木更津での大きな一歩他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年1月24日発行

木更津での大きな一歩

農薬不使用米栽培の山野晃弘氏も事例発表
たつみ工業（株）代表取締役　岩根弘幸氏の講演

木更津・君津・袖ケ浦・富津　4市合同、かずさアカデミアパーク経済対策協議会による、たつみ工業（株）代表取締役・岩根弘幸氏の「特別講演会」～『木更津の地で踏み出す大きな一歩～新工場実現までの苦難と未来のために出来ること～』が、3月4日（月）午後2時～同4時30分まで（開場午後1時30分～、受付開始）、かずさアカデミアホール202会議室で開かれる。
かずさアカデミアパーク街づくり協議会も主催し、公益社団法人木更津法人会が後援。
コンビニの冷蔵庫を製作する川崎の町工場「たつみ工業」が一念発起し、年商の5倍以上にも及ぶ資金を投じた「木更津プラント」。
資金調達ではまさかのはしごをはずされ大ピンチに。
数々の苦難を乗り越え新工場竣工を実現した秘策とは？
国内初導入のドイツ製ライン、世界初の製品など業界に新風を吹き込むべくTATUMIの更なる挑戦は続く…
たつみ工業（株）は、創業60年を超える業務用プレハブ冷蔵庫の製造・組立・施工を展開する断熱パネルメトカー。
同社が製造するコンビニ冷蔵庫のシェアは、首都圏で約80%、中でもセブンイレブンでは100%を誇る。
令和5年7月、かずさアカデミアパーク内にSDGsを追求した最新設備の新工場「木更津プラント」を竣工。
連続ライン生産方式の導入によって世界初処方不燃断熱パネルを採用。
日本最厚300ミリ大型冷凍冷蔵庫用断熱パネルが製造可能となり、生産性効率も格段に向上。
大型冷凍冷蔵庠用への進出によって事業拡大を図る。
講演会に続く事例発表では、ゼップエンターテイメント（株）代表取締役・山野晃弘氏が、『命をつなぎ、結ぶ。収益に繋げるSDGs経営』～きさらづ学校給食米の仕掛け人の取り組み～と題し発表する。
山野代表取締役は、テレビ番組制作を手掛ける中、自身の子供の食育を機に木更津市へ移住し、農薬不使用米栽培に挑戦。
木更津市が推進するSDGs推進モデル”きさらづ学校給食米”の取り組みに先駆け、平成27年に農薬不使用米を市内学校給食に提供。
自社の農薬不使川米と地域のオーガニック食材を使用した”おむすび”専門店『1分おむすぴ』の経営をはじめ、スマート農業の実現に向けた鳥獣被害対策、除草ロボットの開発、再生可能エネルギーの積極導入、古民家リノベーション等、SDGsを意識した循環型事業を幅広く展開している。
同講演会の定員は80人。
参加費は無料（参加者全日に農薬不使用米1キログラムお土産付き）。
参加希望者は木更津商工会議所FAX0438－37－8705、又はQRコードから2月26日までに申し込む。
尚、かずさアカデミアパーク経済対策協議会は、木更津商工会議所、富来田商工会、君津商工会議所、富津市商工会、袖ケ浦市商工会、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、千葉信用金庫、君津信用組合、千葉県商工労働合、（株）かずさアカデミアパーク、千葉銀行で組繊されている。

29日に『新春の集い』

渡辺よしくに後援会　渡辺市長を囲む

渡辺よしくに後援会（会長・加藤智生）では、木更津市長　渡辺よしくにを囲む『新春の集い』を、今月29日（月）午後5時から、木更津ワシントンホテル（木更津市大和1-2-1、木更津駅東口前、℡0438-42-1122）で開催する。
2024年の辰年を迎え、気持ちも新たに会員等が集い、新年の挨拶を交わし、後援会の結束を図る。
出席者は、駐車場に限りがあるので、公共交通機関の利用や乗り合わせでの来場に協力を願っている。
なお、飲酒をする人は、車での来場を控えてほしいとしている。
問い合わせは渡辺よしくに後援会（℡0438－23－4492）へ。

PRグッズのデザイン募る

「オーガニックシティきさらづ」の魅力発信へ
大賞1組決定　商品化に向けた提案を

木更津市オーガニックシティプロジェクト推進協議会（会艮・池田庸木更津商工会議所会頭）では、地城ブランド向上に向けた取り組みとして、「『オーガニックシティきさらづPRグッズ』デザインコンテスト2023」を開催する。
「オーガニックシティきさらづ一の魅力を発信し、国内外に広くPRするとともに、地城資源を活川した新たな価値創出に向けた収り組みを推進するため、「オーガニックシティきさらづ」を象徴するPRグッズの商品化に向けた提案を募災するもの。
応募条件は
▽市内外、事業者・個人・団体を問わず応募可
▽3月6日（水）に閧く「最終審査会」に出席が可能であること。
審査は、
①実現性
②共感性
③インパクト
④持統性
⑤プレゼンテーションカ・試作品（最終審査会のみ）
－の幕準に基づくと共に、「サステナブルラベル」を取得している又は準拠している商品を加点対象として行う。
一次審査（書類審査）後、通過者（3組）は最終審査会において、審査員（オーガニックシティプロジェクト推進協議会役員等を予定）の前でプレゼンテーションを行い、大賞1組を決定する。
大賞の賞金は10万円。
募集締め切りは2月15日（木）。
応募方法は「オーガニックシティきさらづPRグッズ」デザインコンテスト2023専用ページ（QRコード）内のエントリーシートから。