実行委員長に池田庸木更津商工会議所会頭 他【新千葉新聞】
- 2023/7/16
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新千葉新聞2023年7月16日発行
実行委員長に池田庸木更津商工会議所会頭
『第76回木更津港まつり』花火大会等
8月14日と15日 今年度の役員構成
木更津港の振興をテーマに、今年の『第76回木更津港まつり』は、8月14日(月)と15日(火)に木更津港と木更津駅西口・富士見通りで盛大に開催される。
後援は、千葉県、君津市、富津市、袖ケ浦市、(公社)千葉県観光物産協会。
4年ぶりの通常規模での開催となる。
第76回木更津港まつり実行委員会と木更津市の主催者会議が開かれ、実行委員長は池田庸木更津商工会議所会頭が務めるなど、実行委員会の構成等が決定している。
8月14日は午前10時から鳥居畸の頌徳碑(しょうとくひ)前で「修祓式」、午後6時~同8時30分迄は富士見通りで「やっさいもっさい踊り大会」が行われる。
同15日は、午前11時から日本製鉄岸壁で「入港船訪問」、午後3時~同7時まで、富士見通りで「お祭り広場」を実施。
午後7時10分~同8時30分まで「花火大会」(打ち上げ会場は中の島公園)で、今年は約13,000発(昨年は10,000発)を打ち上げる予定で、伝統のまつりを市民らと共に盛り上げる。
荒天の場合は8月16日に順延となる。
観客数は10万人(内港周辺)を想定、4年ぶりの木更津の夏のまつりを楽しむ。
なお、花火大会では、午後10時まで交通規制が行われる。
実行委員会の構成は次の通り。(敬称略)
▽名誉会長=渡辺芳邦木更津市長
▽実行委員長=池田庸木更津商工会議所会頭
▽副委員長=野口義信(一社)木更津市観光協会長、高松利明(木更津港湾愛護協会長)、松田紀道木更津港運協会長、平井秀幸千葉県内航海運組合理事長、北村和則木更津市区長会連合会長、田中幸子木更津市副市長
▽監事=香々見理一(観光協会選出)、斉田静香(木更津港湾愛護協会選出)
▽総務部長=佐伯浩一
▽資金部長=座親政彦
▽式典部長=村重正明
▽交通部長=溝口吉雄
▽海上警備部長=小林浩美
▽陸上警備部長=細野暢
▽お祭り広場部長=山口晃平
▽やっさいもっさい部長=金見代雄
▽環境部長=植野博
新しい経由地のバス路線
木更津金田BT 木更津駅~袖ヶ浦駅
木更津金田地区を中心とした、主に民間事業社など約20の事業者による「木更津金田/周辺大型施設連絡協議会」からの提案により、地域生活者の交通利便性向上につながる新しい経由地のバス路線運行が決定した。
路線バス乗り入れ本数が少なかった木更津金田バスターミナル(以下木更津金田BT)へのバス路線新設と増便を、交通事業者の小湊鐵道(株)へ申し入れを行っていたが、このほど、木更津駅西口~袖ケ浦駅北口路線の一部を経由地変更で運行することが決まった。
今月18日(火)から、平日限定で運行する。
▽木更津駅から袖ケ浦駅行きの主な停留所は、コストコ木更津倉庫店-木更津金田バスターミナル-三井アウトレットパーク-袖ケ浦駅北口。(1日16本、木更津駅から木更津金田BTまでの運賃は300円)
▽袖ケ鬨駅北口からは、三井アウトレットパーク-木更津金田バスターミナル-コストコ木更津倉庫店-木更津駅西口。(1日15本、袖ケ浦駅から木更津金田BTまでの運賃は270円)
同連絡協議会の一事業者である木更津市産業・創業支援センターらづ-Biz(センター長・瀬沼健太郎)は、「木更津市は『オーガニックシティ』を標榜しているが、このような『民間鄒業者による有機的な繋がり・活動『地域課題の解決に向けた一歩』が踏み出せたことは有意義である」とし、今後も連携を強化し積極的に地域貢献活動に取り組んでいくとしている。
