最優秀賞に中郷小学校 他【新千葉新聞】
- 2025/2/13
- ニュース
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新千葉新聞2025年2月13日発行
最優秀賞に中郷小学校
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木更津市教委、令和6年度学習活助研究発表会
地域特産物の調査や大豆の栽培活動評価
木更津市では「市内児童生徒のプレゼンテーション能力の育成」「市内小中学校の取り組みを共有し、総合的な学習の時間の充実につなげる」等を目的として、「学習活動研究発表会」を開いており、今年度で3年目を迎えた。
各学校が今年度、総合的な学習の時間で取り組んだまとめの活動(発表等の表現活動)を動画に提出し、教育委員会に提出、教育委員会で「特に優れた動画」を今月7日(金)、市内小学校に配信し、市内小学校の児童が視聴した。
今年度は「金田小学校」「高柳小学校」「中郷小学校」が優秀作品に選ばれ、その中で中郷小学校(校長・内海雅彦、児童・91人)が最優秀賞に選ばれた。
中郷小学校では日頃から地域と連携し、「地域特産物の調査・栽培活動」を行っており、最優秀賞に選ばれた四年生は、年間を通して大豆の調査・栽培活動に取り組んでいる。
種まきから収獲、とれた大豆を使用した豆腐作りなど一連の過程をユーモアを交え、まとめた動画が評価された。
廣部昌弘教育長・上田真理子学校教育員長が中郷小学校を訪問し、最優秀賞の賞状を児童代表に渡したが、児童は嬉しさを隠しきれない様子だった。
中郷小学校は今年度創立100周年を迎え、過日行われた記念式典の際には全学年が取り組んでいる地域特産物の調査・栽培活動を劇にして観客にに披露している。
今後も地域の協力を得て、地域特産物の調査・栽培活動を行っていくとともに、そのまとめについても力を入れていくとのことである。
木更津の名物と呼べる
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木更津市観光協会 推奨土産品を募集
一般社団法人木更津市観光協会(会長・野口義信)では、観光の重要な要素である土産品の創出、育成を図るために、木更津の名物と呼べるような土産品を募集し、「木更津市観光協会推奨土産品」として選定している。
このほど、3年に一度の定期募集を行うことになり、今月28日(金)まで応募を受け付けている。
同募集は市内の優良な商品等を推奨土産品に認定し、販路拡大と品質の向上を支援し市内外にアピールすることを目的としている。
応募できる土産品は、次の条件のいずれか1つを満たす商品であること。
①木更津市内の産物を原材料として商品化したもの、
②木更津市内において加工したもの、
③地名、歴史、伝説、行事など、木更沛にちなんだ商品名としているもの。
出品数は一応募者あたり3品までとする。
応募方法は、申込書に現品(包装・容器も一緒に販売時の形態で)を添えて申し込む。
食品については、八人程度で試食できる量の商品を提出する。
ただし日持ちしない商品は、審査日(3月19日)の午前10時までに木更津市観光案内所(木更津市富士見1-2-1、スパークルシティ1階)まで持参する。
前回選定した土産品で内容にに変更のない場合は書類審介とする。
申込書のみメールまたはFAXで提出する。
推奨品産品として認定されると”推奨”の金色のシールを貼る。
同募集は原則として木更津市観光協会員を対象としているが、会員以外の人も応募することができる。
推奨品に選定された場合は、令和7年度から木更津市観光協会へ加入すること。
同観光協会(たちより館2階)は℡0438-25-1377、FAX同25-1320、メールアドレス kisa-kan@kisarazu.gr.jp
市民野球大会は56チーム
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定期総会で、会長には森岳氏を再選
木更津市野球連盟 新役員体制決まる
木更津市野球速盟(会長・森岳)の「令和7年度定期総会」が今月1日(土)、中央公民館第1会議室で開かれた。
議事では、令和6年度事業報告・歳入歳出決算、令和7年度事業計画(案)・歳入歳出予算(案)が審議され、いずれも可決承認された。
また、任期満了に伴う役員改選が行われ、会長には森岳氏が再選された。
同連盟が主催する市扠野球大会は「C級1部(優勝チームが上部大会に出場)」「C級2部」「壮年」の3つの部門から成り立っており、今年度は全部門合わせて、延べ56チームが加盟している。
内訳は、▽C級1部・15チーム ▽C級2部・34チーム ▽壮年・7チーム。
春季大会は今月23日にC級2部、3月30日にC級1部が開幕。
試合は市営野球場、江川第1・第2野球場で日曜日に行われる。
