創立50周年を迎えて 他【新千葉新聞】
- 2024/6/22
- ニュース
新千葉新聞2024年6月22日発行
創立50周年を迎えて
波岡中、希望の会、中郷地区太巻き寿司サに
木更津ユネスコ協会 総会とユネスコ大賞
木吏津ユネスコ協会(会長・君塚溥、会員35人)の創立50周年記念「総会」、「ユネスコ大賞表彰式」、「ALT(外国語指導助手)激励会ウエルカムパーティー」が、20日(木)午後3時から木更津市立桜井公民館(全館貸切)で開催された。
各イベントの内容は次の通り。
【創立50周年記念総会】
木更津ユネスコ協会は昭和51年(1976年)に~平和を願う心を一つに、青少年健全育成~を目的に誕生、今年度創立50周年の節目を迎えた。
議事では、令和5年度事業報告・決算報告、令和六年度事業計両・同予算などが審議され全会一致で承認された。
今年度の活動目標では、①地域に根差したユネスコ活動の推進、②寺子屋運動の普及促進に務め、国際援助活動に協力、③会員相互の親睦と交流を図り、組織の活性化に努める、④各教育機関・団体と協力し.地域の教育・科学・文化の殼に努営、⑤SDGsへの取り組みとその普及促進に努める、⑥ESD(持続発展教育)の推進と、ユネスコスクールの活用推進を図る-ことが掲げられ、承認された。
続くユネスコ大賞表彰式とウェルカムパーティーは、渡辺芳邦市長、浜田靖一衆議院議員(代理・大堀将和秘書)、鶴岡大治市議会議長、吉岡昭一市川市ユネスコ協会会長、森岳県議、廣部昌弘教育長はじめ、協会員、表彰者関係者など多くの参加を得て開会。
第3代会長の君塚博氏は、多くの来賓及び主賓のALTの参加に感謝して、創立時から半世紀にわたり、会いとして活動してきた様々な事業に触れながら、「次代を担う子ども達が夢と希望を持ち、生まれ育った郷土を愛し、人の苦しみや悲しみに寄り添える人問として成長してもらえるよう、今後も皆さんのご理解とご協力のもと活動を行っていく」等と挨拶した。
【ユネスコ大賞表彰式】
同協会独自の事業であるユネスコ大賞は、木更津市内の児童生徒・団体などを対象に、ユネスコ精神に繋がる教育・科学・文化などでの顕著な活動を称えているもので、現在まで32人が受賞している。
今年度の受賞者は、
▽木更津市立波岡中学校生徒会(生徒会長・熱田秋祐一、美化福祉委日長・鵜沢唯)
▽希望の会(代表・滝口君江、会員11人)
▽中郷地区太巻き寿司サークル(代表・福原敏子、メンバー12人)
の3団体にユネスコ大賞贈星された。
英語指導助手23人歓迎
渡辺市長らがエール ウエルカムパーティー
「ウエルカムパーティー」渡辺市長、大堀秘書、鶴岡市議長、市川市ユネスコ協会・吉岡昭一会長、廣部教育町、森岳県議などが歓迎の挨拶を行い、子ども達とのふれあいの中で英語教育及び国際社会・文化への興味関心の啓発などを願い。
「どうぞ世界一のALTになってください」などと期待を込めエールを送り、歓迎した。
木更津市独自のALT採用(1年雇用・再任用有)は平成26年度から毎年行われ、今年は10期目。
今年度木更津市が採用したALTは7か国23人、内訳はアメリカ7人、フィリピン10人、カナダ2人、インド・ケニア・ギリシャ・ジャマイカ各1人、男性11人、女性12人。
歓迎会ではそれぞれが自己紹介を行い、好きな漢字一文字を示しその人となりを垣間見せ、大きな拍手が送られた。
またALT事務局を務めるまなび支援センター・難波秀和センター長が英謡で挨拶を行い、歓迎会開催に感謝した。
ユネスコ協会によるALTなどの歓迎会は現在まで37回開催されている。
また木更津市民合唱団が友情出演、天使の歌声を披露して、歓迎会に華を添えた。
ユネスコ人賞受賞団体の活動は次の通り。
《波岡中生徒会》
生徒会と美化福祉委員会において、自分達の力で最高の生活環境・人間関係を作る波岡の清掃をスローガンに、美化運動を通じ、SDGsの推進や人間関係の醸成に努めている。
《希望の会》
日本の芸術文化(茶道)を通して、長年にわたり作法の美しさの実体験を子どもや地城住民などへのボランティア活動を行っており、新日本製鉄クローバー賞も受賞している。この日もALTへ披露した。
《中郷地区太巻き寿司サークル》
子どもや若者などへ、古来からの食文化「太巻き寿司」の創作休験活動を通して、食文化の継承に努めている。
この日の歓迎会では同サークル手づくりの太巻き寿司が振舞われた。
令和六年度役員は次の通り。(敬称略)
▽会長=君塚啄、
▽副会長=伊藤満、城戸鵬頁、近藤直弘、進藤登志子、
▽会計=田中佐智子、西村美穂、
▽事務局長=石井良幸、
▽事務局次長=小山百合子、
▽監査=柴崎昌子、木村洋子、
▽事務局=水越学、平野佐知恵
