つなげよう和服の文化 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年7月22日発行

つなげよう和服の文化

講師は学校支援ボランティアの7人
木更津第一中1年生 浴衣の着付け教室

木更津市立木更津第一中学校(校長・今井克彦、生徒数300人)では、10日~12日に学校支援ボランティアの7人を講師に迎え。
1学年生徒107人を対象とした「浴衣の着付け教室」を行った。
同授業は、技術・家庭科(家庭分野)の「目的に応じた衣服の選択」という学習内容の一環で、和服の文化に関心を持ち、和服の着方を知ることをねらいとしている。
2019年の実施以降、コロナ禍においては開催を見送ってきたが、今年度、再開した。
これまでは浴衣の歴史や男女の縫製の違いについて、着付け教室の中で学校支援ポランティアがTIとなり授業を行ってきたが。
コロナ禍の4年間で着付けを教えられる学校支援ボランティアの高齢化が進み、この活動を続けていくためには家庭科の教員が自分で授業展開できるよう、知識を伝達していく必要があると感じた、とボランティアの代表・篠宮乃里子さんは話す。
そこで今回は家庭科の教員が篠宮さんから資料提供を受け、浴衣の歴史・男女の縫製や着かたの違いについてパワーポイントを作成し、亊前の授業で学習した上で着付け教室当日を迎えた。
当日は浴衣の実物を見ながら前回の学習内容を振り返ると、すぐに着付けの師範がスタート。
最初はボランティアの講師に手伝ってもらいながら着て、その後は自分で着られるよう、一度脱いでからまたスタート。
女子は特におはしょりを整える作業や帯結びが難しいが、悪戦苦闘しながらもボランティアの方々の熱心な指導の下、なんとか一人で着られるようになった。
男子は浴衣を着た経験がほとんどない生徒が多かったが、早く着られた生徒が時間のかかっている生徒に教えるなど、意欲的に参加できた。
授業を受けた生徒からは「帯やひもの結び方にも浴衣をきれいに見せるための工夫があり、それが受け継がれてきているのはすごいと感じた」「特に帯を巻くのに苦戦したが、できたときには達成感があり、友達に『似合ってるね』と言われてとても嬉しくなった」「和服はたたんでもしわにならず、かさばらないので持ち運びに便利で海外旅行でも着られるという艮い点を知った」といった愚想が寄せられた。
木更津市では夏休みに「やっさいもっさい」や「花火大会」などのイベントが開催予定である。
今回の授業で和服の文化に興味を持った生徒たちが、自分で浴衣を着て、夏の良い思い出を作ってくれたら…と担当の教師は話していた。

”あじさい通り”復活へ

木更津市の新宿~中里 花壇に花植える

木更津市の新宿~中里にかけての”あじさい通り”は、開通時には道路の東側(内房線側)にはまだ畦道の名残があり、当時の市公園緑地課美化推進班の移植等の努力もあり、季節には、あじさいの花が咲き誇っていた。
しかし、その後の宅地化により畦道の花はおろか、その後、歩道に設けた花壇も枯れ、あじさいのない通りとなり数10年が経過。
これではだめだね…と近所の住民有志が声を掛け合い、市の管理用地課の協力を得て、全ての花壇に今月、あじさい等の草花を移植し、美しい”あじさい通り”をめざしている。

地元3人入賞

高野山竸書大会

高野山書道協会による(毎日新聞社後援)「第57回高野山競書大会」の入賞者が21日までに発表された。
同展は8月1日(火)~15日(火)まで、高野山金剛峯寺で開催される。
地元関係の入賞者は次の通り。
【毎日新聞社賞】
▽大木愛子(木更津総合高3年)
【全日本書道連盟賞】
▽植野沙絢(千葉県立木更津高校2年)
【高野山総長賞】
▽礒貝清耀(木更津市)
(敬称略)

新署長に林克利氏就任

木更津税務署 転入・留任・転出など

今月10日に発令された木更津税務署の異動内容は次の通り。
現体制の( )は前任部署等。
転出の()は元職。
敬称略。
【現体制(転人・留任)】
▽署長=林克利(東京国税局調査第二部調査第七部門統括国税調査官)
▽副署長=礒部晃(留任)
▽特別国税調査官〈法人調査担当〉=三上数徳(留任)
▽総務課長=高本智野(東京国税局総務部千葉東税務署派遣納税者支援調整官)
▽管理運営第一部門統括官=井手和則(千葉西税務署管理運営部門統括国税徴収官)
▽管理運営第二部門統括官=緒方拓史(留任)
▽徴収第一部門統括官=内田一慶(東金税務署徴収部門統括国税徴収官)
▽徴収第二部門統括官=河野毅(留任)
▽個人課税第一部門統括官=谷口圭介(留任)
▽個人課税第二部門統括官=鈴木正(市川税務署個人課税第六部門統括国税調査官)
▽個人課税第三部門統括官=秋庭直樹(千葉東税務署個人課税第三部門統括国税調査官)
▽資産課税部門統括官=朝倉久和(麹町税務署資産課税部門上席国税調査官)
▽法人課税第一部門統括官=惠和日露(留任)
▽法人課税第二部門統括官=早川征司(東京国税局査察部査察第三十四部門主査)
▽法人課税第三部門統括官=齋藤進(成田税務署法人課税第三部門上席国税調査官)
【転出】
▽森重良二(署長)=退官
▽多田真一(総務課長)=成田税務署総務課課長
▽島崎文博(管理運営第一部門統括官)=東京国税局総務部企画課内部事務センター化PT管理監査官
▽鈴木純一(徴収第一部門統括官)=江戸川北税務署徴収第一部門統括国税徴収官
▽今泉孝弘(個人課税第二部門統括官)=大月税務署個人課税第一部門統括国税調査官
▽合原徹也(個人課税第三部門統括官)=江東西税務署個人課税第三部門統括国税調査官
▽谷川孝(資産課税部門統括官)=東京上野税務署特別国税調査官〈資産税担当〉
▽栗原光雄(法人課税第二部門統括官)=東京国税局総務部税務相談室税務相談官
▽平野亮(法人課税第三部門統括官)=江戸川南税務署法人課税第二部門統括国税調査官

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