悁一郎副会頭、加藤智生副会頭、近藤直弘副会頭、佐伯浩一専務理事のほか、木更津市内外から67事業所87人が参加し、覚書を締結したズイタン人学からフー副学長も出席した。
説明会では、インターンシップ受入の流れ、給与、受入企業の実施体制等について、様々な説明が行われ、説明後の質疑応答では、多くの質問があり、関心の高さがうかがえる説明会であった。
木更津商工会議所では、来年3月頃に、ベトナム人学生の学んでいる姿を直接見てもらうための視察会も予定している。

絵葉書でみる昔の房総

木更津市立図書館 たぬきコレクションも

木更津山立図書館開館95周年記念事業(第2弾)として、企画展示「絵葉書でみる昔の房総」、「たぬきコレクション」を、あす13日(金)~18日(水)までの5日間(16日は休館)、午前九時~午後七時まで(土日は午後五時まで)同図書館(文京2-6-51)2階大会議室・ロビーで同時開催する。
同館所蔵及び昨年度、君津市在住の郷土史家(坂井昭氏)から寄贈を受けた明治・大正・昭和の県内各地の絵葉書約1,600点の中から、木更津市をはじめとした上総地区の風景絵葉書と関連書籍を展示する。
同時に、昭和33年に米軍属ギルモア氏から寄贈された大小様々な狸の置物などの一部を「たぬきコレクション」として展示する。
また、今月20日から、今回展示する絵葉書の一部を、順次デジタルライブラリーとして図書館電子図書サイト内で公開する。
昭和25年に米軍属として来日したギルモア氏は日木各地でたぬきの置物などを収集し、離日にあたって、これらが破損・散逸することを惜しみ、杜氏の木更津市長・浜名儀三氏、證誠寺の隆高鑑住職夫妻とたぬきを通じて親交があった縁で昭和33年に寄贈されたもの。
寄贈の約400点を「ギルモアたぬきコレクション」として保管し、その中から今回はコレクションの一部、置物や掛け軸、手ぬぐいなど約100点を展示する。

全校で命の大切さ考える

悩みとの向き合い方や対処法、SOS等
清川中学校 講師は小林副院長

木更津市立清川中学校(校長・長島田鶴子、生徒数297人)では、9日(月)に、社会医叙法人社団同仁会 木更津病院副院長の小林圭介氏(写真)を講師として招き、全校生徒を対象とした「命の大切さを考える講演会」を閧催した。
同講演会は、木更津市教育委員会の事業の一環として行われたもので、生活上の悩みとの向き合い方や対処法、SOSの出し方を身につけることを目的としたもの。
講演では、対人関係を良くする方法や調子が悪い時の切り替え方法のほか、気持ちを楽にする考え力やストレス対策について紹介するなど、医療の専門家としてデータを提示しながら分かりやすく話が進められた。
講師の小林氏からは、「子供の特徴としてつらく感じることは当たり前なこと」「コミュニケーションとは、お互いの考えていることを理解しあうこと」「人に自分の気持ちを伝えるために、共感と私メッセージが大切」「失敗するのは未来を予測できないから。失敗は次回の選択に生かせばよい」と親しみやすい心のこもったメッセージを生徒たちに送り、生徒たちも真剣な表情で話に耳を傾けていた。
講演後の生徒の感想には、「『共感』の意味と大切さを改めて実感した」「何かを変えると未来も変わることを知り、これからの将来が楽しみになった」「『ま、いいか!』『ゆるす!』を上手に使い、少し楽に生きていきたい」「自分のことを大切にしていきたい」「ストレスの袋にうまく穴をあけてストレスを解消していきたい」というような前向きな意見が多く寄せられた。

飛行見合わせ

オスプレイ木更津

木更津市は10日、陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備中の輸送機V‐22オスプレイが同日から、任務を除いて飛行を見合わせていると発表した。
米軍がオスプレイの運用を一時停止しているとの報道を受け、市が防衛省北関東防衛局へ問い合わせて判明した。
情報捉供によると。
「オスプレイの日本国内における飛行運用に際しては飛行の安全確保が最優先。米側からしっかりと情報提供を受け、飛行の安全確保について確認作業を行っていく」としている。

社会福祉にと

渡邉康則氏が寄付

(株)WATANABE、の渡邉康則氏は五日、社会福祉事業に役立ててほしいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に、一万円を寄付した。

今年度から始まった森林環境税

納貯組合連合会優秀賞 岩根西中② 今村拓人

弟と、おばあちゃんの家に遊びに行ったとき、「森林環境税って何?今まであったかな?」と言っていたのを思い出しました。
「何で、今まで無かったのにこんな税金が始まったのだろう。」と思いました。
家に帰ったら、お父さんに聞いてみる事にしました。
お父さんに聞いてみると「そんな税金あるの?」と言いました。
「知らないの?」と僕が言うと、「お母さんが帰ってきたら、聞いてみれば?」とお父さんが言いました。
「何で?お母さんに聞くの?」と思いながら、仕事から帰ってきたお母さんに、「森林環境税って何?今まであった?」と、聞いてみると、「今年度から始まった税金だから、今まで無かったよ。」と言いました。
「何で知っているの?」と僕が聞くと、「今の仕事は、税金に関係するところで働いているんだよ。」と言っていました。
「夏休みの宿題に、税についての作文があるけど、森林環境税について調べて書いてみようかな。」とお母さんに言いました。
「分からないことがあったら、一緒に調べてあげるから頑張って書いてごらん。」と言われたので、森林環境税について調ぺてみる事にしました。
森林環境税は、令和六年度から日本に住所のある個人に対して課税される国の税金で、住んでいる市町村において、個人住民税均等割と一緒に併せて一人年間で千円が徴収されるそうです。
国税として集められた森林環境税は、国から「森林環境譲与税と名前を変えて、都道府県と市町村に配られることが分かりました。
しかし、「新しく税金が始まったのは、分かったけど何で必要になったのだろうか?」と思い税金が始まった理由を調べてみました。
僕達の生活に必要な水や食料、家を建てるための木材は、自然から恩恵を受けています。
森林には、国土の保全、水源の維持、地球温暖化の防止、生物多様性の保全などの様々な機能があります。
でも、林業で働く人手不足や、山の所有者や境界の不明な土地により、経営管理や整備に支障をきたしているそうです。
森林の機能を十分に発揮させるため、各地方団体による間伐などの適切な森林整備が課題になっていることが分かりました。
そして、森林環境整備は、緊急の課題であることから、森林環境譲与税は令和元年度から前倒しで譲与されていることが分かりました。
最後に、税金の使い道について調べてみました。
市町村については、「森林整備とその促進に関する費用に使用すること」また、「都道府県と市町村は、インターネットなどを利用してその使い道を公表しなければならない。」ことが分かりました。
木更津市では、過去に森林環境整備事業費として、「道路沿いの森林において風倒木等による施設被害を未然に防ぐための伐採作業」に使われていることが公表されていました。
今回この作文を書いてみて、「税金は僕たちの生活を良くするために必要なお金なのだ。」ということを勉強することができました。

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