災害時の一時避難施設に 他【新千葉新聞】
- 2022/5/14
- ニュース
新千葉新聞2022年5月14日発行
災害時の一時避難施設に
岩根東地区など住民の安心安全利用へ
木更津市が締結式 新御堂寺と協定結ぶ
木更津市は12日、市内本郷の「稲荷山新御堂寺(いなりさん にいみどうじ)と、『災害時等における一時避難施設としての使用に関する協定』を締結した。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた締結式には、新御堂寺代表役員の藤平貞順住職、岩根東地区まちづくり協議会・青木健会長、同協議会防災部会・鳥飼光雄部会長、重城正義市議会議長が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、伊藤浩之総務部長、曽田智生同部次長、危機管理課職員などが出席した。
渡辺市長と藤平代表役員が協定書に署名して締結した。
藤平代表役員は、「同寺院は広く施設も整っているので木更津市のお役に立てれば嬉しい。2019年の台風15号による被災時には寺の井戸水を提供した。今後は市内の他の寺院にも呼びかけていきたい」などと挨拶。
渡辺市長は、日頃から地域のまちづくり活動等に積極的にかかわっている同寺の取り組みに敬意を表し、「紺協定は大変心強い」などと深く感謝した。
岩根東地区(高砂・高柳・若葉町・本郷)は世帯数4231世帯、住民洲は8855人。
この協定は、大規模災害等が発生した場合や発生の恐れがある時など、市民生活の安定を図るため、木更津市からの利用要請により、稲荷山新御堂寺が管理する施設を「一時避難施設」として使用することについての基本を申し合わせたもの。
同協定により、近隣住民の迅速な避難及び市では、避難スペース確保の強化が図れることになる。
寺院との一時避難所協定は市内初。
現在木更津市は指定避難所として公的施設など52施設、避難場所としては学校や公園など71か所を確保しているが、民間では、JA木更津市、クルックフィールズに次いで新御堂寺で3か所目。
夜間通行止め
圏央道・木更津東IC
NEXCO東日本 市原管理事務所(市原市)、東京湾阿久和ライン管理事務所(木更津市)では、圏央道の松尾横芝インターチェンジにおいて、舗装補修工事及び道路構造物の補修・点検を行うために夜間通行止めを実施する。
帰還は今月16日(月)~同20日(金)各日9時から翌朝5時まで(予備日は23日から27日)。
通行止め区間は、圏央道内外回り 茂原長南インターチェンジ~木更津東インターチェンジ。
スタントマンが自転車事故を再現
スケアードストレイト交通安全教室を開く
金田中学校生徒 危険性を疑似体験
危険な自転車走行に伴う交通事故をスタントマンが再現することで、生徒に危険性を疑似体験させる交通安全教室が、11日(水)に木更津市立金田中学校(校長・吉沢信之)で実施された。
金田地区は、東京湾アクアラインの利便性及び大型商業施設等の新設に伴い、地域の都市化が急速に進んでいる。
学校周辺の交通量は近年急激に増え、多くの車が他地域ナンバーであり地域の道を知らないドライバーも多くいると思われ、生徒の危険予測・会費能力の育成を目指す交通安全指導が急務である。
そこでJA共済連主催による交通安全教室を実施することになった。
交通安全教室では、JA木更津市及び木更津警察署交通安全課の職員が講話をして、交通安全のルールを確認した。
その後、並列走行や携帯電話の使用が鯨飲の事故や大型トラックの内輪差による巻き込み事故を再現した。
中でも、自動車が時速40キロで、自転車とぶつかったときの衝撃はすさまじく、生徒は驚きの声をあげていた。
参加した生徒は、「交通ルールを守ることが一番の『自分の命を守ること』に繋がることを学びました。これからは、今まで以上にもっと注意深く安全を確認して登下校したいと思います。また、『危険予測・会費能力』を身につけることで交通事故にあう確率が低下することがわかり、交通安全についてもう一度見直す良い機会となりました。今回まなんだことを今後の生活に活かしていきたいと思いました」と述べていた。
春季と壮年大会
市民野球大会熱戦
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の『C級2部春季大会』1~2回戦5試合と『壮年大会』1試合が8にち、市営球場と江川球場で行われた。
結果は次の通り。
【C級2部春季大会】
◎1回戦
▽ツーカーズ10-0バットボーイズ(4回コールド)
▽DRUNKERS12-1Valentia(6回コールド)
▽食事処おのでら2-0クローズ
▽ブラザーズ-GGフェニックス=両チーム棄権
【壮年大会】
▽絆3-0ソニーGM&O
地元4市計76人感染
県12日発表コロナ 兼愛は1233人
県によると、君津地域で12日(木)、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で30人、君津市と袖ケ浦市で各17人、富津市12人、4市合わせて76人確認された。
富津市は今月最多。
1週間前の木曜日・5日(祝)=木・12人、君・13人、富・3人、袖・4人、地域総数・31人=と比較すると、各市、地域総数何れも増えた。
堂か人数は、木更津市が19人、君津市4人、富津市9人、袖ケ浦市13人、地域総数45人。
双日現在における地域各氏の累計感染者数は、木更津市が8000人を超え8018人、君津市4051人、富津市1912人、袖ケ浦市3853人に増えた。
兼愛では同日、2人の死亡と1233人の感染が新たに判明。
レンコンの植え付け時
木更津市長須賀 田んぼの中に渡邊氏
五月晴れの温かい日差しの下、木更津市長須賀の田んぼに、レンコンを植え付ける渡邊愼司氏(52)=講話建設株式会社代表取締役=の姿があった。
今回は3メートル間隔と、10メートル間隔の両方で植えることにした。
レンコンはハスの地下茎で食用になる。
同市下郡の田んぼで育てた種レンコンを長須賀の田んぼに運び、彫り上げられた種レンコンは「レンコンボート」と呼ばれる専用の「舟」で、植え付けを行う場所に持っていく。
レンコンの先端の芽は、泥の中で成長し伸びていくので、芽が折れないよう、しっかり隠れるまで泥の中に植え付けた。
渡邊氏によると、3メートル間隔で植えたレンコンは、この秋に収穫し、10メートル間隔で植えたレンコンは、来年秋に収穫するという。
秋に収穫されたレンコンは、「穴が開いているので見通しが良い」と、縁起がいい食べ物としてお正月のお説料理(酢の物や煮物など)に重宝される。