人命救助と救急救護功労 他【新千葉新聞】
- 2022/3/9
- ニュース
新千葉新聞2022年3月9日発行
人命救助と救急救護功労
木更津市消防長 根本昌兆氏に感謝状
木更津市消防本部(消防長・高岡禎暢)は、1月28日にいない祇園3丁目で発生した建物火災に対しての人命救助・救急救護等の功労で、7日、消防本部で、会社員、根本昌兆さん(57、ねもとまさよし、祇園)に消防長感謝状を贈り、敬意を表した。
これは、1月28日午前9時13分頃、火元の家の近くに住む根本さんは仕事が休みでテレビを見ていたところ、ポンポンという音が聞こえ、その音が続くことからカーテンを開けてみると、2軒先の家から煙が上がっていた。
隣に等夫婦が住んでいたことから、急いで駆け付け、おばあさんに「避難して」と声をかけた。
好例のおじいさん(97歳)が寝ているということだったので、ちょうど到着した消防隊の隊員と一緒に体を支えて立たせ、徒歩で避難させた。
この火事は、木更津市祇園3-4の木造平屋建ての住宅から出火し、周辺の住宅や飲食店など4棟に延焼し、5棟をほぼ全焼したほか、物置など含み9軒を約火災となった。
残念ながら、この等夫婦の家も、もらい火で全焼した。
けが人はいなかったという。
根本さんは「当たり前のことをしただけです」と、謙遜しながらも、後日、市内の馬来田にすんでいるおじいさんの妹さんからお礼の言葉があったと、話してくれた。
高岡消防長は「根本さんの協力で、逃げ遅れた人がいなくて、本当によかった。迅速で適切な人命救助と救急救護でした」と、根本さんの活動を称え、深く感謝した。
消防意識を高めよう!
小学生2年~6年、特別賞25点など
木更津市 防火ポスター表彰式
「おうち時間 家族で点検 火の始末」を統一スローガンに、3月1日~7日まで、「令和4年春季全国火災予防運動」が展開された。
同運動の一環として、木更津市では、火災予防の啓発を目的に、子どもの頃から関心を持ってもらいたいと市内の小学生(2年~6年対象)から募集した作品による「防火ポスター展」を誌公式ホームページで開催。
6日には入賞作品の表彰式をアクア木更津B館3階・中央公民館多目的ホールで、コロナ感染予防策を徹底して実施した。
今年度は市内18小学校から190点の作品が寄せられ、審査の結果、特別賞25点、佳作25が選出された。
表彰式は特別賞を受賞した25人が対象、表彰状と記念品が贈られた。
式典には渡辺芳邦市長(代理・田中幸子副市長)、廣部昌弘教育長、高岡禎暢消防長、地曳貞夫消防団長、平井秀幸危険物安全協会会長(代理・佐藤義久副会長)、宮澤義夫防災協会会長などを迎え開催された。
田中幸子副市長は挨拶で、素晴らしい沢山の作品に感謝し、「昨年は市内では45件の火災が発生、1人が死亡。出火原因は1位・たき火、2位・放火(放火の疑い)」などと現況を説明した後で、家の周りに燃えやすいものを置かない、地域で協力して防火対策、住宅用火災警報器の設置(定期的な点検)などを示しながら、みんなで防火意識を高め安心・安全な木更津市であるよう協力を願った。
入賞者は次の通り。
地元全日制4校で2次募集
県内で7日、公立高校入試の合格発表が行われ、木更津高校普通科では募集定員280人のtころ423人が受験、280人が合格した。
定員割れとなった全日制と定時制では2次募集が行われる。
願書受け付けは、10日(木)午後4時30分まで。
試験は15日(火)、合格発表は17日(木)。
コロナ関係の救済策「特例検査」は17日に申請書提出、22日(火)西健、23日(水)に合格発表。
君津地域では次の全日制4校、定時制1項が2次募集を実施する。
()は募集人員。
◎全日制
▽天羽(普通科65人)
▽君津商業(商業科・情報処理科39人)
▽木更津東(普通科11人)
▽君津青葉(総合学科35人)
◎定時制
▽木更津東(普通科11人)
4市計84人が感染
県7日発表コロナ 県内は2406人
県によると、君津地域では7日、新型コロナウイルスの新規感染者が袖ケ浦市で31人、木更津市27人、君津市15人、富津市11人、4市合わせて74人確認された。
1週間前の2月28日(木・46人、君・25人、富・11人、袖・31人)と比べると、木更津市は19人、君津市は10人共に減り、富津市と袖ケ浦市は変わらない。
地域総数は29人減少した。
同日現在における4市の累計感染者数は、木更津市が5000人を超え5009人、君津市2551人、富津市1241人、袖ケ浦市2212人に増えた。
県内では同日、2406人の感染と14人の死亡が新たに判明。
1日の感染者数が3000人を下回るのは2月21日(2808人)以来。