この道一筋に光あたる 他【新千葉新聞】
- 2025/4/29
- ニュース

新千葉新聞2025年4月29日発行
この道一筋に光あたる

各分野で多年にわたり社会貢献の功労者
令和7年春の叙勲 4人が晴れの受章
内閣府賞勲局はこのほど、4月29日付で発令される『令和7年春の叙勲』の受章者を発表した。
これは各分野で多年にわたり活躍し、社会に貢献した功労者を称えているもので、今年の全国の受章者は、外国人18人を含む3,991人。うち女性は437人。
千葉県下では193人、うち女性は11人。
また県下の受章者のうち千葉県知事が推薦した人は52人で内訳は、旭日章が26人、瑞宝章が167人、最高齢者は瑞宝双光章の栄に浴した93歳(男性)。
君津地域4市では4氏の功績が称えられる。
千葉県知事推薦者への伝達式は、5月7日(水)午後2時から、県庁本庁舎5階大会議室で挙行される。
君津地域4市の受章者は次の通り。
【旭日小綬章】
《地方自治功労》
▽福原敏夫氏(84、元富津市議会議長、富津市青木)=平成12年4月、地域住民の厚い信望を担い、富津市議会議員初当選以来、令和6年4月まで、連続6期24年間の長さにわたり、卓越した識見と指導力で市政の発展、市民の福祉向上に尽力。
この間、市議会議長、各種常任委員会・特別委員会委員長などを歴任、地方自治進展に取り組んだ。
また、富津市スポーツ推進委員連絡協議会・富津市体育協会会長なども務め、市民のスポーツ振興・健康増進に貢献した。
全国市議会議長会表彰、市制施行50周年記念表彰なども受賞している。
当地域の瑞宝単光章受章者は次の通り。
【瑞宝単光章】
《技能検定功労》
▽久保睦男(67、元新日鐡住金(株)君津製鐡所設備部中央整備室班長、袖ケ浦市長浦駅前)
《防衛業務功労》
▽柴田健一(66、元防衛技官、木更津市高柳)
《内閥業務功労》
▽野口雅弘(70、元内閣技官、君津市杉谷)
(敬称略)
中学1年生に防災教育

木更津市消防本部 全12校で実施
木更津市消防本部は、市立公立中学校(全12校)において1年生を対象に、消防署員や消防団員等による講義と消火器やAEDの取り扱い訓練等を行う「木更津市防災ジュニアハイスクール」を今年度も開催する。
「自助」・「共助」の重要性、地域を守る消防団の必要性や魅力を伝え、中学生から地域社会の一員として防火・防災の担い手となってもらうことに加え、減少する消防団員確保に向けた取り組みとして行われる。
同防災スクールは、6月5日(木)から各校で始まる(12月16日まで)が、時間は午前9時30分から正午まで、各中学校体育館等で、12校の中学1年生・1,166人が参加する。
内容は次の通り。
【講義】(30分)=消防署・消防団・まちづくり協議会の役割についての講義
【実技】(80分)=4つのブースで、それぞれ20分のローテーションで訓練を実施する。
内訳は、「消火器取り扱い訓練、「ロープ結索訓練」、「応急担架作成訓練」、「心肺蘇生法・AED取り扱い訓練」。
【各中学校の日程】
▽6月5日(木)=木更津第一中
▽6月6日(金)=木更津第二中
▽6月9日(月)=木更津第三中
▽6月10日(火)=畑沢中
▽6月11日(水)=岩根中
▽6月12日(木)=波岡中
▽6月13日(金)=波岡中
▽6月16日(月)=鎌足中
▽6月17日(火)=富来田中
▽6月18日(水)=金田中
▽6月19日(木)=太田中
▽6月20日(金)=第二中
▽6月23日(月)=中郷中
▽6月24日(火)=金田中
▽6月25日(水)=富来田中
▽6月26日(木)=鎌足中
なお.都合により開催日が変更になる場合がある。
参加した全生徒へ「防災ジュニアハイスクール参加証」が渡される。
部員増加県下第3位に

役員改選では鹿嶢恵子部長を再選など
JA木更津市第62回 女性部総会開く
JA木更津市(木更津市農業協同組合)女性部(部長・鹿嶋恵子)「第62回総会」がこのほど、本店大会議室において開催された。
冒頭、「令和6年度県下JA女性部仲間づくり運動」の「部員増加数の部」において、JA木更津女性部が県下第3位に輝き、その功績が伝達・披露された。
総会挨拶の中で、鹿嶋会長は、部員数増加に触れ、今年度もチャレンジ講座の新規参加者を広く募集し、みんなで楽しく活動していきましようと、協力を呼びかけた。
議事は役員改選議案を含め、すべて原案通り可決・承認され、令和七年度の活動が力強くスタートした。
令和7年同部役員は次の通り。(敬称略)
▽部長=鹿鴫恵子(富来田支部)
▽副部長=山口三枝(中央支部)、神谷みつ子(中央支部)
▽会計=江野澤忠子(中央支部)
▽監事=山口加代子(中央支部)、中村初江(岩根支部)
▽支部長=礒貝智恵美(岩根支部)、秋本美恵子(中央支部)、松葉博子(真船支部)、間弓雅子(鎌足支部)、高木しげ(富来田支部)、谷澤那美江(下郡支部)
▽健康増進委員会委員長=手島敬子(下郡支部)
▽あぜみち編集委員会委員長=宮沢伸子(富来田支部)
畑沢中学校が優勝飾る

