労働災害の防止を図る 他【新千葉新聞】
- 2022/5/19
- ニュース
新千葉新聞2022年5月19日発行
労働災害の防止を図る
建設業労働災害防止協会千葉県支部
松本信夫分会長を再選 かずさ分会通常総会
建設業労働災害防止協会千葉県支部かずさ分会の「令和4年度通常総会」が17日(火)、木更津労働基準監督署の松井祐介署長、嶋林武彦安全衛生課長を来賓に迎え、かずさ建設会館で開催された。
建設業労働災害防止協会は、建設業における労働災害の防止を図ることを目的に、労働災害防止団体法に基づき設立された団体で、千葉県支部かずさ分会は、その地方組織。
木更津労働基準監督署の市道、支援のもと、労働災害の防止に向けて自主的な活動を展開している。
同分会は木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の建設業関係の事業主で組織され、現在会員数は236事業所。
通常総会では、令和3年度事業報告、収支決算報告、労働保険事務組合委託事業報告、監査報告と令和4年度事業計画案、収支予算案について審議、いずれも全案が可決承認された。
また、任期満了に伴う役員改選が行われ、松本信夫分会長((株)キミツ鐵鋼建設)及び佐々木勝之(株佐々木工務店)が再選、川名史泰副分会長(株川名工務店)、佐野隆男副分会長((有)佐野電機)、我妻重一副分会長((株)我妻建設)が新たに選出された。
開栓補の役員は次の通り。(敬称略)
地元の干潟を守る力
「盤洲干潟クリーン作戦」でゴミ拾い
金田中学校生徒会 干潟保全活動に参加
~東京湾に唯一残された自然干潟、盤洲干潟の雄大さを感じながら、干潟に流れ着いた海洋ゴミを拾い、いい汗をかこう~と、木更津市の小櫃川河口から東京湾に広がる日本最大級の干潟・盤洲干潟で、「盤洲干潟クリーン作戦」が、今月15日(日)に行われた。
同クリーン作戦は実行委員会主催、木更津市後援(事務局・木更津市環境部環境政策課)で実施された。
木更津市立金田中学校(校長・吉沢信之)は、生徒会執行部が中心となり、「盤洲干潟区凜作戦」に参加しようと、千潟清掃のボランティアを港内で募り、地元の盤洲干潟清掃活動を行った。
生徒会長は、「小さいころから親しんできた、地元の干潟をみんなで守ろうと呼び掛けたことこ、『自分たちも干潟を守る力になりたい』と、たくさんの生徒が集まりうれしかった。
当日は、泥だらけになりながらも自主的に活動し、きれいにすることができてよかったです。
今、世界的に見ても環境問題が深刻化しています。
海洋ゴミが原因で多くの生物の命が奪われています。
自然を守るも壊すも自分たちの行動次第だと思います。
どうすれば、よりよい社会をつくれるか考え、自分にできることを積極的に行いたいです」と述べていた。
金田中学校では、『未来を築く生徒の育成』を学校教育目標として、「自治的能力の育成」を目指し、「意欲的に活動に挑戦できる生徒」の育成を掲げている。
拓大紅陵は土浦日大と対戦
関東高校軟式野球
今月26日(木)に神奈川県内(4球場)で開かれる「第70回春季関東地区高校軟式野球大会」(関東地区高校野球連盟軟式部主催、朝日新聞横浜総局など後援)の組み合わせが決まった。
開催県の神奈川県と東京都から各3チーム、ほか5県(千葉、栃木、群馬、茨城、埼玉)から各2チームの計16チームが参加。
千葉県からは紅陵高校(県大会優勝)と八千代松陰(同準優勝)が出場する。
26日に小田原と藤沢の各球場で開幕。
拓大紅陵(4大会連続16度目出場)は27日(金)午後2時から小田原球場で行われる1回戦で土浦日大(茨城)と対戦する。
老人の憩いの場を快適に
木更津市老人福祉センター(十日市場)
施設利用者参加 草取り作業に精出す
木更津市老人福祉センター(十日市場)は、高齢者の「憩いの場」として、多くの人々が利用している。
15日(日)には、午前9時~11時まで、同福祉センター利用者による施設内の草刈り、草取り作業を実施した。
老人福祉センターの利用者を対象に、地域の清掃活動に参加することで、環境美化に対する意識の向上を図ることと、ボランティア精神の育成が目的。
当日は、21日が、刈り払い機や鎌、熊手などを持参して、センター敷地内の庭園や施設周辺の草刈り、草取り作業などに正を出した。
これまでは、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に所属する木更津市中郷連合寿会(分目茂会長、中郷地区の老人クラブ連合会)が中心になって、老人の憩いの場所である同福祉センターのkン今日日化に協力してきた。
同センター関係者からは、「おかげさまで庭等が奇麗になりました。夏に向かい風通しが良くなり、来所の人たちにも気持ちよく過ごしてもらえます」との感謝の言葉があり、会員は、笑顔で汗をぬぐっていた。
公民館等利用者卓球大会
木更津市卓球連盟 2年3か月ぶりに開催
木更津市卓球連盟(理事長・泉水辰夫、会長・萩原秀彦)主催の「木更津市公民館等利用者卓球大会」が14日(土)、木更津市民体育館で2年3か月ぶりに開かれた。
公民kン等で練習を積む市内外の男女80人が参加。
1部と2部に分かれて日ごろの練習成果を競った。
その結果、1部は、さざなみクラブ、2部はクリーン君津Cが優勝した。
結果は次の通り。
【1部】
▽優勝=さざなみクラブ
▽準優勝=富津クラブ
▽3位=フレンドリー
▽3位=あすなろA
【2部】
▽優勝=クリーン君津C
▽準優勝=あすなりB
▽3位=enloi!
