交通遺児の福祉増進へ 他【新千葉新聞】
- 2023/6/15
- ニュース
新千葉新聞2023年6月15日発行
交通遺児の福祉増進へ
日本製鉄(株)東日本製鉄所君津地区かずさ連合会
10万円を寄付 木更津市福祉基金に
日本製鉄(株)東日本製鉄所君津地区かずさ連合会一同(君津市君津1)から、交通遺児などに対する福祉増進を図るため、木更津市遺児福祉基金あてに10万円の寄付があった。
これは、君津地区スポーツフェスタでのチャリティ・売上金に基づく寄付であるという。
今月7日(水)に木更津市役所朝日庁舎の健康こども部を訪れたのは、日本製鉄株式会社 東日本製鉄所 君津地区かずさ連合会の浦邉彰会長、橋本秀樹部長、宇夫貴幸事務局長の3人。
木更津市では鶴岡賢一健康こども部長が、浦邉会長から寄付を受領した。
木更津市では、「この基金は、遺児福祉の増進を図るため、大切に使わせていただきます」と、お礼の言葉を述べた。
変動料金制ヘ
アクアライン試験導入
東京湾アクアラインに時間帯に応じた変動料金制を今夏にも試験導入するため、国交省や千葉県が調整に入ったことが13日に分かった。
混雑する日中は引き上げる一方、深夜は引き下げ、通行量の分散につなげる。
太田山公園文化財巡り
太田山公園・恋の森をきれいにする会
申込受け付け ウォークラリーを実施
木更津市の「太田山公園・恋の森をきれいにする会」では、7月9日(日)午前9時(集合)~正午まで、文化的事業として『太田山公園文化財巡りクォークラリー』を実施するため、参加者を募っている。
参加費無料。
雨天の場合は7月16日(日)に延期する。
歴史文化財の資料凖備のため、事前申し込みが必要。
連絡先は同会の加瀬隆さん(℡090-9313-6547)まで。
太田山公園は、木更津市郷土博物館金のすず・旧安西家住宅をはじめ、多くの石碑及び刀八神社・太田山古墳、更には終戦時の戦跡・太田山地下壕跡が残っており、古代からの木更津の歴史文化財の宝庫です。
また、太田山公園は、周囲4キロメートルある広大な公園で、ここには、多くの市民が知らない、「子供の広場」、「房州石の広場」、「展望の広場」、「自由の広場」、「芝生の広場」、「ピクニックの広場」がある。
博物館前の「桜の広場」を含めると7つもの公園・広場がある。
特に「芝生の広場」は絶好の癒しの場所になっており、これを知らないなんて、もったいない話と、加瀬さんは言う。
特に子どもたちにとっては、太田山の古代からの木更津の歴史文化財を知ることによって、未知なる未来の光りが見えてくるはずで、楽しんで勉強ができると、参加を勧めている。
歴史文化財の資料は、会で用意する。
ハイキング用靴、飲料水など準備。
資料にはマンガもあるという。
ぜひ、親子連れはもとより、全世代で太田山公園の歴史文化座に触れてみませんか!と参加を歓迎している。
集合は博物館前の「桜の広場」。
庁舎整備の市の対応等
木更津市議会 一般質問の要旨②
木更津市議会定例会の一般質問続きは次の通り。
【14日】
《近藤忍議員》
◎防災対策
▽事前準備
▽地震対策
▽水害対策
◎交通政策
▽高速バス
▽渋滞対策
▽鉄道路線
◎吾妻公園
▽既存施設
▽計画施設
《渡辺厚子議員》
◎安心・安全なまちづくり
▽防犯対策の強化(防犯教育、防犯カメラ、ほか)
▽交通安全対策の強化(手上げ横断、スクールゾーン、ほか)
《齊藤秀樹議員》
◎消防行政
▽救急需要(救急件数と所要時間、ほか)
▽消防団(消防操法大会、ほか)
◎定数管理・採用
▽定数管理
▽職員退職者・採用
【15日】
《竹内伸江議員》
◎デジタル技術の活用による新たな価値の剔出
◎ICTを活用した学校教育の充実
