100年後芸術祭~環境と欲望 他【新千葉新聞】
- 2023/6/21
- ニュース
新千葉新聞2023年6月21日発行
100年後芸術祭~環境と欲望
5市の広域連携で初めてのプロジェクト
県150周年事業 内房総アートフェス
市原市、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の内房総5市では、官民合同による実行委員会を組織し、千葉県誕生150周年事業の一環として、『100年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス』を開催する。
アート、クリエイティブ、テクノロジーの力を融合し、100年後の新しい未来を創っていくための持続可能なプラットフォームとしての芸術祭を目指す。
内房総5市の広域連携による初めてのプロジェクトで、総合プロデューサーに小林武史氏、アートディレクターに北川プラム氏が就任。
開催日程は、前期が今年10月~12月、後期が令和6年3月~5月。
会場は内房総5市(市原市、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)の各地。
主催は内房総アートフェス実行委口会。
▽名誉実行委員長=熊谷俊人千葉県知事、
▽実行委員長=小林武史、小出譲治市原市長、渡辺芳邦木更津市長、石井宏子君津市長、高橘恭市富津市長、粕谷智浩袖ケ浦市長、
▽総合プロデューサー=小林武史、
▽アートディレクター=北川プラム
(敬称略)
今後のスケジュールは、今年の8月に基本計画の発表、同10月に前期開催(~12月)、来年3月後期開催(~5月)。
同事業のねらいは、
▽地域の魅力の「見える化」や「発信」による市民のまちへの愛着と誇りの醸成、
▽子ども・親世代に対する最先端の文化体験や環境教育、
▽交流人口増加に伴う地域経済活性化、
▽地域外からの投資促進、関係人口拡大や移住等の促進、
▽内房総五市における回遊促進等、広域連携による更なる地域振興―である。
事業名称の《100年後芸術祭~環境と欲望~》とは、次のように説明されている。
100年後を考えたとき、自分自身はもう生きていない。
それでもあなたが100年後に残したいものがあるとしたら、それは何でしょうか。
このように100年後を思うということは自分のいない環境、他者の利益を考えること、つまり「利他」そのもの。
100年後芸術祭は「芸術」、「食」、「音楽」など、百年後に残したい「○○」を考え、それらを表現すること全てがアート活動であると捉え、百年後を考える誰もが参加できる新しい芸術祭であるという。
次に《内房総5市で百年後芸術祭を開催する意義》について。
千葉県は東京(都市・現代社会)のカウンターパートとして、100年後の社会を考える意義と価値のある地域。
中でも内房総は、豊かな海・山・里などの自然、食や文化を有する一方、都心や空港からのアクセスが良く、世界でも有数の臨海部工業地帯を併せ持つなど、テーマである「環境と欲望」を考えるうえで相応しいエリアとなる。
総合プロデューサーの小林武史氏は音楽家。
一般社団法人APバンク代表理事。
ミスチルなど日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手掛ける。
2017年から宮城県において、アート・音楽・食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」の実行委員長・制作委員長を務めている。
2019年から木更津市で「KURKKU FIELDS」(グルックフィールズ)を運営し、食の循環を可視化するプロジェクトを進めている。
アートディレクターの北川プラム氏は、(株)アートフロントギャラリー代表取締役会長。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000年~)、「瀬戸内国際芸術祭」(2010年~)。
「いちはらアート×ミックス」(2014年~)などで総合ディレクターを務め、アートによる地城づくりを実践している。
2013年から、市原湖畔美術館館長に就任。
問い合せは同フェス実行委員会事務局(木更津市役所内)℡0438-38-6563。
男子は木更津第2MBC
かずさミニバスケットボール大会
東京新聞杯争奪 女子は昭和が初V
「第22回東京新聞杯争奪かずさミニバスケットボール大会」(かずさミニバスケクトボール連盟など主催、東京新聞後援)がこのほど、袖ケ浦市の臨海スポーツセンター、富津市の総合社会体育館等で行われた。
熱戦の結果、男子は木更津第2MBC(木更津市)が20年ぶり2度目の優勝、女子は昭和MBC(袖ケ浦市)が初優勝を決めた。
同大会には木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市から男子16チーム、女子20チームが参加。
