食料品を安定的に供給 他【新千葉新聞】
- 2022/11/25
- ニュース
新千葉新聞2022年11月25日発行
食料品を安定的に供給
新鮮で安全な品を届ける6人と2法人
木更津市公設地方卸売市場 優良出荷者に感謝状
木更津市公設地方卸売市場(市場長・高橋雅子)による「優良出荷者感謝状贈呈式」が22日、市役所駅前庁舎で行われ、⑥個人と2法人へ感謝状を贈り敬意を表した。
同市場は昭和44年開設の県南唯一の公設卸売市場で、生鮮食品の集荷・分配の場であり、出荷品の全量を引き受け、生産者の利益を守り、消費者には新鮮で安全・安心な食料を安定的に供給する重要な役割を担っている。
感謝状は長年にわたり品質の良い生鮮食料品等を多く出荷し、今後も継続して出荷が見込める優良出荷者に対し、市長から贈呈しているもの。
式典には、紙上から荒井弘導木更津魚市場(株)代表取締役、碓井宏大一木更津青果(株)代表取締役が出席、木更津市からは渡辺芳邦市長、佐伯浩一経済部長、伊藤昌宏次長などが出席した。
渡辺市長は、長引くコロナ禍や世界情勢の変化などから、国産・地元産食材の確保の必要性の高まりとともに、同市場の役割が重要視されていることなどに触れながら、「今後も市域を超えた豊かな食材の供給への協力を願い、卸売市場の適正円滑な管理運営に一層努める」などと挨拶。
受章者を代表して、石井秀夫さんが、「本日のこの受賞を今後の大きな糧として、安心・安全な生鮮食材の生産・出荷に励む」と謝辞を述べた。
同市場では、「優秀な出荷者」と「買受人及び功労者など」を交互に隔年で顕彰しており、出荷と購買意欲の増進、安定的需要の確保等を図っている。
今年度は出荷者が対象で
▽品質優良、規格が統一され、内容量が正確で荷造り等も良好
▽出荷量も多く、今後も継続して出荷が見込めるもの
▽10年以上同市場に出荷実績があること
糖が基準。
感謝状贈呈者は次の通り。(敬称略)
創立70周年を迎えて
木更津中央公民館 第74回西上総文化展
今年創立70周年を向かえた西上総文化会(会長・八田英之)の「第74回西上総文化展」が、あす26日(土)と27日(日)の2日間、午前9時30分~午後4時まで(27日は午後3時まで)、木更津市立中央公民館(駅前西口、スパークルシティ木更津6階)第2会議室で開かれる。
同展では、創立時の会員に思いを寄せ、郷土史研究の著作物、生活史を表す民具類、悲惨な戦争を伝える品々が展示されるほか、文芸作品や絵画類の鑑賞コーナーも設けられている。
地域の歴史や文化を知ることの出来る同展に来場を歓迎している。
パンジーを地域に飾る
市生き生き子ども地域活動促進事業
木更津一中学区住民会議 花いっぱい運動
木更津一中学区住民会議(会長・高木厚行氏)主催の「花いっぱい運動」が19日に行われ、木更津第一中学校生徒44人、教職員7人、保護者3人が参加した。
同事業は、子どもたちが心豊かで的確な判断を持ち、生きる力を供えたたくましい人間として成長していくためには、体験活動機会を作りだし、地域環境の整備を図ることが必要として実施している。
当日は、朝9時、木更津第一中学校昇降口前に集合し、生徒会の美化委員会が中心となり始めの会を行った。
その中で実行委員長や西校長の話、髙木会長、水越中央公民館長、秋山PTA課長の挨拶があり、最後に担当職員より作業の説明があった。
始めの会終了後、参加した全生徒と教職員・保護者での苗植え作業を実施。
苗植え作業終了後、完成したプランター20台を、吾妻郵便局、木更津市中部地域包括支援センター、はぎわら病院、千葉信用金庫中央支店に届けた。
今後も届け先を増やしていく予定。
活動終了後の終わりの会では、中川さくら美化委員長が「今年は40人を超える生徒が参加してくれました。皆さん日頃お世話になっている地域の方への感謝の気持ちをもって取り組めたと思います。これからもボランティア活動に積極的に参加して、地域の美化活動などに貢献できるようにしていきましょう」と話した。
