100年後の千葉のために 他【新千葉新聞】
- 2023/1/29
- ニュース
新千葉新聞2023年1月29日発行
100年後の千葉のために
3月31日告示、4月9日投票の県議選
3期目めざし決意語る 森岳氏が出馬表明
任期満了(4月29日)に伴う「千葉県議会議員選挙」は、3月31日告示、4月9にちとうかいひょうで執校される。
県議選・木更津市選挙区(定数2)から出ている現職の森岳氏(43、自民公認、矢那)が25日(水)、木更津市役所内記者クラブで「3期目への出馬表明」を行った。
同記者会見には、もりがく講演会の滝口敏夫会長も同席した。
森氏は、~木更津を、千葉県をもっと良くしたい~との思いで県議としてスタートラインにたってから8年。
地球小保での気候変動に伴う自然シア外の激甚化、新型コロナウイルスに代表される予測不可能な事象、人口減少に伴う地域経済の縮小、国際情勢の不安定化やそれに伴う物価の高騰等々、厳しい社会環境などを踏まえながら、千葉県の持つ高いポテンシャルを最大限に活用しつつ、長期的視点で県民生活向上、木更津市の発展に取り組んでいきたい~などと挨拶した。
これまでの活動で特に印象に残っていることは、国の事業(予算)により木更津港F岸壁の整備を行い、大型クルーズ船の入港が可能になったことなどを挙げた。
森氏は、鎌足小・中学校、木更津高校、中央大学法学部政治学科卒、証券会社勤務後、衆議院議員・浜田靖一事務所入所、平成27年4月千葉県議会議員初当選以来、連続2期8年間、県議会議員を勤める。
県議では県商工労働常任委員会委員、地方港湾審議会委員、かずさ水道広域連合企業団議会議員などを歴任している。
3期目への挑戦として、~100年後の千葉県のために~、
①安心・安全で便利なまちづくり
②将来の可能性を広げる子供たち・子育て世代への支援
③医療・福祉への更なる充実
④経済圏の確立と社会インフラの整備
⑤豊かな環境の保全・文化の創造・共生社会の実現、
を掲げている。
もりがく講演会では、『もりがく総決起大会』を、2月17日(金)午後6時から、木更津市民会館・中ホールで開催する予定になっている。
コロナ5類に引き下げ
5月8日から実施、マスク着用は個人の判断に
今月27日から収容人数制限も撤廃
政府は27日(金)新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・岸田首相)の会議を開き、新型コロナの感染症法上の分類について、5月8日(月)に、現在の「2類相当」から季節戦インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を決定した。
5類移行に先行し、今月27日から、プルスポーツや大規模イベントの収容人数制限を撤廃することも決めた。
現在、聖苑などの「大声あり」の場合は、収容率の上限が50%だが、同日から上限を撤廃する。
医療現場や自治体の準備、国民への周知にいてい期間が必要であるとし、人の異動や接触機会が増える春の大型連休中の感染拡大を防ぐため、5類移行は連休明けが適切だと判断した。
マスク着用も緩和する。
現在、政府は、屋内では人と2メートル以上の距離を確保でき、ほとんど会話をしない場合を除き、着用を推奨している。
移行後は、屋内、屋外を問わず、一律の着用を求めず、「着用は個人の判断にゆだねることを基本として検討する」とした。
5類移行(5月8日以降)の新型コロナ対策は次の通り。
▽感染者や濃厚接触者の自宅待機=なし
▽入院勧告・指示=できない
▽緊急事態宣言などの行動制限=できない
▽感染者の把握=指定された医療機関だけが報告する「定点把握」に移行。(これまでの医師に全ての患者について自治体に報告させる「全数把握」=昨年9月以降は限定実施=は終了)
▽対応する医療機関=花拾い医療機関(2類相当では、都道府県の指定を受けた「発熱外来」や、指定された医療機関が対応してきた)
▽医療費やワクチン接種費用=段階的に見直し(2類相当では全額公費負担)
一方、政府は重症化のリスクがある高齢者らが引き続き適切な医療を受けられるよう、医療提供体制の整備にも取り組む。
5類移行後も当面は医療費やワクチン接種の公費負担などをどこまで続けるか、検討していく。
力作1200点並ぶ
4市の児童生徒 君津地方書初め展
君津地方教育研究会書写部会(部会長・臼井弘子富来田中学校長)主催「令和4年度君津地方書初め展」が、28日(度)、君津教育会館(木更津市新田)で開催された。
