金田中学校用地取得等 他【新千葉新聞】
- 2022/12/16
- ニュース
新千葉新聞2022年12月16日発行
金田中学校用地取得等
指定管理者の指定や人権擁護委員など
木更津市議会 全案21件可決し閉会
木更津市議会は14日、12月定例会(11月24日招集)最終本会議を開き、当初上程の20御案と発議案1件等を全案原案通り可決・同意して、21日間にわたる日程を終え閉会した。
審議されたのは条例の一部改正4件、財産の取得1件、補正予算5件、条例の制定2件、人権幼保委員の推薦2件、指定管理者の指定3件、工事請負契約の締結2件、市道路線の認定1件の合計20件と陳情1件、最終日に議員発議された「木更津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定」。
陳情の「子どもたちのために保育士配置基準の引き上げによる保育士増員を求める意見書の提出を求める」は不採択となった。
一般会計補正予算(第5号)は歳入歳出それぞれ4億1180万9千円を追加し、予算の総額をそれぞれ557億3014万千円とした。
人事案件では、人権j女御委員に小川雅義氏(62、畑沢南)と安田正幸氏(64、貝渕)の再任に同意した。
議案88号の財産(土地)の取得については、金田地区における生徒の増加に伴う教育環境の整備のため、木更津市立金田中学校用地として、木更津都市計画事業金田西特定土地区画整理事業施行区域内、仮換地99街区1画地、地積7,858平方メートルを、千葉県(熊谷俊人知事)から1億7942万4334円で取得する。
指定管理者の指定について、
▽木更津市民会館=(株)ケイミックスパブリックビジネス(代表取締役・橋本鉄司、東京都)、指定の期間は令和5年4月1日~同8年3月31日まで。
▽木更津市市民活動支援センター(同市中央1-4-9)=三幸(株)南総支店(支店長・川出信治、木更津市築地1-1、東日本製鉄所君津地区ビジネスセンター113号室)、指定期間は令和5年4月1日~同7年3月31日まで。
▽木更津市立請西保育園及び木更津市請西子育て支援センター(請西東7-2-1)=社会福祉法人むつみ福祉会(理事長・林健一、請西2)、令和5年4月1日~同8年3月31日まで。
工事請負変更契約の締結では、
▽江川総合運動場拡張整備(野球場)施設整備工事を、セントラル(株)(代表取締役・元吉和江、木更津市)と、契約金額約4億1005万円(消費税等含む)から約4億2896万円(同)に変更の契約締結をする。
▽江川総合運動場拡張整備(野球場)施設整備工事(建築)を、(株)キミツ鐡工建設(代表取締役・松本信夫、木更津市)と契約金額約1億8985万円(消費税等含む)から約1億9949万円に変更の契約締結をする。
木更津クリスマスマーケット
木更津東部商店街振興組合が主催
あす17日と24日(土) キッチンカー等も
木更津東部商店街振興組合(理事長・玉丸森敏)では、あす17日(土)と24日(土)正午から午後6時まで、「木更津クリスマスマーケット」を開催する。(小雨・荒天中止)
会場は、
▽ファミリーマートから豊田ビルまでの駐車場フェンス側、
▽フジナミデプレから水野スポーツまでの駐車場フェンス側。
キッチンカーや飲食(カレー、ピザ、りんご飴、わたあめ、クレープ、タピオカなど)、物販、クリスマスがテーマのマーケットで、照明、飾りつけやコスチューム等でクリスマスを演出するため、多くの来場を歓迎している。
県8669人
14日のコロナ感染
県内では14日(水)、新たに8669人が新型コロナウイルスに感染し、6人が死亡したと発表された。
1日当たりの感染者数が8000人を上回るのは2日連続。
前週の水曜日と比べ約2000人増加した。
累計感染者数は116万3658人。
新規クラスター(感染者集団)は17件確認された。
君津地域では富津市内の高齢者施設で10人が感染した。
かずさミニバスケット
J:COMカップ 決勝Tあす富津で
富津市バスケットボール協会・かずさミニバスケットボール連盟主催、(株)ジェイコム千葉木更津局・スポーツデポ木更津金田店協賛「第5回J:COMカップ~かずさミニバスケットボール大会」の決勝トーナメントがあす17日(土)午前9時30分から富津市総合社会体育館で開催される。
同大会は県内各地区から43チーム(男子19、女子24)の参加を得て開幕、今月4日、11日に予選リーグを行ってきた。
決勝トーナメントでは、男女と4ブロック1位が戦う。
応募書類の書き方や面接
4市とジョブカフェちば 1月就活セミナー
君津地域4市(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)とジョブカフェちば(千葉県が設置している就職支援施設)共催の就活セミナー、「応募書類の書き方&面接準備セミナー」が来年1月25日(水)午後1時~3時35分、木更津市役所駅前庁舎(スパークルシティ木更津8階会議室1)で開変えれる。
就職を希望している15歳~44歳の人対象。
参加無料、定員10人、予約制。
プログラム内容は
▽応募書類の書き方セミナー=1時~2時10分。
履歴書・職務経歴書・添え状の基本的な書き方を学ぶ
▽面接準備セミナー=2時25分~3時25分。
面接の準備として基本ポイントを学び、お辞儀の仕方や立ち振舞の練習をする。
どちらか一方の参加も可能。
面接準備セミナー終了後、個別相談(1人15分程度、6人まで)にも応じる。
何れも予約の際に伝える。
当日は筆記用具と、求職活動実績に該当するため「雇用保険受給資格証」を持参する。
君津市経済振興課TEL0439-56-1384へ(土日祝休み)
明日こどもクリスマス会
木更津キリスト協会
お友達と一緒に遊びに来てね!
セブンスデーアドベンチスト木更津キリスト協会(木更津市清見台2-4-1)で、あす17日(土)午後1時30分から2時30分まで、「こどもクリスマス会」が開かれる。
讃美歌、クイズ、お話し、人形劇など、楽しい催しいっぱい。
参加無料。
申し込み不要。
駐車場あり。
多くの来場を歓迎。
問い合わせは同協会へTEL0438-22-7075。
4樹種のゲノムを解読
DNA研究所等 育種の効率化の基盤に
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)はこのほど、国立研究開発法人森林総合研究所材木育種センターと共同で、カラマツ・スギ・ヒノキ・コウヨウザンのゲノムを解読したと発表した。
日本の森林面積は国土の約67%で、世界でも有数の森林国として知られる。
スギなどの針葉樹は木材生産などのため、林業用の樹種として広く利用されている。
また、気候変動の対策の一つである二酸化炭素の吸収源としても期待されている。
しかし、これらの樹種は盛大時間が長いため、品種改良(育種)には莫大な時間を必要とする。
そこで、育種に要する期間の短縮を目的として、カラマツ・スギ・ヒノキと、早生樹として注目されているコヨウザンの4樹種のゲノムを調べたもの。
最新のDNA配列解析技術を利用して、ヒト(約30億塩基)の3~4倍、モデル植物であるシロイヌナズナ(約1.3億塩基)の約100倍に当たる85億塩基(ヒノキ)から135億塩基(カラマツ)のDNA配列を高精度に明らかにした。
これら4樹種のゲノム情報は、育種の効率化・加速化のため遺伝学的な情報の基盤となる。
また、ゲノム情報を活用した森林管理や、それぞれの樹種のゲノム編集研究への活用、さらには針葉樹を含む裸子植物から被子植物がどのような進化の途を辿ったのかを知るための手掛かりになることが期待されている。
研究成果はBioRxivにおいて、オンラインで公開された。