駆除鳥獣類の冥福祈る 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年6月10日発行

駆除鳥獣類の冥福祈る

「木更津鳥獣被害をなくす会」が主催
木更津市真里谷 妙泉寺で「獣魂祭」

木更津市では、田畑の農作物や、家畜などに被害を及ぼすことから駆除された烏獣類の御霊を弔う「獣魂祭」を8日(日)午前11時から、木更津市真里谷の妙泉寺(住職・武長英俊)で執り行った。
これは、木更津鳥獣被害をなくす会(会長・波多野孝雄、会員13人)が主催したもので、平成30年度の会発足以来毎年この時期に行われている(コロナ禍により1回中止)。
今年の獣魂祭には、波多野会長以下会員、来賓として渡辺芳邦市長、三上和俊市議、磯部光治農林水産課長など計14人が参列した。
法要では住職の懇ろな読経の流れる中、参列者は焼香を行い、御霊の安らかなること、会員の作業の安全や地域住民の安寧を祈念した。
武長住職は、「日本文化の根源は食生活であり、いただきます、ごちそうさまは、命の継承への感謝の言葉」などと説き、互いを思いやる心を大切にする獣魂祭が来賓や会員が出席して開催出来ていることに敬意を表した。
渡辺市長は、日頃から会員の危険を伴う作業に感謝して「市でも鳥獣被害軽減に向け、施策を講じていく」と挨拶、今後も変わらぬ支援・協力を願った。
波多野会長(77)は「近年はキョンの被害が多く、体が小さいのでどこでも入り込み、なんでも食い荒らす」などと昨今の駆除の難しさに触れながら、活動の一端も話をした。
昨年度市内ではイノシシが約1,200頭(うち同なくす会による捕獲数は約580頭)、シカが約240頭(同175頭)、キョンが約200頭(同180頭)捕獲されている。
被害総額は約1,243万円にもなる。
今月29日(日)には、木更津猟友会(会長・古藤覺)と、木更津猟友会有害鳥獣特別駆除隊(隊長・石丼徳亮)による獣魂祭が、徳成寺(同市矢那)で開催される予定。

電話de詐欺被害を防ぐ

セブンーイレブン木更津中央三丁目店で
木更津警察署 コンビニに署長感謝状

木更津讐察署(署長・遠藤幸安)は6日、「電話de詐欺被害」を未然に防いだとして、セブン・イレブン木更津中央三丁目店の伊藤雅人店長(53)と、パート店員の平野千恵美さん(49)に「署長感謝状」を贈呈し、敬意を表した。
これは4月30日午前11時ごろ来店した男性(70歳代)が高額の電子マネー(10万円券2枚)を購入しようとしたことから、対応した平野さんが使途を尋ねたところ、男性の言動か不審であったため、詐欺を疑い店長とアイコンタクトで連携をとり、店長が木更津署に通報、駆けつけたアシストポリスの協力で被害を未然に防いだもの。
「アシストポリス」とは千葉県警が昨年6月から取り組んでいるコンビニと連携した特殊詐欺防止に向けた制度。
今回の案件は、男性がパソコンを使用中に有料サイトに入ってしまい、利用代金60万円の振り込みをが求され、内金として20万円をコンビニの電子マネーで支払うよう指示されたもの(ワンクリック詐欺と思われる)。
被害を未然に防げたことで、伊藤店長は、アシストポリスのスピード感ある対応に感謝し「お客様が被害に遭わずに済んでよかった」と話し、平野さんも「初めての経験でしたが、3万円以上の購入者にはこれからも声掛けを行っていきます。被害を未然に防げて本当に良かった」と振り返っていた。

