安全運航と事故防止へ 他【新千葉新聞】
- 2022/5/3
- ニュース
新千葉新聞2022年5月3日発行
安全運航と事故防止へ
千葉海上保安部がセントラルボート等
プレジャーボート 安全啓発のパトロール
第3管区海上保安本部千葉海上保安部は4月29日、「プレジャーボートの安全啓発に係るパトロール」を、海上保安指導員と合同で実施した。
これはプレジャーボートの安全運航と事故防止等を目的に、県内のマリーナなどで、釣りなどを目的としたプレジャーボート船長に対し、特に先ごろ、北海道・知床半島付近で発生した観光船事故を教訓に、海難ゼロへの思いを込め、安全運航への徹底と事故防止を呼びかけたもの。
24日午前中は「浦安マリーナ」、午後には「船橋ボートパーク」で、29日午前中に、セントラルボート(木更津市富士見)と木更津マリーナ(木更津市木材港)で行った。
木更津市での活動には、千葉海上保安部航行安全課・島袋健課長、村瀬紀子専門官、木更津海上保安署・市村隆志署長(木更津港長)、海上安全指導員4人等総勢12人が参加した。
午前8時前後に、セントラルボート前や木更津マリーナから発艇するプレジャーボート(船長)に対し、啓発資料等を手渡しながら、「ライフジャケットの着用義務(違反すると行政処分あり)」「発艇前、機関や燃料等の点検」「航行時、常時見張りの徹底」「故障時等に備えた救助支援者の確保」などを説明した。
特に当日は「午後から強風」との気象予報が出ていることなどから、早めの帰港を促した。
セントラルボートでは当日の気象予報から午前7時出航予定の予約はすべてキャンセルするなど、安全運航を徹底した。
市村署長は、「知床半島付近の海難事故を重く捉え、現在、国交省と海上保安庁と合同で全国一斉に安全点検を強化している。また長引くコロナ禍で、海などアウトレジャー志向が高まっているが、その分事故も多い。海の上では陸上に比べ通信手段が少なく、電波も届きにくい。今後も安全航行の啓発を図っていく」などと理解と協力を願った。
海上安全指導員制度とは、安全で秩序あるプレジャーボートの運航のため、民間有志の協力により、昭和49年に海上保安庁が立て揚げた制度。
関東地区では、約300人の海上安全指導員が自主的な活動を行っている。
県研究大会準備委員会も
表彰や感謝状贈呈、今年度役員決まる
君津地区スポーツ推進員連協 総会と実技研修会
君津地区スポーツ推進員会連絡協議会の「令和4年度総会と実技研修会」が4月24日(日)、富津市総合社会体育館で開かれ、きめ細やかな感染予防対策を講じて実施した。
総会来賓として県スポーツ推進委員連合会会長・吉本充県議(富津市)と、富津市教育委員長・岡根茂教育長を迎え開会。
両氏は長引くコロナ禍でさまざまな規制もあるが、ウィズコロナ、アフターコロナの状況を鑑みながらも、市民の健康増進・スポーツ振興への積極的な活動展開を期待し、開会を祝した。
議事では、「令和3年度事業・決算・監査報告」「令和4年度事業計画・予算・君津地区役員案」などが前回一位で了承された。
席上、長年にわたり推進委員として活動、前年度末で退任した4人の委員と、活動歴6年以上の委員1人に、感謝状と表彰状が贈られた。
また、令和6年度に君津地区主管で「千葉県スポーツ推進委員研究大会」が開催されることに伴い、今年度・4月に「県研究大会準備委員会」を立ち上げたことも報告された。
続く実技研修会では、富津市スポーツ推進委員が講師となり、「準備運動を兼ねたフレイル予防」と「キャッチング・ザ・スティックゲーム」を行い、各市大綱では熱戦を展開、楽しく交流できた。
表彰・感謝状授章者、新年度役員は次の通り。
(敬称略)
ペア学年で協力して収穫
「わくわくの森」自然体験活動スタート!
波岡小学校 たけのこ掘り実施
木更津市立波岡小学校(校長・泉澤由和、児童数・215人)では、例年、学校敷地に隣接している「わくわくの森」で自然体験学習を実施している。
新年度の活動に先立って、おやじの会やPTA役員の有志の人たちが、子どもたちが森へ安全に入ることができるよう、アルミ板の渡りや上り坂を整備して準備した。
また、6年生は全校のために森の中の倒れた竹や木を片づけた。
4月中旬からペア学年で行う「たけのこ掘り」が、活動スタートとなる。
まず、4月20日に1年生と6年生のペア学年でたけのこ掘りを行った。
6年生は1年生を気遣ってゆっくりと山道を登った。
1年生は6年生に教わりながら、丁寧にたけのこを掘っていった。
自分たちで収穫したたけのこに、大満足の様子だった。
森の整備を担当している大狭教諭は「わくわくの森には、たくさんのたけのこが顔を出していて、収穫を楽しむことができます。次は、2年生と4年生、3年生と5年生のペアで行いますが、みんなで仲良く活動してほしいです」と話していた。
また、泉澤校長は「年間を通じて、わくわくの森を大切に整備しながら、理科や生活科などの学習に生かしていきます」と今後の展望を語った。
地元30日34人1日49人
県発表コロナ感染 県内も1023人に
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて4月30日(土)に34人、翌5月1日(日)に49人確認された。
感染者数は両日とも各市、地域総数の全てで前週の同じ曜日を下回った。
各市の感染者数内訳は、30日が袖ケ浦市19人、30日が袖ケ浦市19人、木更津市11人、富津市3人、君津市1人。
1週間前と比較すると、4市と地域総数、何れも減少した。
1日の感染者は袖ケ浦市21人、木更津市17人、君津市6人、富津市5人。
1週間前と比べ地元4市、地域総数何れも減少した。
1日現在の4市の累計感染者数は木更津市が7750人、君津市3917人、富津市1851人、袖ケ浦市3706人となっている。
県内では30日、1075人が感染、4人が死亡した。
感染者数は前週から810人減少。
1日は1023人が感染し、2人が死亡。
木総合、紅陵4強入り
春季県高校野球 準決勝はきょう試合
「春季千葉県高校野球大会」は1日、県総合スポーツセンター野球場(千葉市)とゼットエーボールパーク(市原市)で準々決勝4試合が行われ、木更津総合、拓大紅陵、銚子商、市船橋が勝利し4強入りを決めた。
地元校の準決勝進出は木更津総合が3年ぶり、拓大紅陵は10年ぶりとなる。
雨で順延となっていた3回戦2試合は全日(4月30日)に行われ、拓大紅陵は市立柏にコールド勝ちし準々決勝にコマを進めた。
淳化粧は、きょう3日(火、祝日)県総合スポーツセンター野球場で行われ、木更津総合は午前10時から銚子商と、拓大紅陵は午後零時30分から市船橋と対戦。
勝者は21日に栃木県で開幕する「関東大会」に出序する。
字もお税の30日以降の結果は次の通り。
◎3回戦(県総合スポーツセンター野球場)
▽拓大紅陵9-2市立柏(7回コールド)
◎準々決勝(県総合スポーツセンター野球場)
▽木更津総合4-1中央学館
▽拓大紅陵4-2西武台千葉