県民大会での活躍願う 他【新千葉新聞】
- 2023/8/17
- ニュース
新千葉新聞2023年8月17日発行
県民大会での活躍願う
第73回千葉県民体育大会の市代表者
木更津市スポーツ協会 選手団壮行会開く
木更津市スポーツ協会(会長・鈴木晟夫)主催、令和5年度「第73回千葉県民体育大会(以下県民大会)」の木更津市選手団壮行会が8日(火)午後4時から、木更津市中央公民館多目的ホールで開催された。
渡辺芳邦市長、鶴岡大治市議会議長、高橋浩県議、森岳県議、廣部昌弘教育長、鶴岡賢一健康こども部長などの来賓多数を迎えたこの日の壮行会には、県民大会に出場する24競技の内、11競技の代表者17人が出席した。
主催者・鈴木会長は、「木更津市、郷土の代表として、培ってきた力と技を発揮して、活躍してくれることを願う」などと挨拶。
来賓各氏は、木更津市スポーツ協会に対し、日ごろからのスポーツの振興、競技力・体力向上等への尽力に深く感謝するとともに、「今大会を目指し積み上げてきた研鑚成果を生かし、最高のパフォーマンスを発揮して輝かしい成績を期待します」なごと激励の挨拶があった。
また木更津市では江川地区に総合スポーツ施設の整備を進めており、「市民の皆さんが力一杯スポーツを楽しんでいただけるようになります」などの紹介も行われた。
続く「スポーツ協会旗奉戴」では鈴木会長から、競技団体代表の卓球競技・武井心選手に手渡され、選手を代表して弓道競技・伊藤勝規選手が「市の代表としての誇りを胸に、力一杯闘う!」と力強く選手宣誓を行った
協会副会長の吉元厚氏の音頭で、必勝を期してバンザイ三唱が行われ、一致団結、木更津市選手団の士気の高揚を図った。
木更津市選手団役員は次の通り。
▽団長=鈴木晟夫(木更津市スポーツ協会会長)
▽副団長=吉元厚、神谷信久、須田雄策(以上、木・スポーツ協会副会長)、
▽総監督=高浦保男(木・スポーツ協会理事長)
東部商店街の振興祈願
芸能やちょうちん行列、大抽選会など
木更津 駅東口第43回観音まつり
JR木更津駅東口近くに安置されている観音像と無縁仏の加護に感謝して供養し、あわせて東部商店街の振興等を祈願する、木更津市の東部商店街振興組合(理事長・玉丸森敏)主催、「第43回観音まつり」が、4年ぶりに20日(日)、木更津駅東口駐車場(水野スポーツ隣)をメイン会場に開催される。
多くの人出で賑わう同まつりは、午前9時から、駅東口の観音堂の御開帳と法要、開会式典が行われる。
午前11時から「よさこいソーラン」でFORZA木更津や幻想花乱などが元気に踊りを披露、11時30分からショーローズや出店キッチンカーを紹介する。
午後零時30分からはアーネラフラスタジオによるフラダンス、午後1時からは鈴木淳一&和太鼓笑楽和楽、午後1時30分からフラスタジオヒナ&ピューティームーンのプラダンス。
午後2時から木更津総合高校吹奏楽部、木総合高校和太鼓部、木更津総合高校ダンス部が出演、午後3時から鳳神ヤツルギアクショソショー、午後4時からは、木更津高校ジャグリング部、午後4時30分から拓殖大学紅陵高校吹奏楽部による演奏が行われる。
午後5時からは、モノマネ芸能ショーで、モノマネタレントの、ジョニー志村(タモリさんのモノマネ)、ノンスモーキー石井、sa Toshマエダ夏男、エリーナさんらが出演する。