邦楽、邦舞、ダンスなど

木更津市文化協会 15日に芸能発表会

木更津市文化祭参加木更津市文化協会(会長・鹿島典子)の、「第16回芸能発表会」が、今月15日(日)午前10時から(開場・午前9時30分~)午前の部、午後1時から午後の部で、木更津市民会館中ホールで闘催される。
入場無料。
後援は木更津市、木更津市教育委員会。
▽運営委員長=宮崎恵子(洋舞)、▽運営委員=井上真智子(邦楽)、東洸扇雀(邦舞)、誠心露葉(邦舞)、松本ひろみ(邦楽)、▽実行委員=更妙亜季-の各氏。
司会は中村みどりさんと栗原恵里佳さん。
鹿島文化協会会長の挨拶や廣部昌弘木更津市教員委員会教育長の来宣挨拶も予定されている。
芸能発表会では、かずさ三曲協会による邦楽からスタートし、邦舞、洋舞(リイアンフラ、木更津吟詠会による詩吟、カラオケ、宮崎恵子バレエ研究所による洋舞、と続き、昼休憩をはさんで、邦楽、カラオケ、洋舞ダンスワーク、ジャズダンス、誠心流露葉会による邦舞、サラサベリーダンススタジオによるサラサベリーダンス、畑沢詩吟サークルの詩吟、東洸流の邦舞などと続き、以後は22番目のプログラムで木更津市民合唱団が『群青』『ウィーンわが夢のまち』『山賊のギャロップ』の歌声を披露する。
会員たちの日ごろの努力や練習の成果を発表する舞台をぜひ見てもらいたいと、多くの来場を歓迎している。

7月富津市民花火大会

東京湾口道路建設促進のため上げる
木更津法人会 協賛金を呼びかけ

公益社団法人木更津法人会では、会員を対象に、7月26日(土)に富津海水浴場で開催される『~東京湾口道路建設促進~第10回富津市民花火大会』の協賛金を募集している。
今大会は午後7時15分から8時15分まで1時間実施され、打ち上げ数は地上10号、水中20号玉の合計約5,000発が予定されている。
荒天時は中止。
「富津市民花火大会」は木更津法人会富津地区と富津市の共催で実施されており、昨年の第9回大会から東京湾口道路の建設促進を大会の冠名とし、地域の未来に夢を想起できる大会として開催。
今大会も、富津地区の社会貢献事業として青年部会富津支部のメンバーを中心に企画運営している。
同花火大会は費用全てが会員の協賛金で賄われるイベントであり、多くの協力をお願いしている。
振込先は2通りで
▽千葉銀行富津支店(普通)3419754
▽郵便振替口座10510-87930051
口座名義・加入者名は富津市民花火大会実行委員会
入金後、所定の用紙に、①振込人名義、②振込金額、③振込日、④協賛者名、⑤電話番号、⑥住所、⑦ファックス番号、⑧Eメールアドレス、⑨応援メッセージ、⑩名前の掲裁(希望する、希望しない)-を記入し、富津市民花火大会実行委員会事務局(富津市役所商観光課)ヘファックス(050-3730-3754)する。
また、1万円以上の協賛者は協賛者名(ニックネーム可)、応援メッセージが大会ホームページ等に掲載される(掲載を希望しない場合は⑩の「希望しない」を選択する。選択の無い場合は名前が掲載される)。
なお、気象状態等により大会が中止の場合、預かった協貸金は返金する。
問い合わせは実行委員会事務局℡0439-80-1291へ。
大会の情報は随時、実行委員会ホームページで配信している。
アドレス
http://www.futtsu-hanabi.com

干潟観察会とごみ拾い

盤洲干潟をまもる会 事前に申し込みを

木更津市の盤洲干潟(ばんずひがた)をまもる会(代表・高槻育男)では、15日(日)午前9時30分から午後2時頃まで、初夏の干潟観察会とミニごみ拾いを行う。
事前市込制。
参加費無料、雨天中止。
小櫃川下流から河口干潟にかけて、約5キロを徒歩で移動しながらカニや塩性湿地の植物等を観察する。
この時期は生き物が最も活発になり、カニをはじめ、ハゼなど多くの生き物が観察できる。
当日は金木橋北側に午前9時30分集合。
持ち物は長靴(又は濡れてもよい靴)、帽子など熱中症対策に必要なもの、十分な飲物、弁当、あれば観察用具(双眼鏡、図鑑など)。
海岸で昼食をとった後、観察路周辺のごみを拾いながら帰る。
申し込みはメールで(参加軒全員の名前、代表者連絡先電話番号を記載)。
メールアドレス
hgf01210@nifty.co.jp
問い合わせは高槻代表へ (℡080-5183-6322)。

