情熱が踊る!木更津が躍る 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年4月20日発行

情熱が踊る!木更津が躍る

4年ぷりによさこいソーラン演舞
木更津駅東口第2会場 3日に木更津舞尊

よさこい!観にこい!踊りにこい!情熱が踊る!木更津が蹴る!
木更津春の一大イベント、『第21回木更津舞尊かずさYOSAKOI』が、5月3日(水)木更津駅東口商店街地区など2会場で4年ぶりに開催される。
小雨決行。
主催は木更津舞尊実行委員会(会長・玉丸森俊)と木更津東部商店街振興組合(理事長・玉丸森俊)、木更津一番街商店街振興組合(理事長・立川明義)。
今回の木更津舞尊は、審査や総乱舞は実施せず、
▽木更津東部商店街会場(ミズノスポーツ隣駐車場、正午演舞開始予定)
▽木更津一番街商店街会場(拓大紅陵高校バスターミナル前通り、正午演舞開始予定)の2か所で演舞が繰り広げられる。
コロナ禍前なら市外・県外などからも含み、20数チーム、約1000人の踊り子が木更津に集結していた。
オープニングのフラッグパレードは、午前10時30分から東部商店街会場や一番街商店街会場で始まる。
なお来場の際には、マスクを着用し、会場内各所に設置のアルコール消毒液で手指消毒をと、協力を求めている。
大声での発声や歌唱の声援、他のお客様や踊り子に触れる行為は禁止。
声援の代わりに大きな拍手をお願いしますとしている。
また、お客様同士のソーシャルディスタンス確保にも協力をと。
駅前駐車場に限りがあるので、JRの利用を勧めている。

『木更津市民の80年』

郷土博物館金のすず 企画展暮らしの変化

木更津市郷土博物館金のすず(館長・谷畑美帆)では、令和4年度企画展『木更津市民の80年』を5月7日(日)まで閧催している。
企画展期間中は観覧料無料。
開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。
休館日は月曜日。
同展では、この80年、市民の暮らしの変化を考える資料を中心に約150点を展示している。
「経済の発展」では、この80年間に発行された紙幣35点のうち、33点を紹介。
戦後の質も悪く偽造されやすかったA号券から、現在も作られている精巧で偽造されにくいE号券まで並べることで、経済の発展による商額紙幣の発行、少額紙幣の貨幣への変化を紹介している。
「交通の発達」では、木更津市が生まれたのは昭和17年(1942年)だが、昭和19年(1944年)12月の房総西線(今のJR内房線)の時刻表を見ると、両国駅まで2時間程度、今の倍近い時間がかかった。
今回、鉄道の開業以前、汽船の就航にまで遡って、開業時や終戦後の時刻表などを展示している。
「軍都木更津と戦後の混乱」では昭和11年(1936年)、木更津海軍航空隊が発足、昭和16年に飛行機の修理と補給を行う第二海軍航空廠が設置。
「人口の増加と生活の向上」では昭和40年に君津市に八幡製鉄(今の日本製鉄)が操業すると、畑沢・清見台が宅地造成された。

県内528人

18日のコロナ感染

県内で18日(火)、新型コロナウイルスに新たに528人が感染し、1人が死亡したことが発表された。
1日の感染者数が500人を上回るのは2月25日(510人)以来、約2か月ぶりで、前週の火開日から58人増加。
累計感染者数は146万9190人となった。
新規クラスター(感染者集団)は1件判明。
袖ケ浦市内の医療機関で5人が感染した。

県内183人

17日のコロナ感染

また、県内で17日(月)、新型コロナウイルスに新たに183人が感染し、2人が死亡したことが判明した。
感染者数は前週の月曜日と比較し30人増加。
累計感染者数は146万8662人となった。
新規クラスター(感染者集団)は1件確認された。

月曜日が祝日の場合

木更津市内公民館 翌日は開館する

木更津市内の公民館では、これまで、月間日が祝日の場合は、その翌日が休館日だったが、4月1日からは開館する。
変更後の休館日は。
「月曜日」と「国民の祝日」、「年末年始」(12月28日~1月3日)となっている。
問い合わせは木更津市中央公民館(℡0438-25-4581、FAX0438-25-4582)まで。

NHK学園賞に2人入賞

心をつなぐ作品展 国際書画会から入選

令和五年度 NHK学園『心をつなぐ作品展』~書道展・絵手紙展及び絵画展・写仏展~が、5月12日(金)~18日(木)午前9時30分~午後5時30分(入場は5時まで)、東京都美術館(台東区上野公園)で開かれる。
15日(月)は休館日。
このうち第36回書道展(文化庁・東京都、全日本書写書道教育研究会、NHKなど後援)では、同学園で書道を学ぶ幅広い世代の作品が一堂に展示される。
期間内の17日(水)には石飛博光先生の特別講演も行われる。
書道展は一般の部とジュニアの部で審査され、木更津市貝渕の国際書画会=代表・達万馬鈴(川口馬林改め)=から大人6人、子ども2人の計8人が入選。
一般の部では渡辺育子さん(君津市)と木村栞さん(富津市)が「NHK学園賞」に輝いた。
国際書画会の入選者は次の通り。敬称略。

珍しい「シマアジ」が飛来

木更津市長須賀 水田にカモの仲間

木更津市長須賀の水田に珍しい鳥「シマアジ」が飛来しており、
千葉県内外の野鳥愛好家が多数撮影に訪れている。
シマアジは小型のカモ類(カモ科マガモ属)で、コガモとほとんど同じ大きさの鳥。
大きな群れはつくらず、単独か、数羽~十数羽の群れで、基本的に地上と水面で生活する。
ユーラシア大陸の北部や中部で繁殖し、冬はアフリカやインド、フィリピンなどに渡り、冬を
越す。
日本にいるシマアジの数は比較的少なく、春と秋の渡りの時に通過することが多いが、北海道や本州、八丈島、九州など、幅広い地域に飛来することもある。
3月~4月の間と、10月に湖沼や水田などで見られることがある。
産卵期は4月下旬から6月上旬まで。
水辺から少し離れた草地や牧草地に巣を作り、7~12個の卵を産む。
卵は雌によって温められ、22日ほどで孵化する。
ヒナは35~40日で飛べるようになる。
繁殖期のオスの羽は、頭の部分が赤紫褐色で、目の上には白色の長い眉班(ぴはん)・眉状の線が良く目立つ。
この部分がシマアジの「シマ」の由来になっていると言われている。
お腹は白く、背や胸は黒褐色で、背にはいくつかの白と黒の飾り羽(主に求愛行動に使われる変形した羽毛)を持つ。

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