木一中、畑沢中が優勝
中学生大会団体と一般大会で熟戦展開
富津市卓球協会 三枝杯卓球大会開く
富津市卓球協会主催「第31回三枝杯卓球大会」(中学生大会・一般大会)が、同市総合社会体育館で開催された。
中学生大会は6月24日、362人が参加して団体戦が行われ、男子は木更津一中、女子は畑沢中が制した。
一般大会は今月9日、131人が参加し、計4部門で研鑚の成果を競った。
結果は次の通り。
【中学生大会】
▽男子
①木更津一中
②君津中
③天羽中
③畑沢中
▽女子
①畑沢中
②昭和中
③八重原中
③波岡中
【一般大会】
▽一般男子
①佐橋廉(君津市役所)
②関文雄(逆井卓集会)
③椶渾一眞(CCW)
③藤本駿(袖ヶ浦クラブ)
▽同女子
①橋間優羽(君津市役所)
②竹内美里(君津市役所)
③野田優子(Ava)
③井上綾乃(KAクラブ)
▽40十50歳代男子
①野平浩司(千城クラブ)
②岩間由修(袖ヶ浦クラブ)
③小林哲也(木更津クラブ)
③籐本三千郎(木更津クラブ)
▽同女子
①山岸美保 (市原クラブ)
②岩崎早苗(山口企画)
③高橋安美(山口企画)
③中田美紀(千城クラブ)
▽60歳代男子
①金本啓二(市原クラブ)
②笹川正(富津クラブ)
③山本雅彦(金田クラブ)
③渡邊修(あすなろ)
▽同女子
①長谷川泉 (北極星)
②菊地ひと美(金田クーフブ)
③坂本由香(横田卓球)
▽70歳代以上男子
①小竹和巳(あすなろ)
②小野恒靖(富津クラブ)
③熊谷昭五(袖ヶ浦クラブ)
▽同女子
①長瀬節子(袖ヶ浦クラブ)
②岩井ひで子(横田卓球)
③寺田多加子(ガウラーズ)
3回戦は勝利
高校野球の地元校
「全国高校野球選手権記念千葉大会」における地元校の結果。
【14日】
◎3回戦
▽志学館18-1流山(5回コールド)
▽拓大紅陵14-2県柏(5回コールド)
▽暁星国際6-0明聖
▽君津商業9-7多古
【15日】
◎3回戦
▽木更津総合16-0市川東(5回コールド)
柿のゲノム高精度に解読
DNA研究所など 難しい6倍体の栽培柿
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は12日、岡山大学、農研機構と共同で、ゲノムが複雑な栽培柿の主要品和である「太秋(たいしゅう)」の全ゲノムを高精度に解読することに成功したと発表した。
食用の柿(栽培柿)は、遺伝子の最小セットであるゲノム全(セット持つ「6倍体」で、果実の形(球や卵形、扇球形)や味(甘柿や渋柿)が多種多様であることが知られている。
一方、ゲノムがより単純な「2倍体」の近縁種はこのような多様性を持たないことから、作物として好ましいさまざまな性質は、ゲノムの倍数化や野生種からの栽培化によって獲得されたと考えられている。
今回の研究で、得られたデータを近縁種のゲノムと比較したところ、六倍体の栽培種は150~200万年前に生まれたことや、複数の近縁種との進化上の関係がわかった。
さらに、約170の栽培柿品種のゲノム情報を含めた高精度な遺伝解析を行ったところ、甘柿・渋柿の違いや多様な果実の形など栽培柿が進化の中で獲得したと考えられる性質を決める重要な遺伝子群のゲノム上の位置を特定することができた。
同研究の結果、ゲノムが複雑なため解析が難しいとされてきた6倍体の栽培柿について、詳細な遺伝解析を行うための基盤が柵築され、栽培柿の進化や有用な性質に関する璽要な知見を得ることができたIとしている。
『ゆめパのじかん』上映会
木更津市福祉会館 参加者は申込みを
~何をしてもいい。何もしなくてもいい。きみは、きみのままでいい。~