今年度の役員(任期・2025年~2026年の2年間)及び市内大会の日程(予定)は次の通り。
(敬称略)
【役員】
◎会長=森岳
◎副会長=原良明
◎理事長(県協会評議員)=鈴木一美
◎理事=野村洋貴(事務局長)、古野弘則(大会運営担当)、島田登芙夫(渉外担当)、斉藤勝(審判部長)、飯塚豪(副審判部長)、片山正信(副審判部長)、三村昌司、渡邉操、井上悠哉、宮寺光明
◎監事=水谷勝則、渡邉裕之
【市内大会】
▽C級2部春季市民大会(2月)
▽C級1部関東選抜大会支部代表決定戦(3月)
▽日本スポーツマスターズ2025兼壮年大会支部代表決定戦(3月)
▽第19回木更津市野球連盟旗争奪4市選抜中学校野球大会(5月)
▽C級1部東日本大会支部代表決定選(6月)
▽C級2部夏季市民大会(6月)
▽C級1部高松宮賜杯千葉県大会支部代表決定戦(8月)
▽C級2部秋季市民大会(9月)
▽第6回木更津市選手権(チャンピオン)大会(12月)
当紙でも、市民野球大会の結果を掲載していく。
きこえと認知症との関係
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木更津市主催 市民公開講座を開催
木更津市主催、市民公開講座「きこえと認知症との関係」~補聴器はどう役立つの?~が、3月2日(日)午後1時30分(受付1時)から、市民総合福祉会館市民ホール(潮見2-9)で開かれる。
参加費無料。
現在、参加申込受付中。
日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会千葉県地方部会、千葉県耳鼻咽喉科医会、千葉県言語聴党士会共催。
司会は関田恭子さん(千葉大学医学部耳鼻咽喉科・君津中央病院医師)。
「講演会」と「相談・体験」の2部制。
「講演会」は1時30分から2時30分まで。
講師は〈講演1〉が野口佳裕氏(国際医療療祉大学成田病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授)。
〈講演2〉が石渡智一氏(君津中央病院リハビリテーション科言耳語聴覚士)。
「相談・体験」は2時30分から3時30分まで。
内容は、①聴力測定 ②個別相談会 (医師による鼓膜のチェック・聞こえの悩み等の相談に応じる) ③難聴体験(VR〈バーチャルーリアリティ〉により実際に難聴を体験する)。
申し込みは電話またはQRコードから。
今月21日(金)締め切り。
申し込みは市役所朝日庁舎・高齢者福祉課(℡0438-23-2630、FAX同25-1213。
金井楓華選手が優勝
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県高校新人体育大会ボクシング大会
拓大紅陵高校 篠原尚弥選手は準優勝
「県高校新人体育大会ボクシング大会」がこのほど、習志野高校ボクシング場で行われ、習志野が10年連続31度目の団体優勝を飾った。
地元関係では、男子フライ級で篠原尚弥選手(拓大紅陵)が準優勝、女子のバンタム級で金井楓華選手(拓大紅陵)が認定で優勝を飾った。
女子はピン級、ライトフライ級、バンタム級の3階級が行われ、いずれも認定で優勝が決まった。
男女の各階級の優勝者と男子2位は関東選抜大会(1月)に出場した。
そのほかの地元勢の成績は次の通り(準々決勝進出〈ベスト8〉以上。
肝硬変の新たな治療法
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DNA研究所等 可能性を示唆と発表
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)、北海道大学、株式会社メディネットは共同で、肝硬変の新たな治療法の可能性を示唆したと先月30日に発表した。
肥満やアルコールの過剰摂取などにより肝臟で炎症が起きると、その炎症を修復するときにできる「線維(コラーゲン)」というタンパク質が肝臓組織に沈着する。
この状態が進行して重度の肝硬変になると、一般的には肝臓移植が治療法として選ばれる。
しかし、臓器移植ドナーの不足や生涯にわたる免疫抑制剤の服用など、様々な問題点が残っていることから、新たな治療法の開発が求められていた。
同研究ではIL-34とIL-4という夕ンパク質(サイトカイン)を組み合わせて分化誘導したマクロファージ(免疫細胞)がどのような特徴を持つのかを確認した結果、このマクロファージでは、免疫を抑える分子の遺伝子の発現が亢進していたほか、線維タンパク質を分解する酵素や肝臓組織の修復に関わる遺伝子の発現が増加していることが分かった。
また、肝線維化したマウスへの治療効果を確認したところ、肝臓に沈着した線維の面積が明らかに減少していることなどが明らかとなった。
さらに、ヒト由来の細胞においても同様の性質を持つことが確認された。
同研究の成果は、肝硬変治療の発展や自己細胞療法の開発に役立てられることが期待される。