各ブロックに分かれての予選リーグを勝ち上がった男子8チーム、女子12チームが準決勝リーグに進み、男女の上位各4チームで決勝トーナメントを行った。
男子の上位4チーム、女性の上位3チームは、県大会(6月)に出場する。
決勝トーナメントの結果及び個人賞は次の通り。
《男子》
◎準決勝
▽富津36-26八幡台
▽木更津第248-46清見台
◎3位決定戦
▽清見台37-34八幡台
◎決勝
▽木更津第247-35富津
《女子》
◎準決勝
▽請西53-32木更津第2
▽昭和53-31八幡台
◎3位決定戦
▽八幡台36-31木更津第2
◎決勝
▽昭和38-34請西
《個人賞》
◎男子
▽最優秀選手賞=増田空翔(木更津第2)
▽優秀選手賞=清水樹(木更津第2)、吉崎健(富津)、清水大輝(清見台)、吉田旺未(八幡台)
◎女子
▽最優秀選手賞=山囗莉子(昭和)
▽優秀選手賁=幾野帆南美(昭和)、保田夏葵(請西)、柿沢知奈里(八幡台)、木村紗菜(木更津第2)
沖縄から平和を願う
ライブ配信 木更津市内で視聴可
昨年、木更津市制80周年記念事業「KISARAZU COLLECTION2022」の総合プロデュースをしたtenboデザイン事務所 鶴田能史氏プロデュースの「Pray forPeace Collection2023 in 沖縄」が今月23日(金)沖縄慰霊の日に開催され、You Tubeでライプ配信されることになった。
戦後78年となる今年、沖縄から平和への願いを込めて開催するこのキッズファションショーは、沖縄県、那覇市、広島市、長崎市など、多くの後援を得ている。
木更津市も、平成3年1月1日に平和都市宣言をしており、同事業は木更津市・木更津市教育委員会も後援している。
ライブ配信は午後2時スタート。
木更津市金田地域交流センター「きさてらす」(金田東6-11-1)、多世代交流の拠点として運営されている「寛傳知(かんでんち)」(中央2-8-18)のほか、市内各公民館の大型モニターでも視聴できる。
問い合わせはテンポデザイン事務所へ(℡・FAX兼用0438-97-7633)。
翔凛高校が3年連続出場
本戦に19校 北海道で写真甲子園
北海道の雄大な自然を舞台に高校生が写真の腕を競う「写真甲子園」の実行委員会は、7月に東川町などで開催される本戦に出場する19校を発表した。
千葉県からは翔凛高校(君津市)が3年連続3回目の本戦出場を決めた。
今年は全国から過去最多584校の応募があり、初戦審査を通過した80校から18校を選考、特別招聘(しょうへい)校の1校を加えた。
本戦は7月25日に開幕し、東川町など大雪山国立公園周辺で同26~28日の3日間、3人1組で撮影した8枚の組み写真を1作品として提出する。
写真家の立木義浩氏ら6人が審査し、優勝校を決める。
星野広樹さんが準優勝
県トラックコンテスト
県トラック協会主催の「県トラックドライバーコンテスト(実科競技)」がこのほど、千葉迎転免許センター(千葉市美浜区)で開催され、迅速な勣きと技術の正確さが披露された。
2日間にわたって筆記試験と実科競技で総合得点を睨った。
各部門の上位入賞者は10月の全国大会に出場する。
地元関係では、4トン車の部で、星野広樹さん(西濃運輸木更津支店)が準優勝を飾った。
相撲は拓大紅陵が優勝
関東高校大会県予選 柔道は木総合制す
スポーツの「関東高校大会千葉県予選」の成績(上位入賞)は次の通り。
《バスケットボール》
◎男子
▽準優勝・拓大紅陵
《ソフトボール》
◎女子
▽ベスト8・木更津総合
《ボクシング》
◎男子
▽ライトフライ級準優勝・武田一輝(拓大紅陵)
▽フライ級ベスト8・樫原由二郎(同)
▽バンタム級ベスト8・小木曽誠一(同)
▽ライトウェルター級ベスト4・坂本頼軌(同)
《柔道》
◎男子団体
▽優勝・木更津総合(4年ぶり8回目)
◎男子個人
▽無差別級ベスト4・津本隼冴(木更津総合)
◎女子団体
▽凖優勝・木更津総合
《新体操》
◎男子団体
▽優勝・袖ヶ浦
◎男子個人
▽優勝・浜口侑統(袖ヶ浦)
▽準優勝・浜口朏統(同)
▽3位・高橘碧都(君津青葉)
▽4位・星野正宗(袖ヶ浦)
▽5位・笠倉舂希(同)
▽6位・栗原正幸(同)
《相撲》
◎団体戦
▽優勝・拓大紅陵
◎個人
▽70キロ未満級優勝・佐々木真篤(拓大紅陵)
▽100キロ未満級優勝・斉藤榛(同)
▽100キロ以上級優勝・ツロモンタミル(同)、3位・馳川魁人(同)
▽無差別級優勝・成川力哉(同)、準優勝・関本秀二(同)、3位・西島悠来(同)
《ソフトテニス》
◎男子団体
▽優勝・木更津総合
▽ベスト4・拓大紅陵
◎男子個人
▽優勝・笹井&山中(木更津総合)
▽準優勝・遠藤&竹之内(同)
▽ベスト4・萩森&守屋(同)、赤沼&中村(同)
▽ベスト8・大倉&平林(同)、昼間&佐藤(同)
◎女子個人
▽ベスト4・長谷川&佐々木(木更津総合)