午後6時からはスーパー大ビンゴ大会(当日参加券200円)。
木更津市、木更津商工会議所、(一社)木更津市観光協会、木更津市商店会連合会、大和町親交会が後援。
フリーマーケットは午前11時から午後7時まで開かれ、多くの店が並ぶ。
クラシック音楽等聴こう
富来田公民館で カンティーニ主催
「第10回音楽の好きな方で集うジョイフルコンサート」~クラシック音楽とどこかで聞いた曲~が20日(日)午後2時から、木更津市立富来田公民館/多目的ホール(真里谷、JR久留里線・馬来田駅徒歩3分)で開かれる。
地域で気軽に音楽を楽しむ会Cantini(カンティーニ)主催。
入場無料、全自由席。
曲目等は次の通り。
▽武満徹作曲「小さな空」他(金子泰子)
▽中田喜直作曲「さくら横ちょう」他(梶圭子)
▽D・カプア作曲「オー・ソレーミオ」他(小林孝一)
▽バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのパルーアイータ第三番BWV1006第一楽章プレリュード」他(関健)
▽テレマン作曲「フルート・ホルンと通奏低音のための三声の協奏曲 へ長調TWV42・F14」他TORIO!(樓井絢子・高橋康介・桜井智子)
▽ドナウディ作曲「私の愛の日々」他(和田恵子)
▽チャイコフスキー作曲、サミーフェイン&ジャックローレンス・鴛海由子編曲『眠れる森の美女』よりいつか夢で」他(鴛海由子)
ヴァイオリン伴奏・澤田香萌、ピアノ伴奏・桜井智子、鴛海由子。
(敬称略)
「良い大人とは」議論
全12中学校の生徒会長などが参加
木更津市教委 木更津市合同生徒会
木更津市教育委員会では今年、新しい取り組みとして、~「自立する力」と「共生する姿勢」を身につけた児童生徒の育成~を目的に、学校の枠を超えたリーダーたちの絆の構築などをめざし『木更津市合同生徒会』を3月に発足した。
合同生徒会とは、市内の全市立中学校12校(全生徒約3,000人)の生徒会長などで組織され、各校の生徒会活動についての情報交換や協議等を行うなかで、中学生の自由な発想を・引き出し、豊かな創造力を育てようとするもので、市内の中学校がつながり、木更津市の明るい未来を切り閧く次世代のリーダーを育成することなどにつなげたいとしている。
発足以来過去2回の合同生徒会(1回目・3月、2回目・4月)は、オンラインで行い、3回目は今月9日(水)初めて対面で実施された。
9日午前9時から、木更津第一中学校図書室で開催された第3回のテーマは『良い大人とは』。
~成人年齢の18歳引き下げを受け、中学校を卒業して3年後には「大人」となるという現実を踏まえ、各生徒会長が、「良い大人」《どんな大人になりたいか》について議論を深めることで、これからの生き方について改めて考える機会とする。
開会宣言に続き、廣部昌弘教育長は「自分の周りには別の世界が広がっていることへの気づき、きのうの自分より、今日の自分のほうが少し前進している、そんな成長を期待したい」などと挨拶。
合同生徒会会長の岡田詩月さん(太田中会長、写真中央)も有意義な時間であるよう願った。
参加者は自己紹介ののち、Q&A方式で、
▽あなたが尊敬している人は?
▽どんなところが尊敬できるか?
