浜田靖一氏が圧勝10選 他【新千葉新聞】
- 2021/11/2
- ニュース
新千葉新聞2021年11月2日発行
浜田靖一氏が圧勝10選
衆院選、万歳と達磨の目入れや花束贈呈
13の小選挙区の内 県内9選挙区を自民
「第49回衆議院議員選挙」が10月31日執行された。
即日開票の結果、地元の君津地域4市など7市1町の小選挙区千葉12区(定数1)では、浜田靖一氏(66)が123210票を獲得し圧勝、10選を果たした。
保守王国盤石が確認された。
樋高剛氏(55、元・当選3回、立憲民主党)は56747票、葛原茂氏(70、新・日本共産党)は12530票で共に及ばなかった。
県内13の小選挙区(39人が立候補)のうち、9選挙区を自民、4選挙区を立憲民主党が獲得、野党の1本化等により自民は前回の12選挙区を獲得できなかった。
10月14日の衆議院解散から投票日まで17日間と過去最短の選挙戦を終えた投票日当日、浜田靖一後援会による選挙報告会は午後7時(開場)からJA木更津市本店大会議室で開催。
コロナ禍であることから規模を縮小しての開催予定だったが、12区の保守系県議、市長、市議長・議員。経済界、各種業界・団体代表、いパン支援者などおよそ200人が集い、吉報を待った。
投票が締め切られた午後8時過ぎ会場に設置された大型テレビ画面に『当選 浜田靖一』と映し出されると、「うぉ~」とマスク越しの大きな歓声や拍手が沸き起こり、喜びを分かち合った。
当選確実を受け、かずさ地域4市講演会(会長・小泉義弥)を代表して小泉会長は、「超短期決戦の今回の選挙戦はコロナの影響もあり、大変難しい戦いだったが、最後まで多くの支援をいただき、10期目の代議士を輩出できたことはたいへん心強く、大きな誇り。しかしその任は益々重くなる。長引くコロナ禍で地方経済・産業も疲弊している。代議士には選挙結果に奢ることなく、政権政党として、公明党との連携を堅持し、未来に責任を持つ政治、県連会長としても後輩をしっかり育ててほしい」などと強く要請して、支援者には今後も変わらぬ支援を願い、大勝利に感謝した。
続いて小泉会長の発生で万歳三唱。
選挙責任者・川名寛章県議は、「代議士が日本のため、郷土のためにしっかり仕事ができるように、われわれもしっかり支えていこう」などと呼びかけ祝辞を述べた。
続いて達磨の目入れや、講演会女性部などからの花束贈呈もあり、会場は祝賀ムードに包まれた。
浜田氏は挨拶で、長年にわたる支援に感謝し、信条とする「同心成就(皆の心が一つにならないと、事は成就しない)」などをかみしめながら、子育て支援、東京湾の漁業活性化、コロナ禍による米価の下落対策など早期に手立てが必要な具体的施策を示しながら「20期目の重みに感謝しつつ、真摯に・謙虚に・初心に立ち返り、全力で頑張る」と誓い、公明党の全面応援に深く御礼の思いを述べた。
この後、自民党千葉県連会長の浜田氏は千葉市にの県連事務所に向かった。
◎浜田靖一氏(はまだやすかず、66)=自民前当選10回、公明党推薦、自民党千葉県連会長、元衆院予算委員長・元党国会対策委員長・元防衛相。
10月18日現在の選挙人名簿登録者は、
▽12区は381847人でこのうち
▽木更津市112846人
▽君津市71207人
▽富津市37869人
▽袖ケ浦市53753人
海への転落者を救う
木更津港突堤桟橋で男性釣り客を救助
木更津市消防長表彰 大島博氏に感謝状
木更津市消防本部(消防長・高岡禎暢)はこのほど「人命救助」功労で大島博氏(70、市原市、セントラル(株)常務取締役)と、幕沢政江さん(香川県高松市)に消防長表彰の感謝状贈呈を行た。
これは今年9月20日午前11時03分頃、木更津市富士見3丁目先の木更津校突堤桟橋で発生した男性釣り客の海への転落事故に対し、たまたま現場近くで、仕事に行くために小型ボートを準備していた大島さんが遭遇、ただちに現場に行き、救急科有働を行ったもので、男性は意識のない状態だったが、無事救出された。
大島氏はマリンライフを応援する木更津市のセントラル(株)に勤め、50年以上の長きにわたり、第3管区海上保安部の海上安全指導員や、水難救済会のメンバーとしても活動している。
今回の救命活動に対しても「助かってよかった」と安堵の表情で振り返っており、「近年は素性バイク等で乱暴な運転をする人も多いが、海を利用する人みんなが安全に楽しめる海であってほしい」などと話していた。
