地域の未来をはぐくむ 他【新千葉新聞】
- 2025/4/24
- ニュース

新千葉新聞2025年4月24日発行
地域の未来をはぐくむ

木更津市、イオンモール、三井不動産と協働
こどもPR大使に西清小 SC学習プロジェクト
木更津市(市長・渡辺芳邦)は今月21日、イオンモール(株)(代表取締役社長・大野忠司)、三井不動産商業マネジメント(株)(代表取締役社長・大林修)との3者で、~子どもの主体性や考える力を養い、未来を担う子ども達を地域と共に育てること~を目的とした(木更津市地域の未来をはぐくむSC(ショッピングセンター)学習プロジェクト)を始動した。
同プロジェクトの開始に際し、報道関係者への発表会見が21日、木更津市役所駅前庁舎8階で開催された。
自治体と市内のSC2社で行う同プロジェクトは全国初の取り組み。
両社は、「SC業界を盛り上げ、お客様も働く人も笑顔にしたい、次世代の人財育成」などという2社共通の思いから2023年11月に合同プロジェクトを発足。
さらに2社が木更津市内で営業し、木教委の「子どもたちの考える力と主体性の育成に力を注ぎ、《教育が魅力の木更津市を目指す》」との思いが同じであることから、協働のスタートとなったもの。
発表会出席者は、イオンモール(株)イオンモール木更津の加瀬浩ゼネラルマネージャー(以下GM)、三井不動産商業マネジメント(株)三井アウトレットパーク木更津のオペレーションセンターの藤井裕所長、木更津市の渡辺市長、廣部昌弘教育長、伊東昭雄木更津市立西清小学校校長(児童数264人)、同プロジェクトの主役となる「子どもPR大使」の代表(木更津市立西清小5年生・綱沢慶次さんと文龍一さん)や保護者など。
渡辺市長、加瀬GM、藤井所長、廣部教育長がそれぞれ同プロジェクトに期待を込め挨拶、両社代表によるプロジェクトの概要説明に続き、渡辺市長が「西清小5年生全員をこどもPR大使に任命する」と記す任命晝を児童代表に手渡した。
「こどもPR大使」代表の綱沢さんと文さんは「木更津市のことを一生懸命勉強して、良いところをたくさん見つけて多くの人に伝えたい」などと抱負を語り、伊東校長も「素晴らしい機会をいただいた。子ども達の可能性や学ぶ力を引き出すきっかけにしたい」などと感謝した。
同プログラムは、両社が持つSCなどのアセット(長所・利点等)や地域連携のノウハウを生かし、子ども達の様々な視点から、「人が集まる魅力的なまち」について考える体験を提供することで、未来のまちをつくる人材育成に関わりたいとの思いで取り組むもの。
第1弾は、木更津市とともに子ども大使が地域をもっと「知る・好きになる・よくする」をテーマに、小学校の授業(総合学習)と連携しながら、子どもから見た木更津市の魅力を発見・発信を目指してプログラムを実施していく。
今後は、▽5月上旬に、両社による西清小への出前授業、▽5月下旬、こどもPR大使は、SC内でのインタビューや施設見学、▽7月中旬、イオンモールでの中間発表、▽7月~8月、両施設内で顧客からの投票企画、▽10月~12月ごろ、イベント等を通じて木更津の魅力を発掘、▽来年2月ごろ、木更津市長に成果発表(捩提言)を行う予定。
アクアコイン売上最多等