またボランティア担当の大関美希教諭は、「この花いっぱいのボランティア活動は、木一中の恒例行事で、この3年間のコロナ禍において行事やイベントが見合わせられた中でも、毎年多くの生徒が参加して行ってきました、今年は、久しぶりに保護者の方も参加していただき、生徒たちは張り切って活動していました。日頃、お世話になっている地域に少しでも恩返しができれば、という思い出参加していたのだと思います。このような活動を通じて、地域との連携が深まり、生徒達には奉仕の精神が育ててば嬉しいです」と語った。
県5316人
23日のコロナ感染
県内で23日(水・祝)、新たに5316人が新型コロナウイルスに感染し、4人が死亡したと発表された。
5000人を超えるのは2日連続。
新規クラスターは3件発生。
22日(火)の感染者は5112人(前週の火曜日より817人増)、死者4人。
新規クラスターは8件。
レンコンの収穫が最盛期
蓮田で渡邊氏作業 木更津市長須賀でも
正月料理に欠かせないレンコンの収穫が、全国の産地でも最盛期を迎えているが、木更津市長須賀の蓮田(はしだ)でも始まった。
木更津名産レンコンの復活を目指して5年目の渡邉慎司氏(52)=興和建設(株)代表取締役=は、220アールの休耕田を借りて本格的に栽培を始めた。
レンコンは蓮田と呼ばれる田で収穫される。
生育適温が25℃~30℃で、感想に弱く、冬でも水の枯れない沼や池のような場所で良く育つといわれている。
ジェット水流を使い、レンコンを手探りで見つけ、掘り上げてから泥を落とすという手間のかかる方法を撮っているのは、凸凹の多いレンコンの肌を傷つけないためという。
こうした丁寧な作業によって、直売所に出荷されるレンコンは、食べて美味しいだけでなく、栄養も豊富。
ビタミンCや食物繊維が多く、風邪の予防や美肌効果が伝えられている。
上程議案続き
木更津市議会開会
木更津市議会12月定例会が24日に開会したが、上程議案20案の続きと陳情1件は次の通り。
【上程議案】
▽木更津市議会及び市町の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び木更津市議会及び市町の選挙日置けるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正
▽財産(土地)の取得
▽市民会館の指定管理者の指定
▽木更津市市民活動支援センター同
▽市立請西保育園及び請西子育て支援センター同
▽工事請負変更契約の締結(2件)
▽市道線路の認定について
【陳情】
▽子どものために保育士配置基準の引き上げによる保育士増員を求める意見書の提出を求める陳情書。
会議の内容は後日。
自分の命は自分で守る
27日市に合わせて 鎌足地区防災訓練
木更津市鎌足地区では、今月27日(日)、この日木更津市が実施する防災訓練に合わせて、「鎌足地区防災訓練」を行う。
会場は鎌足中学校、雨天決行。
今年度は、鎌足地区(区長会、まちづくり協議会、社会福祉協議会、防犯指導員協議会、消防団第5分団)、木更津市、鎌足中学校の民・学・管3者が緊密に連携し、シェイクアウト訓練(地震発生直後、自分の命は自分で守る初期動作を身につける行動)、避難所開所訓練、AED講習会、非常食体験等の実践的な訓練に取り組む。
なお、コロナ禍であるため、地区住民はシェイクアウト訓練への参加のみとし、それ以外の訓練は、鎌足地区の役員で実施する。
訓練の内容は次の通り。
①シェイクアウト訓練(各家庭)
②避難所開設訓練(鎌足中学校
▽避難所の安全点検(体育館、校舎、グラウンドの安全点検)
▽避難所の設営(受け付けようの机・消毒液・体温計と受付簿等のセッティング、避難スペース。パーテーション・簡易テント、簡易トイレの組み立て)
③AED及び三角巾法講習
▽消防署応急手当の知識と技術の修得
④非常食体験
▽非常食の試食
⑤反省会
▽今後に向けた反省点や改善点等についての話し合い。