豊かな里山里海でSDGsを 他【新千葉新聞】
- 2022/2/6
- ニュース
新千葉新聞2022年2月6日発行
豊かな里山里海でSDGsを
児童生徒を対象に新年度から本格展開
きさらづDMO きさらづミライマナビ旅
観光地域づくり法人「きさらづDMO」(ディスティネーション・マネージメント・オーガニゼーションの略、一般社団法人木更津市観光協会内)が、児童生徒を対象に教育旅行向けの新商品~豊かな里山里海でSDGsを楽しむ『きさらづミライマナビ旅』~を企画、新年度から本格展開する。
木更津市は地域の魅力を最大限に活かした、民主導による地域が自立・自走する観光振興策を推進するため、木更津市観光協会を母体とし、「観光地域づくり」の推進役となる『木更津版DMO」を支援している。
「日本版DMO」とは、地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定し、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人。
きさらづDMOでは、送信商品の本格展開に向け、令和3年度は「きさらづシーカヤック体験」「きさらづCAMP」「きさライドデジタルサイクルスタンプラリー」「木更津恋物語冬花火鑑賞クルージング(一部コロナ禍により中止)」などをキカク・実施し、手ごたえを得た実績がある。
次年度に予定されているプログラムは、
①里山で宝探し!身近なもので生活してみよう
②木更津サステナブルテーマパークKURKKU FIELDS(クルックフィールズ)で持続可能な見隊に向けた取り組みを学ぶ
③盤洲干潟で海の恵みに触れる。海苔すき体験&干潟観察
④豊かな「海」と「山」を持つ木更津ならではの「里山里海プログラム」
今後1都3県をエリアに同規格をPRするほか、観光業者との連携も深めていく方針。
これらの事業を展開するにあたり、
▽コミュニティマーケット ベアーズ
▽KURKKU FIELDS
▽金田漁業協同組合
▽木更津金田の浜活性化協議会
などが連携協力する。
今後も地域の多様な関係者と連携して、各種プログラムの造成を行っていく予定。
また同企画の展開として、「きさらづミライマナビ旅」を体験した児童・生徒が、
①地域資源の活用などを通して身近なものを大切にする気持ちを養う
②地域の人々との対話により自分自身のコミュニティを広げつきっかけになる
③参加者の体験活動が地域の人々の手伝いに繋がり、人の役に立つ喜びを実感する
‐を目指している。
きさらづDMOへの問い合わせは(木更津市観光協会内)TEL0438-38-5575。
集団接種も並行して実施
木更津市3回目ワクチン 市民総合福祉会館で
木更津市における新型コロナワクチン追加接種(3回目)は、医療機関での個別接種を基本とし、集団施主も並行してい実施する。
集団接種は2月5日(土)から、毎週土・日曜日(3月からは毎週金・土・日曜日)、木更津市民総合福祉会館(木更津市潮見2-9)で実施する。
使用するワクチンは、武田/モデルナ社製ワクチン。
予約方法は
▽木更津市予約システム「らづワクチン」
▽専用コールセンター(TEL0120-357-163)へ、午前9時~午後5時に。土・日曜日・祝日を含む。
▽市役所健康推進課(朝日庁舎)、市内公民館(金田出張所を含む)での代行予約。
※施主は完全予約制。
問い合わせは、市健康推進課 新型コロナウイルス感染症対策係(TEL0438-38-4876)まで。
寒修行の浄財
木・本立寺が寄付
木更津市真里谷521、本立寺(大森俊英住職)は4日、寒修行の浄財・6万円を社会福祉事業に役立ててほしいと、当社を通じて木更津市社会福祉協議会に寄付した。
本立寺の同寄付は毎年行われており、同社会福祉協議会では「有効に使わせていただきます」と感謝していた。
ドバイ万博で花を手掛ける
王族・国賓用のブーケやフラワーショーなど
木更津市出身 KAORUKOさん
中東のアラブ首長国連邦(以下UAE)のドバイで開催中の『2020年ドバイ国際博覧会(以下ドバイ万博)』の日本館で、木更津市出身のフラワーアーティストKAORUKO(カオルコ)さんが、王族・国賓のためのスーパーVIPルームや、協賛企業他用のVIPルームでの迎え花や、日本政府からの歓迎の花束「ゆれるブーケ」などを公式に手掛け、公表を博している。
VIPルームでのおもてなしのフラワーコーディネートは日本から日本の花を輸出し和モダンデザインとした。
中東初のドバイ万博は、UAE建国50周年を記念して、当初2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、会期を1年間延長して、2021年10月1日~2022年3月31日まで開催されている。