木更津市少年野球 準優勝は木更津二中
「第50回木更津市少年野球大会(中学校の部)」の決勝が26日(土)、江川第一野球場で行われ、畑沢中が9-0で木更津第二市を降し、参加14校・11チームの頂点に立った。
木更津市青少年相談員連絡協議会主催、木更津市教育委員会共催、木更津ライオンズクラブ・能宮城スパホテル三日月後援。
同少年野球大会は、青少年健全育成の一環として、市内中学校の野球部員が一堂に集い、スポーツを通じて心身の健全な育成と相互の融和を図るために取り組んでいるもの。
今月13日(日)、19日(土)、26日(土)の3日間、木更津市営野球場と江川第一野球場で開かれ、木更津市内の公立・私立14校・11チーム(前回14校・9チーム)が参加して熱戦を展開した。
全試合結果は次の通り。
◎1回戦
▽金川中・岩根西中7-6岩根中・鏈足中
▽木更津第二中10-0志学館中等部(3回コールド)
▽清川中11-4木更津第三中・暁星国際中
◎2回戦
▽木更津第一中10-5金川中・岩根西中
▽木更津第二中12―0波岡中
▽清川中4-3富来田中
▽畑沢中11-4太田中
◎準決勝
▽木更津第二中8-2木更津第一中
▽畑沢中7-0清川中
◎決勝
▽畑沢中9-0木更津第一中
紅陵が4強

春季県高校野球
「第78回春季県高校野球大会」の地元校の結果は次の通り。
◎3回戦(26日)
▽拓大紅陵5-4志学館
▽東京学館浦安7-3木更津総合
◎準々決勝(27日)
▽拓大紅陵5-1流通経大柏
準決勝は5月3日(土・祝)、県総合スポーツセンター野球場で行われ、拓大紅陵は第1試合(午前9時開始予定)で専大松戸と対戦する。
決勝進出2校が茨城県で行われる関東地区大会(5月17日開幕)に出場する。
公民館存続の学習集会

木更津市中央公民館で 講師は長澤成次氏
木更津市の公民館と図書館を考える会では、公民館の存続を求める学習集会「ストップ!!公民館の地域交流センター化」~疑問だらけの地域交流センター条例骨子案~を、5月11日(日)午後2時~4時まで(開場1時30分~、木更津市立中央公民館(アクアB館3階・多目的室)で開催する。
定員100人程度、参加費無料。
講師は、千葉大学名誉教授、長澤成次(73、ながさわせいじ)氏。
同氏の著書には、『公民館はだれのものⅡ』(自治体研究社、2019年)や、『公民館で学ぶⅥ』(国土社、2023年)など多数。
同考える会によると、今回の学習集会を開催するにあたり、次のように述べている。
60年を超える歴史のある本市の公民館を、今、なぜ、地域交流センターへ移行するのでしょうか?市民には何も知らせないまま、公民館のコミセン化への検討が事務局レベルで進められる中で、昨年の12月市議会の一般質問において、「公民館を廃止し、公の施設としてコミュニティセンター化を進めていく」との答弁がなされました。そして、3月1日発行の市広報に、意見公募のお知らせとして「公民館の地域交流センターへの移行に関わる条例の改正について」が掲載されました。
「いつ、コミュニティセンターから地域交流センターに変わったの?」「何もわからないのに意見公募するって言われても・・・」「そもそも地域交流センターって何?」…。
3月22日、市のホームページに条例の骨子案が掲載されるまで、私たちは具体的な内容を全く知ることができませんでした。
そして、骨子案を読んでも、なぜ公民館を地域交流センターへ移行する必要があるのか、疑問は増すばかりです。
四月13日から開催された住民説明会においても、「6月議会に条例案を提出するというのは、日程的に無理があるのでは?」・・・など、多くの質問や意見が出されました。
考える会が行っている「公民館の存続・図書館の直営の継続を求める緊急署名」は、1,000筆を超え、現在も継続中。
3月18日には、1,028筆の署名を添えて、市長と教育長に対し要望書を提出した。
改めて公民館の役割を考え、公民館の存続を求める学習集会を開催します。
是非多数ご参加下さい。
申し込みがなくても参加できるが、次のアドレスに申し込んでほしい。
事務局(佐々木方)℡090-4817-8472。
kominkan-lib.kangaerukai@mbr.nifty.com