▽3位=小糸レインボー
トウモロコシの種まき
木更津市の中郷地区まちづくり協議会
中郷小学校6年生が農業体験
木更津市の中郷地区まちづくり協議会は、木更津市立中郷小学校6年生を対象に、トウモロコシの種まき体験を実施した。
今月10日(水)に中郷小学校の6年生17人を対象に、トウモロコシの甘くておいしい品種「味来(みらい)」の種まきを行った。
同校は中郷地区の名産であるトウモロコシを農業体験の一環として、種まきから収穫まで体験している。
神谷農園の神谷正美さん及びJA木更津市の営農推進課職員の指導のもと、生徒らは、慎重にポットに種まきを行った。
早ければ、5日で発芽するとのことで、参加した生徒、先生らはトウモロコシの成長を心待ちにしていた。
定植は今月31日に神谷農園で実施予定。
4市合計52人感染
県17日は票祖コロナ 県内は960人
県によると、君津地域で17日(火)、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で25人、袖ケ浦市14人、君津市10人、富津市3人、4市合わせて52人確認された。
1週間前の火曜日・10日(木・31人、君・16人、富・5人、袖・25人、地域総数・77人)と比較すると、各市、地域総数全てで減った。
減少人数は、木更津市と君津市が共に6人、富津市2人、袖ケ浦市11人、地域総数25人。
16日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が8135人、君津市4093人、富津市1928人、袖ケ浦市3919人に増えた。
千葉県内では同日、960人の感染が新たに判明。
前週の火曜日(1153人)と比べ193人減少した。
1000人を下回るのは2日連続。
死者の発表は4日連続でなかった。
20歳を祝う会
木更津市従来通り
木更津市は、成人年齢引き下げ(18歳)に伴い、令和5年の「成人式(旧名称)」は、「令和5年20歳(はたち)を祝う会」として、従来通り、かずさアカデミアホールで実施する。
平成14年4月2日~平成15年4月1日までに生まれた20歳男女が対象。
パインアップルのゲノム
DNA研究所等 沖縄産の品種を解読
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)は、日本大学生物資源科学部、沖縄県農林水産部農業研究センター、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構と協働で、沖縄産パインアップル品種「ゆがふ」のゲノムを解読した。
日本国内では1930年代からパインアップルが栽培されている。
当初は缶詰加工用が中心だったが、1990年にパイン缶詰の輸入が自由化されて以降、ボゴール(スナックパイン)、ソフトタッチ(ピーチパイン)などの生食用品種に栽培がシフトしている。
沖縄県では海外品種と差別化できる優れた品種の開発に長年取り組んでいるが、ゲノム情報を利用しない従来法では新品種開発に10年以上を要する。
そこで、新品種開発の迅速化を目指して、育種研究に多く用いられているパインアップル品種「ゆかぶ」のげに無を解読した。
「ゆかぶ」は、葉にとげがなく、果肉が白い特徴をもつ。
研究では、それぞれの形質を判断するためのDNAマーカーの開発も行った。
これらの情報や技術を活用することにより、国産の新た新しいブランド品種の作出が期待される。
研究成果は4月30日に国際学術雑誌The Plant Journalに掲載されている。