幕沢さん(表彰式は欠席)は現場近くを偶然車で通りかかった際、釣りをしていた男性だ突然姿が見えなくなったため、現場を確認して110番通報したもの。
孝夫か消防庁は、大島氏に対し「優れた技術と知識、迅速・的確な行動で無事救出できた」と深く敬意を表すとともに、今後も一層の協力を願った。
児童向け書籍の購入に
木更津市立図書館へ トーヨーカネツ(株)が寄付
木更津市築地に千葉事務所を置くトーヨーカネツ(株)(代表取締役社長・柳川徹、本社・東京都江東区)は、このほど木更津市に対し、図書館図書購入費として50万円の寄付を行った。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた寄贈式には、柳川社長、勝田広夫経営企画部経営企画グループ理事、八木下洋雄千葉事務所所長代理などが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、秋元淳教育部長、森田益央木更津市立図書館長などが出席。
柳川社長から渡辺市長に目録が贈呈された。
同社は2021年5月16日創立80周年を迎えており、これは創業以来長きにわたり同社を支えてくれたお客様や取引先の皆様のお陰と深く感謝するとともに、次代を担う子どもたちのために、木更津市施策《子ども読書活動推進計画》の講演を目的に贈ったもので、柳川社長は「今後も同寄贈は継続したい」と話した。
木更津市では同寄贈を受け、木更津市立図書館内に「トーオーカネツ」コーナー(仮称)をもうけ、有効活用させていただきます」と感謝した。
木更津総合は8強入り
関東地区高校野球 きょう東海大相模と
「第74回秋季関東地区高校野球大会」(関東地区高野連主催。毎日新聞社など後援)が10月30日(土)茨城県で開幕した。
千葉1位の木更津総合は、第2日・31日(日)にJ・COMスタジアム土浦で行われた1回戦で山梨2位の帝京第三と対戦。
3-0で勝ち、8強入りを決めた。
越井颯一郎投手が被安打2,1死球で完封した。
千葉2位の拓大紅陵は、初日・30日にノーブルホームスタジアム水戸で行われた1回戦で山梨1位の山梨学院と対戦。
3-12でコールド負けした。
順々化粧は、きょう2日(火)に行われ、木更津総合はノーブルホームスタジアム水戸での第1試合(午前10時30分開始)で、神奈川1位の東海大相模と対戦する。
勝てば来春のセンバツ高校野球大会出場が「有力」となる。
茨城県を震源
最大震度4の地震
11月1日(月)午前6時14分ごろ、茨城県北部を震源とする最大震度4の自身が発生した。
震源地の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグネチュードは5.2と推定され、津波の心配はなかった。
震度4を観測したのは、福島県、茨城県、栃木県で、白河市(福島県)、水戸市(茨城県)、笠間市()、真岡市(栃木県)、益子町(同)が震度4を観測した。
東京都渋谷区で震度3。
県内では千葉市や東金市で震度3、館山で震度1だった。
県内感染激減
コロナ地元はゼロ
県のよると、君津地域4市では10月30日(土)と31日8日)、新型コロナウイルスの新規感染者は確認されなかった。
地元各市の感染者累計は変わらず、31日現在で木更津市1698人、君津市773人、袖ケ浦市634人、富津市385人となっている。
千葉県内では30日、1人が死亡、13人の感染が判明。
翌日の31日には、今年3番目の少なさとなる3人の感染が確認された。
31日は死者の発表はなかった。
県内私立高校の募集要項
県学事課が発表 来春入学、地元5校
県学事課は、来春(2022年度)入学の県内私立高校の募集要項を発表した。
全日制53校の募集人員は計12841人(前年度比79人減)。
このうち前期選抜試験で全体の98.4%を占める計12638人を募集する。
前期選抜試験は全日制の全校で実施。
願書受け付けは元も早い学校で12月17日から始まり、試験は来年1月17、18日に行う学校が多い。
後期センバツも実施する全日制は14校で、試験日は来年2月15日に集中している。
最も早い学校の願書受け付けは来年1月10日から。
通信制7校の募集人員は前年度と同じ計3045人。
地元5校(木更津総合、志学館、暁星国際、拓大紅陵、翔凜)の募集要項は次の通り。
いずれも前期選抜試験のみ行う。
①願書受け付け開始
②願書受け付け締切日
③試験日
④合格発表日
⑤試験強化及び面接の有無。