迫力ある演舞で観客魅了 他【新千葉新聞】
- 2023/5/7
- ニュース
新千葉新聞2023年5月7日発行
迫力ある演舞で観客魅了
第21回かずさYOSAKOI木更津舞尊
木更津駅東口830人踊る 4年ぶりに開催
よさこい!観にこい!踊りにこい!情熱が踊る! 木更津が躍る!
木更津駅東口周辺の商店街に元気を取り戻そうと、木更津舂の一大イベント、『第21回かずさYOSAKOI木更津舞尊』が、暑い日差しの下、3日(水)木更津駅東口商店街地区など2会場で4年ぶりに開催された。
主催は木更津舞尊実行委員会(会長・玉丸森敏)と木更津東部商店街振興組合(理事長・玉丸森敏)、木更津一番街商店街振興組合(理事長・立川明義)。
今回の木更津舞尊は、審査や総乱舞は実施せず、演者や見物客もマスク着用(任意)で、
▽木更津東部商店街会場(ミズノスポーツ隣駐車場、正午演舞開始)
▽木更津一番街商店街会場(拓大紅陵高校バヌターミナル前通り、正午演舞開始)
で演舞が繰り広げられた。
同ヨサコイソーラン踊りには、幅広い世代で構成された、以前と変わらぬ多くの県内外の27チーム(うち地元3チーム、約830人が参加、熱き演舞を披露した。
午前10時30分からオープニングパレード(拓大紅陵高校吹奏楽部)に続き、フラックパレードが一番街商店街会場でスタート、東部商店街会場に順次、集結した。
午前11時からの東部会場での「開会式」では阿部磨美さん(きみつネット)司会のもと、玉丸森敏実行委員会長が、多くの協力・支援・協賛に感謝する主催者挨拶。
続いて渡辺芳邦市長や森岳県議、池田庸商工会議所会頭が、4年ぶりの開催を祝し「参加チームや地元の発展を祈念します」などと述べ出場者を激励、浜田靖一防衛大臣の祝辞も披露された。
このほか来賓として、野口義信観光協会長、鶴岡大治市議、伊藤昌宏経済部長、佐伯浩一商工会議所専務理事、山口一男JR木更津駅長、高橋克典大和町親交会長、國吉俊夫商店会迎合会長、石田享さつき通り田面商店会会長などが出席し、各迎の大きなフラッグの勇ましい入場等を見守った。
開会式後は、木更津ふるさと応援団のC‐Style(女性2人組)のライブが行われ、「木更津舞踏団舞猿」と「FORZA木更津」もバックで踊り、「幻想花乱」(袖ケ浦市)のフラックも出て、会場を盛り上げた。
正午からの会場では参加連が工夫を凝らした衣装で木更津の金鈴塚古墳に因む金の鈴や鳴子を打ち鳴らしながら力強くダイナミックに舞を披露。
洗練された都会的センスあふれる連や和服姿など個性に富んだ衣装で踊りを展開した。
また木更津総合高校や木更津高専、清和大学の生徒・学生が若い力で裏方を手伝った。
午後3時30分過ぎまで踊りは続き、最後は消掃で終了した。
”木更津舞尊”とは、~君去らず 袖しが浦石立つ波にその面影を見るぞ悲しき~ 木更津の語源を生んだ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」。
そんな伝説の主人公の名にちなみ、『武』を『舞』に転じ、舞い尊ぶ者たちという意味を込めて、北海道のヨサコイソーランと融和した新しい踊りが「木更津舞尊(BUSON)」です。
桜と歴史文化をたずねて
公民館共催で鎌足ふるさとたずね歩き
鎌足ふるさとかるた会 神社の歴史等聞く
木更津市の鎌足ふるさとかるた会主催、木更津市立鎌足公民館共催の「第20回鎌足ふるさとたずね歩き」~鎌足の桜と歴史文化をたずねて~がこのほど開催され、33人が参加して郷土の歴史に思いを寄せた。
今回は「熊野神社」、172段の石段を登り詰めた高台からの眺望や、同神社の歴史や御祭神などの説明を聞いたほか、木更津市指定文化財の『鎌足桜』についても理解を深めた。
「鎌足ふるさとかるた会」は、鎌足公民館主催の郷土の歴史を学ぶ講座の受講生が、学びを生かして「郷土かるた」の作成や、郷土史本を発刊したほか、地元の郷土を愛する『鎌足を考える会』の男性たちの協力を得て、地域の史跡案内看板の設置等も行うなど、「鎌足ふるさとかるた会」結成から36年間、地道な活動を続けてきた。
この活動の主体者は、田丸恵さん(74)、小林弘子さん(70)、茂田愛子さん(69)の3人。
コロナ禍で中止されてきた、たずね歩きが再開され、多くの参加者からの待ち望んだ声に対し、「鎌足が好きだから!」「知れば知るほど、魅力がいっぱい!」「これからも出来ることを続けたい」などと、笑顔いっぱいに感謝の思いを語っていた。
同かるた会では、20回開催を記念して、参加者に記念品(名入りボールペン)を贈呈し、参加を歓迎した。
なお『鎌足ふるさとかるた』は、地域住民による貴重な手づくりかるたとして高い評価を得て、東亰都杉並区の《かるた博物館》に展示されているという。
潮干狩りに多くの人出
木更津や富津の海岸 家族連れて賑わう
夏日を思わせる好天続きの大型連休後半、各地の行楽地は多くの人出で賑わった。
木更津市内及び富津市の潮干狩場は潮回りにも恵まれ、首都圏などから家族連れなどが多数来場し、3年ぶりにマスクを外したアウトレジャーを楽しんでいた。
3日、富津海岸潮干狩り場では午前5時過ぎから県外ナンバーの車が続々と来場、早々に第8駐車場まで開放し、潮の引きが早かったことから午前7時過ぎに潮干狩り場を開門した。
一番乗りをした流山市の山口由紀枝さん家族六人は午前3時半に家を出発、「昨年楽しかったから今年も来ました。富士山も見えて最高のロケーション、沖合には「マグリがたくさんあって大漁です」などと笑顔が広かっていた。
海岸沿いの砂浜には浜昼顔も満開だった。
またマザー牧場は午前5時過ぎに駐車場を開放、連休中は連日、2~3万人が来場し、動物たちとのふれあいや、ブルーのジュータンを敷き詰めたような約百万本のネモフィラを写真に収めていた。
県内194人
5日のコロナ感染
県内で5日(金)、新型コロナウイルスに新たに194人が感染したことが発表された。
感染者数は前週の金曜日と比べ336人減少。
累計感染者数は147万6907人。