▽目標とするその人に近づくためにどんな努力をしているか?・・・
などと徐々に本題に近づけるなど、活発な意見交換が行われ、同年齢の仲間が思っていること、実践していることなどを共有し識見を深めた。
参加者は次の通り。
▽合同生徒会長=岡田詩月(太田中)
▽同副会長=佐々木陽(木一中)・福田千晴(畑沢中)
▽各校代表=新関莉愛(代・内堀月渚、木二中)、柴代萌々香(木三中)、塚本蒼空(岩根中)、進藤優芽菜(鎌足中)、大村優月(金田中)、鈴木千尋(富来田中)、鶴岡滉大(代・江野澤大翔、岩根西中)、野田暖喜(波岡中)、浅野龍史(清川中)
▽教育委員会=廣部昌弘教育長、上田真里事務局長、前田健太郎事務局次長、宮城美和子事務局員、そのほか各中学校生徒会顧問12人。
地元校初戦組み合わせ
秋季県高校野球予選 あすから12校参加
「第76回秋季県高校野球大会予選」(県高野連主催)が、あす18日(金)から23日(水)まで、県総合スポーツセンター野球場(千葉市)や袖ヶ浦市営球場など県下11会場で行われる。
今大会は全て観戦が可能となる(無料)。
連合チームを含めた158校・141チームが参加。
予選を勝ち上がった28チームのほか、敗者復活戦(29日~9月5日)を突破した19チームと、甲子園出場で予選免除の専大松戸を加えた計48チームで県大会(9月16日~10月1日)が行われる。
君津地域からは木更津総合、木更津高専、君津、木更津、志学館、暁星国際、袖ヶ浦、君津商、翔凛、拓大紅陵、天羽、君津青葉―の12校・11チームが参加する。(天羽と君津青葉は泉・市原緑と連合を組む)
初戦組み合わせは次の通り。
①第1試合(午前9時~)
②第2試合(午前11時20分~)
③第3試合(午後1時40分~)
【18日】
▽袖ケ浦市営球場
②君津-東邦大東邦
▽ゼットエーポールパーク(市原市)
①袖ヶ浦-千葉敬愛
②君津商業-光英VERITAS
③暁星国際-東葛飾
【19日】
▽袖ケ浦市営球場
③
木更津総合-薬園台
▽第一カッター球場(習志野市)
②拓大紅陵-津田沼
▽ゼットエーボールパーク
①翔凛-昭和学院秀英
③木更津-芝浦工大柏
【20日】
▽袖ケ浦市営球場
①志学館-市原中央
②君津青葉・天羽・泉・市原緑-印旛明誠
▽ゼットエーボールパーク
①木更津高専-磯辺
社説
土用波
8月も早半ば、夏休みも後半である。
前半は猛暑続き、後半は今後多発するであろう台風等の影響で荒天の日も多くなりそうである。
富津市内の4つの海水瘠場と金谷海浜公園プールは8月20日(日)、富津公園ジャンボプールは8月31日(木)まで。
海水浴で特に注意したいことは「土用波(どようなみ)」。
風がないのに海岸に断続的に打ち寄せる大波のこと。
その正体は、日本のはるか南の海上で発生・発達する台風がもたらす「うねり」。
台風の中心近くで作られた大波は、台風が北上してくるよりも先に、うねりとして日本の海岸に到達する。
台風が近づくと天候は荒れてくるので、自然と警戒するが、まだ台風が還くにあるときは天候が穏やかであることが多いため、油断しがちになる。
土用波によるサーフィンや磯遊びの最中の事故は毎年のように発生、内房地区の内湾でも多発している。
木更津海上保安署では、~海水浴場が閉鎖されたあとは、ライフセーバーの配置がなくなり、注意・監視する人がいなくなる。
穏やかな天候を過信して、自己判断で海に入る人が多く、うねりで溺れたり流されたりと海難事故が多発する~と注意喚起している。
海の波は「風浪(ふうろう)」と「うねり」の2つに大きく分類される。
「風浪」とは風の影響を直接受けている波のことで、波の頂が不規則に尖っていて周期が短い。
『うねり』は、波の頂が丸みを帯び、波浪と比べて周期が長いため一見ゆったり見えるが、水深の浅い海岸付近では海底の影響を受け、波が高くなりやすく、波にさらわれる事故が起こりやすい。
特に子どもは磯遊び、川遊びでも体に合ったライフジャケットを着用させ、水深はひざ下が目安(滑って転んでも自分で立ち上がれる深さ)。
子どもは顔に水がかかっただけでも恐怖を覚え、体重が軽い分、大人よりも流されやすい。
大人も子供も、海でも川でもライフジャケットは命綱である。