坂井英隆佐賀市長が視察 他【新千葉新聞】
- 2023/5/21
- ニュース
新千葉新聞2023年5月21日発行
坂井英隆佐賀市長が視察
オスプレイ巡り 木更津駐屯地を訪問
陸上自衛隊の輸送機V‐22オスプレイの佐賀空港(佐賀県佐賀市)配備計画を受け入れると今年2月27日に表明している佐賀市の坂井英隆市長が17日(水)、オスプレイが暫定配備されている陸自木更津駐屯垉(司令・広瀬敏彦)へ視祭に訪れた。
一行は、「陸上自衛隊オスプレイの暫定配備に関して」の情報収集等を行った。
説明を聞いた後、坂井市長はオスブレイに搭乗し東京湾上空を飛行した。
防衛省では、陸上自杤隊に輸送機V‐22オースプレイ17機を配備する計画。
同オスプレイ14機目が今年4月5日に、暫定配備先の陸自衛隊木更津駐屯地に到着した。
同省では、佐賀空港を最終的な配備先とすることを目指し、木更津への配備期間は、1機目が到着した2020年7月から「5年以内を目標」としている。
佐賀市議会の調査特別委員会も4月13日に木更津市を訪問、同駐屯地を視祭した。
会長に鹿島典子さん就任
木更津市文化協会総会 新役員体制決まる
会員の文化的向上を図り、文化都市建設に寄与することを目的に活動している木更津市文化協公(会長・井野皆山)の令和5年度「第67回通常総会」が、13日(土)、木吏津市中央公民館アクア木叉津B館3階多目的ホールで開催された。
総会では、井野会長や来賓の廣部昌弘教育長の挨拶のあと、木更津市民歌斉唱、会務報告と続いた。
議事では令和4年度事業報告、同収支決算の承認、会計監査報告、令和5年度事業計画(案)、同収支予算(案)が審議され、全案可決・承認された。
令和5年度事業計画では、文化祭カラオケ発表会(5月7日)、文化祭第14回芸能発表会(6月11日)、文化散歩(横浜方面、6月25日)、文化祭(9月~11月)、生涯学習フェスティバル(11月)、観劇(1月)などが予定されている。
また役員改選が行われ、会長に鹿辞典子さん(請西、書道)が選ばれるなど、新体制が整った。
閉会後にはアトラクションが行われ、木更津吟詠会と木更津茶華道の会による「華道吟」が披露された。
新役員は次の通り。
(任期は2年、順不同、敬称略)
なお、同協会は、書道、絵画、写真、工芸、茶華道、音楽、カラオケ、民謡、邦舞、洋舞、邦楽、詩吟、文化財、盆栽、将棋、文学の16部門、約270人で構成されている。
子ども達が自由に遊ぶ
どろんこ遊びやドラム缶風呂など
木更津市の自然の中で 波岡プレイパーク
何をしてもいい、何もしなくてもいい~波岡プレイパーク開催~豊かな自然の中、子ども達の笑顔が広がる!
子ども達が自分の責任で自由に遊ぷ、波岡プレイパーク(代表・竹内愛美)が元気だ。
13日(土)、木更津市上烏田の休耕田を利用したどろんこ遊び、車の轍を利用卜だウォータースライダー、ドラム缶風呂などの手作りワンデイプレイパークを開催した。
『子どもの力や可能性を信じて、制限やルールは極力設けない』のコンセプトに賛同した参加者、地域のおとな達の協力を受けて、地域の豊かな自然を生かし手作りする形で波岡プレイパークの想いが実現した。
当日、子ども達はスマホやゲームを手放し、自然探索、焚き火燻製、カエルの家づくり、一輪車タクシーなど思い想いに時間を過ごす景色が印象的だった。
参加者からは、泥ははじめ怖かったけど慣れるととても楽しかった、ドラム缶風呂の入浴がとっても気持ちよかったなどの声が寄せられた。
「ケガと弁当は自分持ち、おとなは手だし口だし不要!おとな自身も思いっきり楽しんで遊んでほしい」と竹内代表。
木更津市内には他にも、大久保公園のハックルベリー、太田山プレーパークに同様の遊び場があり、今後も7月28日には映画『ゆめパのじかん』上映会や、8月19日には『太田山プレーパークまつり』なども開催予定という。
問い合わせは、波岡プレイパーク事務局・堀切さん(℡090-9102-3147)まで。
「盤洲干潟」をきれいに
自然観察会も実施 きょうクリーン作戦
”東京湾唯一”の自然干潟「盤洲干潟」をまもる! きれいにする「クリーン作戦・自然観察会」が、きょう21日(日)午前10時~午後1時30分まで行われる。
集合場所は干潟クリーン作戦・自然観察会臨時駐車場。
参加費無料。
無料駐車場有り。
持ち物は長靴(濡れても良い靴)、軍手、帽子、飲み物。
観察会(午後零時30分~1時30分)参加者は弁当等)も持参。
申込不要。
市民野球熱戦
江川球場と市営球場
木更津市野球連盟主催「市民野球春季大会」C級1部、C級2部、壮年部1~3回戦6試合が14日、江川第一球場及び市営球場で行われた。
結果は次の通り。
【C級1部】
◎1回戦
▽清見台Family2-1ツーカーズ
【C級2部】
◎2回戦
▽高島モータース1-0レイカーズ
◎3回戦
▽食事処おのでら5-2Valientia
▽木更津mots10-0柴秀(5回コールド)
【壮年部】
▽木更津シリウス13-3八幡台ロイヤルズ(3回コールド)
▽世界乃木更津12-2酒(4回コールド)
かずさマジック快勝
都市対抗野球大会 県大会2次予選
第94回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の県大会2次予選が18日から始まった。