珠玉のドキュメンタリー映画『ゆめパのじかん』上映会が、今月28日(金)午後5時30分から8時30分まで(受付五時)、木更津市民総合福祉会館(潮見2-9)で開かれる。
木更津市・木更津市社会福祉協議会主催、同上映会実行委員会協力。
「ゆめパ」とは、神奈川県川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク」の通称。
遊んで、転んで、立ち止まって…誰もが安心して自分らしく過ごせる居場所で育まれる、子どもたちのかけがえのない《じかん》を情感豊かに描いたドキュメンタリー。
監督は重江良樹氏。
現在、木更津市内在住・在勤者を対象に参加者を募集している。
定員は50人、参加費無料。
飲食は自由で持ち込みも可。
参加申し込みはQRコードから。
問い合わせは木更津市社会福祉協議会地域福祉第二係へ。
℡0438-25-2089。
請求書を紛失
木更津市児童手当
木更津市は13日、市民から提出された児童手当認定請求書1枚を紛失したと発表した。
市によると、6月9日(金)午後4時頃、子育て支援課窓口職員が書類を受け付け、次の手続きをするため、別の職員に書類を引き継いだ。
手続き終了後に書類を確認したところ、紛失が発覚したもの。
書類の引継ぎの際、書類の確認をしなかったことが原因とみられる。
書類には、請求者と児童の住所、名前、生年月日のほか、電話番号、職業、配偶者の有無などが記載されている。
なお、これまでに紛失した情報の不正使用等は確認されていない。
市は申請者に6月13日、電話で経緯を説明し謝罪。
再度書類を提出してもらい、手続きは完了している。
今後は書類の管理について、確認チェック体制を強化し再発防止に努めるという。
海に転落の漁師を救う
木更津海上保安署 富津岬で人命救助
木更津海上保安署は14日(金)、富津岬で水難救済会所属職員が人命救助したと発表した。
発表によると、13日(木)午前6時52分頃、第三管区海上保安本部運用司令センターに、富津市布引海岸を散歩中の男性から、「布引海岸に5、6メートルの船が漂着している」と118番通報があった。
木更津海上保安署が調査したところ、13日午前5時10分頃に富津市下洲漁港から出港し、同漁港から南南西約800メートル沖で漁業活動中の1人乗り漁船から、新富津漁業協同組合(以下、新富津漁協)組合員の漁師、平野直行さん(46)=富津市富津1005-3=が海中に転落し、乗船していた船が無人漂流して布引海岸に漂着したことが判明した。
同日午前6時50分頃、平野さんの自家用車が漁港に残されているのを不審に思った仲間の漁師が、新富津漁協事務所3階に設置されている大型双眼鏡で海を見ると、カキ養殖施設のブイにしがみついている平野さんを発見。
直ちに仲間の漁師1人と共に日本水難救済会新富津救難所所属の救助船(新富津漁協所属)を出し、同日午前7時35分頃、平野さんを救助した。
平野さんは転落後、付近に設置してあったカキ養殖施設を示すプイまで泳ぎ、プイにつかまって救助を待っていたもの。
救助された平野さんは一時、意識・呼吸が微弱となったが、仲間の漁師等による適切な心肺蘇生活動などにより、救急隊到着時には意識が回復。
その後、低体温症の疑いがあったことから、君津中央病院に搬送され、即日退院した。
救助にあたったのは、団体職員(新富津漁協)の齊藤昌さん(66)=富津市富津125-1=と、漁業(新富津漁協准組合員)の平野純一さん(37)=富津市大堀1195=の2人。
いずれも新富津救難所所属。
木更津海上保安署は後日、救助者及び応急処置を行った関係者等に対し、署長から感謝状を授与する予定という。