犯罪のない木更津市へ 他【新千葉新聞】
- 2023/5/10
- ニュース
新千葉新聞2023年5月10日発行
犯罪のない木更津市へ
渡辺会長から10地区・187人に
木更津市防犯協会 防犯指導員に委嘱状
木更津市防犯協会(会長・渡辺芳邦市長)による「令和五年度防犯指導員委嘱状交付式及び研修会」が8日(月)午後6時から市民会館中ホールで開催された。
式では、令和5年度・6年度(任期2年)の防犯指導目10地区・187人を代表して、防犯指導員連絡協議会会長の石川良一氏に、渡辺会長から委嘱状が交付された。
席上、渡辺会長は市内での犯罪発生状況などを示し、コロナ禍からの脱却を目指し、今後は一層、人の交流も活発になることから、犯罪のない、明るい住みよい木更津市となるように、無理のない範囲での協力を願った。
続いて研修会が開催され、木更津警察署・生活安全誄(防犯担当)署員から「犯罪の発生状況と対応について」の説明が行われた。
同署によると、千葉県をはじめ木更津署管内でも犯罪は増加傾向にある。
特に木更津署管内では窃盗「自転車盗」や「万引き」が多発しているが、検挙率は高く、万引きは90%で、駐輪場や店内に複数ある防犯カメラ(監視の目)が威力を発抑しているという。
しかし自宅や集合住宅等の敷地内に止めてある自転車の多くが無施錠で盗難に遭っているという。
「いつでも・どこでも・ほんの少しの問でも、必ず鍵をかけること」を市民に呼びかけてほしいと強調した。
木更津市防犯指導員は、昭和52年頃、明るい住みよい社会をつくるため、市内各自治会の代表者から、地区内で防犯活動に理解があり積極的に活動してくれる人を推薦してもらい、防犯協会・会長が委嘱してきた。
その後、平成7年4月、木更津市防犯指導員相互の連絡調整と関係団体との連携を保ち、効果的な防犯活動を実施するため、市内の防犯指導員を会員とし、木更津市防犯指導員協議会が設立され、独自の活動が続けられている。
令和5年度も「青色回転灯防犯パトロール講習」や「防犯講習会」、地域毎のパトロールなども計画されている。
令和5年(年度役員は次の通り。( )は地区。(敬称略)
なお岩根地区は、地区総会後に正副支部長が決定される。
児童生徒1人に1万円
県の独自策 物価高騰対策として
県は8日、物価高騰対策として5月臨時県議会に提出する、209億2,900万円追加の令和5年度一般会計補正予算案を発表した。
県独自に、教教育費などの負担が大きい子育て世帯支援として、県内在住の小中学の全児童・生徒と高校の新1年生を対象に、1人一律1万円の臨時給付金を支給する。
保護者の所得制限はない。
臨時給付金の事業費は、地域再生基金計60億円を活用する。
県によると、補正後の予算額は2兆2,180億5,400万円となる。
また、生活者支援として、国によるガス料金の激変緩和措置の対象ではないLPガスの利用世帯に、半年分の上昇額の半分に相当する2,400円を一回給付する。
さらに、特別高圧契約で受電している中小企業の電気料金にも新たに一部支援を行うなど負担軽減を図る。
このほか、国が決定した物価高騰対策を受け、漁業者や医療機関、社会福祉施設等の支援も行う。
3市の7日問の感染者数
3市も発表終わる 県内感染状況の公表は終了
木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日闘(4月28日~5月4日)の感染者数が8日(月)に発表された。
前回の発表と比べると、木更津市は18人、富津市は1人、共に増加。
君津市は変わらない。
各市の以近一週間の感染者状況は次の通り。
①医療機関等で診断②陽性者登録センターに登録③入院した人④自宅・ホテル療養者(推計)
《木更津市》
○感染者数・73人。
▽内訳①59人②14人。
▽療養状況③1人④72人。
《君津市》
○感染者数・39人。
▽内訳①37人②2人。
▽療餐状況③なし④39人。
《富津市》
○感染者数・19人。
▽内訳①17人②2人。
▽療養状況③なし④19人。
県内では8日、新たに372人の感染が判明した。
感染者数は前週の月曜日と比ベ139人増加。
累計感染者数は147万8,243人となった。
新規クラスター(感染者集団)は5件確認された。
「お断り」
新型コロナウイルス5類移行に伴い、県が毎日行っていた県内感染状況の公表は8日(7日時点)が最後のため、掲載は今回で終了します(地元3市における直近7日間の感染者数発表も終わります)。
拓大紅陵惜敗
春季県高校軟式野球
県高野連主催「第71回春季県高校軟式野球大会」の決勝が5日、ゼットエーポールパーク(市原巾)で行われ、市川が八千代松陰を3-2で破り優勝した。
拓人紅陵は準決勝で八千代松陰に2-1、5日の代表決定戦では千葉商大付に1-Oで敗れ、関東大会進出を逃した。
いずれも僅差だった。