19日には県野球場(千葉市稲毛区)で2回戦2試合が行われ、日本製鉄かずさマジック(君津市)はハナマウイ(富里市)に7‐0と快勝(7回コールド)、JFE東日本(千葉市)はYBC柏(柏市)に17-0(5回コールド)で圧勝した。
勝利した2チームは、きょう21日(日)県野球場で行われる1・2位決定戦で戦うとともに、南関東大会への出場権を獲得した。
YBC柏とハナマウイは敗者復活戦(20日)に回った。
軽い気持ちの代償 会社員30代
飲酒運転の代償③ 飲酒運転受刑者の手記
私の人生は山も谷もなく、幸せを一つ一つ積み重ねていく、そんな日々だったと思います。
当時の私は会社員として支店を任され、紆余曲折はありましたが、社会や地域に貢献していました。
恋愛の末の結婚、子供も2人授かり、念願のマイホームも手に入れました。
そんな日々の中、仕事の後のお酒も幸せを感じさせてくれる時問でした。
ましてや気の知れた友人達となら尚更でした。
駆け付けのテキーラから始め、その日の気分でお酒を楽しんでいました。
お酒を飲み終わるのが夜遅くなる事もしぱしぱあり、運転代行やタクシーを呼ぶもなかなか掴まらず、翌日の仕事を考え、自分で運転して帰ることが何度もありました。
一度、二度でもやって良いことではありませんが、慣れというのは怖いもので「飲酒運転でも、いつも通り運転出来る。」「深夜なら人も歩いていないから安心。」とさえ思っていました。
その日もいつもと同じ様に飲みに行こうとしていたところ、妻から電話がありました。
「今日は早く帰れる?子供たちも待っているよ!」と伝えられると、電話の向こうからは「パパ~。」と子供達の声も聞こえました。
その声を聞きつつも友人と約束をしていたため、「少し飲んで帰るよ。」と話し、電話を切りました。
その後、駆け付けのテキーラから気が付けば午前一時を過ぎ、いつものように自宅へと車を走らせました。
「裏通りで帰れば検問もやっていないし大丈夫。」と考え、一方通行の道を走りました。
心地良くなりボーツと走っていると、突然「人だ!」と思うと同時に被害者の方と接触してしまいました。
ブレーキを踏み、速度を落としながらサイドミラーで確認すると、自転車が倒れていました。
私は全てを失うのが恐ろしくなり、車を停めることもせず、ゆっくり車を走らせました。
その間、恐怖心と理性の問答が繰り返され、およそ300M離れたところでようやく停車させ、歩いて現場に戻りました。
「怪我で済んで欲しい。」「人でなければ。」そう願っていましたが、現実は男性が身動き一つしない状態で倒れていました。
誰が呼んでくださったのか、間もなく警察と救急車が来て、目の前で慌ただしく動いていました。
私は何も出来ないまま、ただ茫然と立ちつくしていました。
警察官にそのまま連行されましたが、この現実を受け止めることができず、頭の中で何度もこの事件を繰り返し思い返していました。
取り訓べが始まり被害者の方が亡くなったと聞き、私は人を殺してしまったと涙ながらに思いました。
後日保釈が認められ、自宅に帰りましたが、そこは家族のいない私独りだけの空間でした。
机の上には離婚届だけが置かれていました。
判決は懲役3年の実刑でした。
事件当日、家族の声に従っていれば、何もかも失うことはなかったと今さらながら後悔し続けています。
世間では飲酒運転の撲滅に努めているのは知っていましたが「私は大丈夫」そんな軽い気持ちでいました。
一生償えない罪を背負い被害者の方の人生を無残に終わらせ、一生戻せない程の哀しみを与えてしまいました。
それが軽い気持ちの結果です。
社説
麻しん(はしか)の予防接種
厚生労働省は今月18日、全国都道府県・市町村・特別区の衛生主管部(局)に対し文書で、「麻しん(はし恋の国内における感染伝播事例を踏まえた麻しんの定期の予防接種の勧奨等について(協力依頼)」を行った。
これはこのほど、都内在住の40代男性と30代女性の麻しん感染が確認されたことに伴うもの。
両人は5月3日に同じ新幹線に乗車していた。
都内で麻しん感染が確認されたのは2020年2月以来で約3年ぶり。
麻しんは新型コロナやインフルエンザと同じ5類の愚染症だが、麻しんはインフルエンザの約10倍、1人から12人以上に感染するといわれる感染力最強のウイルス。
麻しんは空気感染で、発症している人と同じ部屋にいるだけで感染する。
感染して10~12日間は無症状(潜伏期間)その後、38度前後の高熱、咳、鼻水、くしゃみ、結膜充血などが数日間持続した後、首筋や耳の後ろなどから始まり、翌日には体中に赤い発疹が出る。
別の病気にかからなければ7~10日で回復する。
特別な治療法はないが、症状を軽減するための治療はある。
中耳炎や肺炎などを併発した場合には抗菌剤の投与などの必要がある。
先進国ではめったに死亡することはないが、まれに脳炎や肺炎で死亡することもある。
発熱・発疹など麻しんを疑う症状があったら、医療機関に相談し、医師の指示に従うこと。
予防には「予防接種」(2回接種)が有効で、厚生労働省からの協力依頼通知にも、《麻しんの定期予防接種の適切・着実な実施を講じてほしい》旨が記載されている。
麻しんは世界中でうつる危険性がある病気で、ワクチン接種を受けていない人は海外旅行等で感染する可能性もある。
また妊娠中の女性が麻しんに感染すると胎児に先天性の病気等が出る可能性が大きく、家族や夫が未接種の場合も特に注意が必要となる。
麻しんの基礎知識を持ち、しっかり自己防衛で対応したい。