▽教職員の負担軽減、ほか
◎農業施設
▽農作物への影響、ほか
《座親政彦議員》
◎活力あふれるまちづくり
▽木更津市制施行80周年記念事業(記念事業全体の受け止めと総括、ほか)
▽駅周辺の活性化
▽情報発信力の強化
《安藤順子議員》
◎こども食堂▽木更津市のこども食堂
◎教育行政
▽長期欠席児童・生徒に対する学校における給食費の扱い(学校における現状)
◎まちづくり協議会
▽木更津市のまちづくり協議会(木更津市のまちづくり協議会の現状と課題)
▽木更津市のまちづくり協議会における公民館の役割(現状、まちづくり協議会迎営に公民館としてどのようにかかわっているか)
《佐藤修一識員》
◎交通環境の充実
▽地域交通
▽市内バス路線
▽まちづくりと地域交通
◎動物対策
▽鳥獣対策(現状取り組んでいる対応策、ほか)
▽地域猫(活動団体、ほか)
《田中紀子議員》
◎PDCAを活かした行政迎営か検証
▽業務委託先の選び方のその後を検証
▽新駅前庁舎の建設業者撤退で検証
◎改善指導中の開発行為等への対応を検証
▽都市計画法に基づき環球貿易に命令、ほか
◎「高齢者5人に1人は認知症」社会を生きる
▽今後懸念される国の制度変更
▽計画策定業務委託仕様香から
▽認知症の家族の視点から分析
▽災害時に地域で支え合うには
※PDCA=計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)を綬り返すことによって生産管理や品質管理等の管理業務を継続的に改善していく手法のこと。
【16日】
《大野俊幸議員》
◎庁舎整備(これまでの市の対応、今後の市の対応)
社説
救急車の適正利用を
梅雨期の晴れ間は気温が急上昇し、高湿度で熱中症を発症し易い。
外気との適応力が弱い乳幼児や高齢者などは特に注意が必要。
年々、全国的に夏季の最高気温や湿度の上昇があり、屋内外で熱中症になる人が増えており、救急搬送される人も増加している。
水分や塩分補給、エアコンの活用、体調不良を感じたらすぐ休息をとること。
熱中症の症状(応急処置)では、
《軽症》
めまい、立ち眩み、筋肉痛、汗が止まらない(エアコンの効いている室内や、風通しの良い日陰などで休息)
《中等症》
頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感(衣服を緩め、首回り・脇の下・足の付け根など体を冷やす)
《重症》
意識がない、痙攣している、高体温、呼びかけに無反応、歩行困難など(先ず水分補給、自力で水が飲めないなどは、軽症・中等症処置を含み、即、救急搬送を利用する)。
令和4年は、新型コロナウイルス感染症7波の影響で、地元各市でも救急車の出動回数は過去五年問で最多を数える。
だが、救急搬送された傷病者全体に占める軽症者の割合は令和4年木更津市では57.6%で年々増加傾向にある。
過去にあった不適正な救急車要請では、「指輪が外れない」「飲酒して運転できない」「診察予定日だが交通手段がない」「住むところがないから入院目的で」「気分がイライラして眠れないから」「早く診察してもらいたいから」「病院を探すのが面倒だから」「猫に噛まれた」「便秘が改善しない」「一人で寂しい」等々。
(木・消防本部HPより)
しかし「意識がない」「骨折」「呼吸困難」「激しい胸痛・腹痛・頭痛」「多量の出血」「広範囲の火傷」などは、即、迷わず救急車を呼んでほしい。
一人でも多くの命を救うために、市民の要請にこたえるために、救急車はいつでも出動できるように待機している。
救急搬送を必要としている人のために、市民の財産である救急車の適正利用を推奨したい。