拓大紅陵が3連覇飾る 他【新千葉新聞】
- 2021/5/12
- ニュース
新千葉新聞2021年5月12日発行
拓大紅陵が3連覇飾る
第69回春季県高校軟式野球大会
八千代松陰を4-0で降す 関東大会出場へ
「第69回春季県高校軟式野球大会」(県高野連軟式部、県教育委員会主催)の決勝が9日、ゼットエーボールパーク(市原市)で行われ、拓大紅陵が八千代松陰を4-0で降し、3連覇)新型コロナの影響で中止された昨年を除く)を決めた。
同校の優勝は11回目。
拓大紅陵は、投げてはエースで4判の山田克明選手が4安打9奪三振無四球で完封。
打線は両チーム無得点で迎えた8回表、9番・溝口陽大選手が右翼を破るランニング本塁打で先取点を奪い、山田選手も2点二塁打を放った。
拓大紅陵は準優勝の八千代松陰とともに春季関東大会(28日開幕・栃木県)に出場する。
(拓大紅陵は2年ぶり15回出場)
昨年の秋季関東大会で拓大紅陵は県是井1年ぶりの優勝を果たしている。
地元関係の試合結果続きは次の通り。
◎1回戦
▽木更津総合・千葉聾連合25-0筑波大附聴特(5回コールド)
◎準決勝
▽拓大紅陵7-1市川
▽八千代松陰8-1木更津総合・千葉聾連合(7回コールド)
◎決勝
▽拓大紅陵4-0八千代松陰
人形たちを敬い焚き上げ
読経の中、思い出多い約000体供養
木更津市高蔵寺 厳かに人形供養祭
南房総初夏の風物詩「第35回人形供養祭」が11日、木更津市矢那の平野山高蔵寺(宮寺光明住職)で厳かに執り行われた。
木更津ひな会(勝忠男代表)主催、一般社団法人日本人形協会、高蔵寺、福寿寺、木更津市観光協会など後援の同感謝祭は、で木更津市長須賀の福寿寺(神子秀之住職)で実施されてきたが同寺周辺の都市化などにより、今回から高蔵寺に会場を移し継続されたもの。
この感謝祭は、子ども達の健やかな成長を見守り、役目を終え、押入れの中などで眠っている人形たちを敬い、焚き上げて供養する法要。
例年全国のトップを切って開催されており、この日は地元の君津地域4市はもとより、東京都内や対岸の横浜市などからも思い出多いひな人形、武者人形、ぬいぐるみ等が配送便で届き、全体で約4000体が供養された。
式典には神子住職、高蔵寺の長谷川茂筆頭檀家総代、安西要吉護寺会会長など檀家役員、参拝者などおよそ50人が参列した。
勝代表(86)は、「34年前に木更津ひな会(当時6社)で子どもたちの成長を見守ってきた人形を供養する感謝祭を始めた」などと同祭の歴史に触れながら、「人形は人の化身。心あり、命あり、魂がある。ときには身を投じて子どもの命を守ることもあり、傷だらけの人形たちである。きょうは心を込めて供養したい」などと感謝の思いを込め挨拶、人形の優しさによって育まれた子どもたちの健やかな成長と、参拝者の幾久しい健康や多幸を記念した。
宮寺住職は「歴史と伝統ある同感謝祭を受け継ぎ、今後も心を込めて供養していく」などと挨拶し、コロナの1日も早い収束も合わせ祈願するとした。
地元出身の和太鼓演奏者、鈴木淳一氏(44)による般若心境を謳いこんだ『供養感謝太鼓』が力強く打ち鳴らされ、読経の流れるなか、人形が焚き上げられ、参拝者は順次焼香を行い、感謝の思いを捧げた。
(昨年の感謝祭はコロナ禍の折、感染拡大防止を目的に中止とした)
木更津市瓜倉の手島千代子さん(62)は母親の秋倉美恵子さん(821)とともに参拝、「母のお陰で息子2人も無事成長しました。五月人形は母が毎年飾ってくれました。感謝の気持ちを込めて供養してもらいます」よ合掌。
木更津市内高柳の女性は「息子が今年成人式を迎えたので武者人形を収めました」と話していた。
同感謝祭は来年も5月中旬に高蔵寺(TEL0438-52-2675)で実施される。
オンラインで生徒総会
3年生は体育館、1・2年生はタブレットで
木更津第一中学校 全校で「学校」を考える
木更津市立木更津第一中学校(校長・西克夫、生徒数305人)では、7日に生徒会本部主催による「生徒総会」を実施した。
今年度は新型コロナ感染症拡大防止対策として、体育館で距離を十分に保ちつつ、集合したのは3年生の生徒のみ。
1・2年生は、タブレットなどの教育機器を使用し、各教室からリモートで参加した。