会期変更後も『EXPO2020 DUBAI(2020年ドバイ国際博覧会)』の名称は維持されている。
万博のテーマは『心をつなぎ、未来を創る』。
KAORUKOさんがコーディネートした花は、ドバイ建国50周年を祝う日本政府からの祝意を表す花として贈られ、万博テーマのもと、UAEの国旗の色「赤・白・緑の汎アラブ色」の花をブリザードフラワーとして制作、敬意を表し、外交に大役を果たした。
また日本館の「ジャパンデーウィーク」では、~KAORUKOモダンジャパニーズフラワーショー~を開催し、これまで世界各国で披露してきた日本文化を花で表現するショーを展開、ナショナルデートしてジャパンデーに日本政府公式として花を手掛けた。
この様子はEXPOテレビの取材も受け、花で国と国をつなぎ、心と心を結ぶショーとして、全土に放映された。
KAORUKOさんは、「長引くコロナ禍にあって、私の花が国と国と繋ぐ役割として少しでもお役に立てて嬉しく思います」などとコメントしている。
木更津市で102人感染
県4日発表コロナ 4市計最多227人
県によると、君津地域では4日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で102人、君津市50人、袖ケ浦市38人、富津市37人、4市合わせて227人判明。
木更津市、富津市、地域総数で過去最多を更新した。
木更津市は今月3日の79ににょり23人多く、1日の感染判明者数としては初の100人台。
富津市は今月2日の30人から7人増。
君津市は1月31日の52人に次ぐ過去2番目。
地域総数では1月31日の182人を45人上回った。
1月18日にクラスター(感染者集団)が発生し、11人が感染していた袖ケ浦市の「袖ケ浦瑞穂特別養護老人ホーム」では、新たに9人の感染が確認され、感染者は計20人となった。
県立学校教職員関係では、袖ケ浦市高校の30代男性の感染が発表された。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が2926人、君津市が1535人、富津市が709人、袖ケ浦市が1310人に。
県内では同日、7人の死亡と、5518人の感染が新たに判明。
前日(3日)の4659人に続き2日連続で過去最多を更新した。
木造建築科と造園科
君津郡市協働高騰職業訓練校 訓練生の募集始まる
働きながら学び、専門的な技術が習得できる「君津郡市共同高等職業訓練校」は、あなたの夢と可能性をサポートします!
訓練校は県知事の認定を受けて、事業主等が共同で自らの雇用従業員に対し、職業に必要な能力開発、技能向上訓練を行うために設置された職業訓練施設。
県に亜各地に設置され毎年多くの卒業生が、優秀な技能者となってそれぞれの企業で活躍している。
「君津郡市共同高等職業訓練校(細谷福一校長)」は、職業訓練法人君津郡市職業訓練協会(会長・細谷福一)が運営、君津地域4市長が顧問を務め、後者は木更津市潮見の旧木更津市消防本部庁舎。
3月31日まで「令和4年度訓練生の募集」を行っている。
同校には、建築施工系・木造建築科と園芸サービス系・造園科があり、入港資格に年齢制限なく、中・高校の新卒者や専門的技術取得やスキルアップを目指す人など、様々な男女に門戸が開かれている。
両科共訓練日は毎週土曜日、午前9時~午後4時30分。
2月19日(第3土曜日)は実技訓練の見学ができる。
気軽な問い合わせを歓迎している。
訓練科目の詳細は次の通り。
【建築施工系・木造建築科】
▽訓練期間3年
▽訓練内容、専門学科では建築1級・設計製図等の基礎的な知識、基本実技では建築1級等の技術を学ぶ
▽入港資格は、中・高校を卒業した人で建築を希望、または建築業に従事し、比較的短期間の人
▽訓練費は年間95000円(諸経費込)と教科書代
▽訓練修了者には「技能照査試験の合格者は技能士補、2級技能士検定試験の学科免除、2級建築士の受験資格の短縮、所得税の勤労学生控除」等の特典がある。
【園芸サービス系・造園科】
▽訓練期間1年
▽訓練内容、専門学科では植物学や製図等の基礎的な知識を、基本実技では造園一般等の技術を学ぶ
▽入学資格は中、高校を卒業し造園を希望、または造園業に従事し、比較的短期間の人
▽訓点日は年間95000円(諸経費込)と協会初代
▽訓練修了者には「技能照査試験の合格者には技能士、2級技能士検定試験の学科免除、所得税勤労学生控除、造園施工管理の受験資格の1年短縮」等の特典がある。
◎入校希望者は「入校願書・履歴書」を提出する。
要旨は同校HPからダウンロード、または同校事務局でも配布している。
問い合わせは、君津郡市職業訓練協会TEL0438-23-9554。