木更津市のアクアコイン普及推進協議会
5部門の5企業を 優良加盟店表彰式
木更津市のアクアコイン普及推進協議会(木更津市、木更津商工会議所、君津信用組合などで構成)は今月17日、「第3回アクアコイン優良加盟店表彰式」を市役所駅前庁舎で開催した。
これは、電子地域通貨「アクアコイン」の普及、利用促進等の取り組みに貢献し、他の模範となる加盟店を表彰し、その功績を称えるとともに、これを周知し、地域経済の活性化を推進することを目的として実施したもの。
表彰の基準は、▽「食べる」、「買う」、「泊まる・遊ぶ」及び「暮らす」のカテゴリーごとの令和6年度中のアクアコイン売上総額が最も多い加盟店、▽加盟店間取引における令和6年度中のアクアコイン支払総額が最も多い加盟店。
今回は、5つの表彰部門から次の5企業が選ばれた。
◎「食べる」部門=吟米亭 浜屋 朝日店
◎「買う」部門=ベリーフーズ尾張屋 木更津店
◎「泊まる・遊ぶ」部門=東京ベイプラザホテル
◎「暮らす」部門=カナディアン ラングージ スクール
◎「加盟店間取引」部門=コミュニティマーケット ベアーズ
表彰式には、アクアコイン普及推進協議会会長の池田庸木更津商工会議所会頭、副会長の渡辺芳邦木更津市長と平野文彦君津信用取合理事長などが出席し、各企業の尽力を称えた。
7年度総会

木更津市文化協会
木更津市文化協会(会長・鹿島典子)の「令和7年度総会」が、5月10日(土)午後2時から、木更津市中央公民館・アクア木更津B館3階多目的ホールで開催される。
総会のオープニングには「木更津シニアアンサンブルアクア」の演奏が披露される。
アトラクションには詩吟と舞踊のコラボ「本能寺」も。
(会員外も鑑賞可)
偉大な生物学者の生涯

メンデル、ダーウィン、木村資生の足跡
DNA研究所 3人の講師が研究紹介
生命科学の楽しさや大切さを一般の人に分かりやすく伝えるオンライン講座、かずさDNA研究所生命科学講座四シリーズ「偉人な生物学者の生涯とその研究」が、今月25日(金)から8月25日(水)まで、計3回にわたり配信される。
今回は科学史的な観点から、生物科学の発展に多大な貢献のあった科学者の一生とその研究について紹介する。
詳細は次の通り。
◎第1回「メンデルの足跡と遺伝学の誕生」
▽4月25日(金)午後1時~8月7日(水)午後1時
▽講師=平野博之氏(東京大学名誉教授)
▽遺伝学の創始者グレゴール・メンデルの生涯、遺伝の法則の発見に至る経緯、その研究の特徴などについて解説する。
◎第2回「ダーウィン希代のナチュラリスト」
▽6月20日(金)午後1時~6月30日(水)午後1時
▽講帥=渡辺政降氏(サイエンスライター、東北大学特任教授、同志社人学客員教授)
▽「種の起源」の著者として有名なチャールズ・ダーウィンは、環境に適応した個体がより多くの子孫を残すことによって進化か起こるという「自然淘汰説」の提唱者。
同講義では、ダーウィンの業績を振り返るとともに、その後の進化研究の発展に与えた影響を概説する。
◎第3回「分子進化の扉を開いた木村資生~DNAから見える進化の新たな姿~」
▽8月15日(金)午後1時~8月25日(水)午後1時
▽講師=五條堀孝氏(国立遺伝学研究所名誉教授、一般社団法人DNA鑑定技術研究所理事長)
▽木村資生博士によって提唱された「中立進化説」は、生物の進化は偶然に起こる「中立的な突然変異」の積み重ねにょって進むという日本が世界に誇る進化理諭。
同講義では、中立進化説をわかりやすく解説し、最新の生物学との関わりを考える。
聴講無料。
申し込みは講座専用ウェブサイト(QRコード)から。
市民野球熱戦

木更津市野球連盟
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の「C級1部春季大会(兼関東選抜大会支部代表決定戦)」2回戦2試合と、「C級2部春季大会」2~3回戦4試合が20日、市営・江川第1球場で行われた。
結果は次の通り。
《C級1部春季大会》
◎2回戦
▽わんちやんズ5-0KFD
▽Konawinds8‐4清見台Family
《C級2部春季大会》
◎2回戦
▽ソニーGM&03-O八幡台ロイヤルズ
▽ツーカーズ7―4Crackcrs(延長11回)
◎3回戦
▽ぶひっ14-0おのでら(4回コールド)
▽JETS(不戦勝)-柴秀
社会福祉にと

ヒラノ商事㈱が寄付
ヒラノ商事株式会社(木更津市潮浜1-17-106)は今月18日、社会福祉事業に役立ててほしいと、7,865円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。
同様の寄付は毎月のように行われている。