「献血」を実施

イオン木更津請西

日本赤十字社や千葉県赤十字血液センターでは、今月15日(日)午前10時~同11時30分、と、午後1時~同4時の間、イオンタウン木更津請西(駐車場)で、「献血」を行う。
予約でスムーズに献血ができる。
スマホアプリや電話(℡0120-892-760)からでも予約可能。
献血ができる人の年齢は、16以上~69歳(ただし、65歳以上は、60歳以降に献血経験がある人)。
献血が初めての人や、久しぶりにする人も大歓迎という。

内房ふるさと探検スタンプラリー

県民の日君津地域実行委員会主催
6月15日~9月末 プレゼントヘ応募

6月15日は「県民の日」。
県民の日君津地域実行委員会(君津地域における県民の日地域行事の実施等を目的に千葉県君津地域振興事務所、君津地域管内4市及び関係団体により組織)では、県民に君津地域の魅力を認識・再発見してもらうため、毎年、県民の日前後に地域の魅力を活かしたイベントを企画・実施している。
今年度は今月15日(日)から9月30日(火)まで、君津地域の観光ドライブマップ「千葉内房ドライブマップ」を活用した「千葉内房ふるさと探検デジタルスタンプラリー」を実施する。
スタンプ取得佃所は4市合計57か所。
誰でも参加可能(スマートフォンが必要)。
内容は次の通り。
◎参加方法
①スマートフォンで『千葉内房ドライブマップ』にアクセスし「スタンプラリーに参加する」ボタンから参加登録、
②スタンプラリースポットを訪れGPS又は二次元コードの読み取りによりスタンプを取得、
③スタンプが集まったら必要事項を入力しプレゼントへ応募
◎特典=スタンプを取得すると獲得できるポイントでプレゼントへの応募ができる、
▽スタンプ一個の取得につき1ポイントを獲得できる、
▽応募に必要なポイント数を獲得していれば複数のプレゼントに応募可。
ただし、当選は1人につき1つのみ(特製スマホ壁紙については先に取得していても当選とみなさない)
◇プレゼントの内容・当選者数
▽7=ポルシエーエクスペリエンスセンター東京ドライビング体験90分(Macan 4 Electric)・1人、燦美の宿旅館かわな露天風呂付き客室(通常会席プラン)ペア宿泊券1組2人、
▽5=選んで当てよう君津地域の特産品四種。内訳は、フルーツ街道夢農場夢みる果実ブルーベリー加工品3種セット・7人(木)、はちみつとミードのはちみつ工房ギフトセット・7人(君)、宮醤油店しようゆ5種詰合わせ・7人(富)、ホワイトガウラーメン3食セット・7人(袖)、
▽3=マザー牧場入場券・15組30人、東京ドイツ村人場券・15組30名、
▽1ポイント=特製スマホ壁紙・希望者全員
◎デジタルスタンプラリーの実施に併せ、X(旧Twitter)でプレゼントキャンペーンを開催。
キャンペーンの参加者の中から抽選で七人に、木更津市の鳥居崎海浜公園にあるレストラン「舵輪」のフルコース食事券をプレゼント
◇キャンペーン参加方法
▽君津地域振興事務所公式Xアカウントをフォロー、
▽スタンプラリースポットを訪れ「スポットで撮影した写真」と「訪れたスポットの名前」を「#県民の日千葉内房ふるさと探検キャンペーン」のタグをつけて投稿
◇応募期間=6月15日~9月30日。
スタンプ取得個所及びモデルコース(13本)の詳細等は後日掲載します。

新千葉新聞

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