2年ぶりの公開展は、未だコロナ禍にあることから、一般公開は28日のみだったが、君津地方の公立小中学校72校から、学校審査を経た作品、約1200点が展示され、多くの来場者が訪れた。
中学生は、「友好の精神」「生命の尊重」「世界遺産」、「小学生は、「伝統を守る」「盛会の国」「美しい空」「友だち」などの課題を心を込めて筆を運び、会場は清々しい隅の香りに満ちていた。
今回は審査の結果、児童や生徒作品の優優勝のみを選出した。
優秀賞入賞者は後日掲載します。
いじめは決して許されない
千葉県弁護士会より3人を講師に招き
畑沢中学校2年生 いじめ予防授業
木更津市立畑沢中学校(校長・上田真里、生徒数・325人)では、人権教育の一環として、2年生を対象とした『いじめ予防授業』を実施した。
講師に千葉県弁護士会より3人の弁護士を招き、人権の意義や個人の尊厳の重要性を学ぶことを通して、いじめは決して許されないことであると、改めて学ぶ機会となった。
生徒たちは「人は差別なくみな同じように価値があり、違っていることを受け入れられることが大切である」という講師のことばに大きくうなずき、いじめの様々な場面や展開を想定しながら「自分たちに何ができるか」「どのような行動ができるか」などを考えながら、主体的に議論していく意欲的な姿が見られた。
また、SNSの使い方にも触れ、「何気ない使い方が相手の尊厳を傷つけることもある」「SNSが発達しいている現代だからこそ、言葉を交わして気持ちを伝えることも大切」と、講師の想いも伝えられていた。
授業を終え「自分のことばや行動で相手がどんなきもちになるのか考えていきたい」「少しでも人の心の支えなる存在になれるようにしたい」「いじめについて改めて深く考えることができた。自分にできることが分かったので、行動に表していきたい」「いじめにはってんしていきそうなことはやめようと声をかけ、みんなが笑顔ですごせるようにしていきたい」など、たくさんの感想が寄せられた。
同校では、生徒たちの豊かな心の育成を目指し、人権教育に力を入れている。
今回の「いじめ予防授業」は、これまで学級や学年で取り組んできた道徳授業や総合的な学習のまとめとして位置付けられ、実施をしたという。
前回発表分より減少
地元3市のコロナ 直近7日間の感染者数
木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間(1月20~26日)の感染者数が27日(金)に発表された。
県は昨年9月27日から感染者発生情報の提供方法を変更し、市町村ごとの感染者数を週に1度発表している。
地元3市では県からの情報提供に基づき、直近7日間の感染者数を週に1度更新、公表している。(原則毎週金曜日)
今回の発表によると、3市いずれも前回発表分より減少した。
感染者数は木更津市が650人で前回(890人)から240人減少、君津市は322人で前回(同633人)より211人の減、富津市は196人で前回(同245人)から49人減った。
各氏の直近1週間の感染者状況は次の通り。
※医療機関等=新型コロナウイルス感染症に係る発生届の提出の有無に関わらず、医療機関等で新型コロナウイルス感染症と診断された人
※登録セ=医療機関を受診せず、検査キットを用いた自己検査等で陽性となり、陽性者登録センターに登録された人
※入院中=新たに入院した人
※自宅等=自宅・ホテル療養者(推計)。
直近7日間の感染者数から現在入院中の人を差し引いた人数。
【木更津市】
◎感染者数=650人(医療機関等・513人、登録セ・137人)
▽内訳=入院中・8人、自宅等・642人
【君津市】
◎感染者数=322人(医療機関等・282人、登録セ・40人)
▽内訳=入院中・8人、自宅等・314人
【富津市】
◎感染者数=196人(医療機関等・174人、登録セ・22人)
▽内訳=入院中・9人、自宅等・187人。
県内では27日、新たに2564人が感染し、16人が死亡。
感染者数は前週の金曜日から1257人減少した。
累計感染者数は141万9742人。
年代別では30~39歳がもっとも多く429人だった。
新規クラスター(感染者集団)は10件発生し、君津地域では、袖ケ浦市内で2件(医療機関・26人、高齢者施設・8人)確認された。
社会福祉にと
ヒラノ商事が寄付
ヒラノ商事株式会社(木更津市潮浜1‐17‐106)は今月18日、社会福祉事業に役立ててほしいと、6851円と、10565円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。