◎顧問など
▽名誉顧問=渡辺芳邦市長、浜田靖一衆議員議員、
▽終身顧問=石井満元事務局長、
▽名誉会員=森岳県議、
▽参与=豊田雅之教育委員
CO2削減の貢献活動
収集のペットボトルキャップを寄贈
木更津東RC 木総合インターアクト部へ
木更津東ロータリークラブ(会長・堀内正人)は19日、君津学園木更津総合高校インターアクト部を訪れ、クラブ会員及び会員企業で収集した、ペットボトルキャップを寄贈した。
訪問したのは、堀内会長をはじめ、近藤直弘次年度会長、青少年奉仕委員会・倉島和広委員長、同・江崎勝博次年度委員長で、真板竜太郎君津学園理事長、米本剛汰木更津総合高校インターアクト部顧問に、ペットボトルキャップの入った袋を手渡した。
同校のインターアクト部は、ペットポトルキャップを再資源化し、C02削減に貢献すること、世界の子ども達にワクチンを届けることを目的に、回収運動を年五回行っており、木更津東ロータリークラブは昨年より、同校インターアクト部へ収集支援をしている。
エコキャップはリサイクル業者を通して回収後、注射器の材料になったり、売却益をポリオワクチン等の寄贈団体へ寄付される。
ロータリークラブは、長年にわたりポリオ根絶に力を注いでおり、今後もエコキャップの収集に協力していく。
真板竜太郎理事長も「SDGsにつながるとても素晴らしいことで、これからも連携していければと思います」と話していた。
インタアクトクラブとは、ロータリークラブにより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブのことで、木吏津では木更津総合高校にあり、木更津東RCが支援を行っている。
迅速で適切な防災対策
木更津市鎌足地区 7日に震災初動訓練
木更津市鎌足地区で「震災初勣訓練」が、7月7日(日)午前8時から、同地区の区長会(区長会長・長谷川光雄)と、まちづくり協議会(会長・市川一成)共催で行われる。
いつ発生するかわからない大地震に備えて、震災時における迅速かつ適切な防災対策を「鎌足地区における災害時の行動指針」に基づき実施するもの。
共催の2団体と木更津市消防団第5分団、鎌足地区社会福祉協議会、鎌足地区防犯指導員協議会の計5団体が参加。
自動参集、情報伝達、情報収集に関する実践的な震災初助訓練に連携して取り組む。
訓練は~午前7時30分、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震発生(木更津市は震度6強)~を想定して行われる。
内容は次の通り。
◎参災訓練
▽各区長は午前8時に鎌足公民廁に自動参集し、災害対策本部を設置するため関係団体の参集を依頼する。
◎災告対策本部の設闘及び情報伝達・情報収集訓練
▽鎌足公民館に災害対策本部を設置し、情報伝達及び被害状況等の情報収災訓練を実施する。
◎携帯無線機の使用講習
▽携帯無線機の使用方法を習得する。
◎鎌足地区の危険箇所等の確認
▽鎌足地区の土砂災害(特別)警戒区域、矢那川浸水想定区城、大規模地震時の状態等をハザードマップ等で確認する。
◎防災備蓄倉庫の確認
▽鎌足公民館及び鎌足中学校の、災害備蓄倉庫の備蓄品の確認を行う。
◎反省会
▽訓練の感想や今後に向けての反省点・改善点等について話し合いを行う。
労働災害の防止に努める
君津労働基準協会 代議員続きの氏名
一般社団法人君津労働基帑協会(会長・平井秀幸)の代議員続きは次の通り。(敬称略)
◎代議員=大沢千丈((株)大沢)、池田啓輔(フジフーズ(株)袖ケ浦工場)、鈴木基弘(出光興産(株)次世代技術研究所)、寓地康之(ENEOS(株)袖ケ浦事業所)、越坂誠一(東邦化学工業(株)千葉工場)、永井雅規(日産化学工業(株)袖ケ浦工場)、小髙直((株)横河システム建築)、松田聡((株)荏原エリオット)、櫻井武志(東京酸素窒素(株))、田測和正(かずさ地区木材組合)、錦織稔(東京ガス(株)袖ケ浦LNG基地安全衛生協力会)、安土敏夫(富士石油(株)袖ケ浦製油所安全衛生協力会)、柳川稔((株)JERA富津火力労働災害防止協議会)
関東甲信等が梅雨入り
気象庁が21日発表 平年より15日遅い
気象庁は21日(金)、「関東甲信地方、東海地方、近畿地方が梅雨入りしたとみられる」と発表した。
関東甲信地方の梅雨入りは平年より15日遅く、昨年より23日遅く、史上3番目に遅い発表。
気象庁によると22日(土)の日中は日差しが届く予想だが、23日(日)以降は再び雨の日が多くなると予測している。
さらに7月上旬にかけ、前線の活動の活発化も想定されることから、本格的な雨の季節へ向けての対策を早めに進めてほしいとしている。