オンラインを活用した生徒総会の実施は、同校では初めてのこと。
生徒総会は、生徒会本部や各専門委員会の目標・活動目標・活動内容等を全校生徒に提案し、話し合い、自分たちの手でよりよい学校をつくっていくことを目的にしている。
壇上では、生徒会本部役員・各種専門委員長・学年生徒会長らから真剣な表情で提案が行われ、その様子を3年生は体育館で直接見守った。
また1・2年生はタブレットなどの画面を通し、集中して聞く姿が見られた。
提案と議事の終了後、生徒の間では質疑応答の時間も設けられた。
その際に承認についても3年生は体育館で、1・2年生は学級の承認数をタブレットに宇より「報告する形が取られた。
感染症の予防のために様々な活動に制約が生まれる中で、最善の形はないかと教師・生徒が話し合った結果の対応である。
全校生徒会顧問の君塚醤油は「オンライン形式での開催に向け、いろいろ大変な面があったが、生徒たちが一体となって準備を進めていた。今回の生徒総会で話し合われたことをもとに、今後も自治的活動を推進し、自主自立の実現に向け全校一丸となって取り組んでいけるように支援していきたい」と語った。
君津4市で6人が感染
10日県発表コロナ 県内は172人
県によると⑩日、君津地域では木更津、君津、富津、袖ケ浦の全4市で計6人の新型コロナウイルス感染が確認された。
士別の内訳は君津市と袖ケ浦市が各2人、木更津市と富津市が各1人。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代医療関係男性①不明②8日
【君津市】
▽70代無職男性①その他②8日
▽40代アルバイト女性(無症状)①同居家族②8日
【富津市】
▽40代自営業男性①不明②8日
【袖ケ浦市】
▽20代会社員男性①不明②8日
▽50代会社員男性①不明②7日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が510人、袖ケ浦市196人、君津市169人、富津市68人となった。
同日、県内では1人の死亡と172人の感染が判明した。
同日現在における県内の累計感染者数は34574人、死亡者数は642人。
変異株感染者は新たに16人が確認され累計で733人となった。
15日にスタート
木更津市集団接種
木更津市のコロナワクチン初の集団接種が今月15日(土)市民総合福祉会館でスタートする。
予約受付は10日だったが、約30分で締め切られた。
ブルーベリー農園と郷土博物館
県民の日君津地域行事 探検ツアー第2弾
県民の君津地域実行委員会では、県民に君津地域の魅力を認識・再発見してもらうため県民の日君津地域行事を企画・開催している。
今年度は、JR久留里線活性化協議会の協力のもと、久留里線乗車から始まる2本のバスツアーを、各2回開催する。
ツアー名は【久留里線で行く君津地域ふるさと探検ツアー2021】で、《第1弾》は「城下町久留里を歩く~名水の里を巡って~」(既報)、《第2弾》は▽「ブルーベリー農園と郷土資料館~自然の恵みと歴史を満喫~」
▽「ブルーベリー農園と郷土資料館~自然の恵みと歴史を満喫~」=7月25日(日)、同28日(水)、午前8時45分木更津駅集合。
御膳は久留里線乗車(区間・木更津~馬来田)、エザワフルーツランドでブルーベリー狩りとジャム作り。
昼食はエザワフルーツランドで地元食材弁当。
午後は、袖ケ浦市郷土博物館で「昔のくらし体験」等、袖ケ浦市農畜産物直売所・ゆりの里。
木更津駅で解散(午後4時)。
なお、ブルーベリー農園まで山道を約15分歩く。
天候等により中止や内容の変更となる場合がある。
対象者は、県内刺し中の小学生以上。
小学生は保護者の銅版画必要。
定員は各回20人(申し込み多数の場合は抽選となる)。
ハガキでの事前申し込みは5月28日(金)必着。
1組4人まで。
参加費は無料。
葉書には、希望日、代表者の氏名・フリガナ、年齢、郵便番号・住所、電話番号、同行者の使命・フリガナ、年齢(3人まで)。
アレルギーの有無(対象社明とアレルギー内容)。
送付先は〒292-8520 木更津市貝渕3-13-34、君津地域振興事務所 企画係。
(TEL0438-23-1111)。