地域経済の活性化図る 他【新千葉新聞】
- 2025/2/1
- ニュース
新千葉新聞2025年2月1日発行
地域経済の活性化図る
木更津商工会膿所・東京海上日動火災保険(株)と
木更津市 包括連携協定を締結
木更津市では29日、木更津商工会議所・東京海上日動火災保険(株)の3者による「包括連携協定」を締結した。
市役所駅前庁舎8階の防災室・会議室で行われた締結式には、木更津商工会議所の池田庸会頭、佐伯浩一専務理事、東京海上日動火災保険(株)の垣谷直人執行役員千葉支店長、長南徼千葉支店木更津支社長、市川真衣木更津支社職員が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、渡辺則行企画部長、大岩房之経済部長など関係者が出席し、3者代表が協定書に署名して締結した。
3者による同協定は木更津市と木更津商工会議所では初、東京海上日動火災保険では館山市に次いで2例目。
席上、渡辺市長、池田会頭、垣谷執行役員はそれぞれに挨拶で、~各者が有する専門的な知見やノウハウ、ネットワークを活かし、特定な分野に限らず、様々な分野で緊密な相互連携と協働により地域経済の活性化、市内企業の活力強化を図っていきたい、協力を惜しまない~などと決意を示し、今後の展開に期待を込めた。
連携事項は次の通り。
①市内企業等への支援に関すること
▽健康経営優良法人認定制度普及促進による地域雇用促進
▽海外輸出支援、人材スカウト等関巡協力会社とのビジネスマッチング支援
②地域の経済循環に関すること
▽ビジネスマッチングを通じた資金の循環。
▽商工会議所会員向け団体保険制度の普及促進による経済的安定性の向上
③地域の脱炭素化に関すること
▽各種GXソリューションの活用
▽みどりの授業を活用した教育支援
④防災・減災に関すること
▽BCP策定支援によるリスク意識の向上、
▽ぼうさい授業を活用した教育支援
⑤市民・市内企業等へのオーガニックなまちづくり及びSDGs普及の取組推進に関すること
▽市民、市内企業等へのオーガニックなまちづくりの普及推進、
▽市内におけるSDGsに関する取組支援
▽SDGs診断、SDGsカードゲームなど各種ツールの活用
⑤その他3者が協議し、必要と認めること
木更津総合男女団体V
個人男子は2階級で優勝し頂点に立つ
県高校新人柔道 個人女子6階級制す
柔道の県高校新人大会がこのほど、県総合スポーツセンター武道館で行われ、団体では男女とも木更津総合が優勝した。
個人は、男子では習志野勢が4階級を制し、女子では木更津総合勢が6階級で頂点に立った。
男女とも団体や個人の優勝者らが、3月に東京・日本武道館で行われる全国選手権に出場する。
地元関係の成績は次の通り。
【男力子団体】
◎準決勝
▽木更津総合3-2習志野
◎決勝
▽木更津総合1-0東海大浦安
【女子団体】
◎準決勝
▽木更津総合3-0千葉経大付
◎決勝
▽木更津総合3-0八千代
木造建築科で生徒募集
高等職業馴練校 知識や技能を修得
千葉県認定職業訓練校「君津郡市共同高等職業訓練校(校長・細矢福一、木更津市)」では「令和7年度入校生」を3月31日(月)迄募集している。
職業訓練校は、都道府県知事の認定を受け、事業主などが従業員のために能力開発・技能向上訓練を行うために設置された施設。
それぞれの職業に必要な知識や技能を職業訓練指導員の指導で修得でき、毎年優秀な技能者となってそれぞれの企業で活躍している。
今年の募集は『建築施工系・木造建築科』。
入校に年齢制限なし、中学・高校の新卒者はもとより、新たな技術取得や更なるスキルアップを図りたい人、女性や定年退職者の入校もある。
第3土曜日には実技訓練の見学ができる。
詳細は次の通り。
【木造建築科】
▽訓練期間は3年
▽訓練実施日は毎週土曜日午前9時~午後4時30分
▽訓練内容は、専門学科(建築一般・設計製図等の基礎知識)、基本実技(建築一般の技)
▽入校資格は中学・高校を卒業し、建築を希望する人及び建築業に従事し、比較的短期間の人
▽訓練費は年額95,000円(諸経費、別途教科書代など)
▽訓練修了者特典として、技能照査試験合格者は技能士補、二級技能士検定試験学科免除、二級建築士受験資格の短縮、所得税の勤労学生控除。
なお、園芸サービス系・造園科は、令和7年度は休講となっている。
入校の問い合わせなどは同訓練校℡0438-23-9554。
2週ぶり増加
直近1週間コロナ
県は29日、新型コロナウイルス感染症の直近1週間(20~26日)の発生状況を発表した。
見内の定点医療機関(204施設)から報告された県全体の感染軒数は1,440人(前週1291人)。
一医療機関当たりの感染者数は7.06人で、前週の6.33人と比べO.73人増え、2週ぷりに増加した。
年代別では10歳末満が295人で最多。
全16保健所別では長生が扱も多く14.57人、次が君津で12.31人。
君津保健所管内は前週の10.92人より1.39人増えた。
増加は2週ぶり。
令和7年度市政運営
木更津市策定 基本的な考え方⑥
【重点施策】
基本方針を踏まえ、基本構想に定めるまちづくりの基本方向における重点施策については次のとおりとする。
(3)まちを支える人づくり
①市民の多様化・高度化する学習ニーズに的確に応え、市民同士の交流や連携を更に深めることでコミュニティの活性化を図るとともに、より多くの市民・団体等の利便性の向上をめざし、公民館の今後について引き続き見直しを行い、地域社会における新たなコミュニティの場の創造を推進する。
また、市民活勁の活発化を促進するため、市民が憩い集う新たな交流拠点となる市民交流プラザの整備を進める。
②スポーツを通じた市民の健康増進と交流人口の増加を図るため、市内体育施設の安全で快適な環境整備を推進すると共に、幅広い世代が共にスポーツを楽しむ場を提供し、普段スポーツに触れることが少ない市民が新たに始める機会を創出する。
③市民の文化芸術活動や生涯学習を支援するため、ホール、図書館、中央公民館を複合化した文化芸術施設の整備を推進するほか、市民が多様な文化芸術に触れる機会を創出するとともに、富かな歴史と文化に恵まれたふるさと木更津への愛れと誇りを育む。
④性的マイノリティであるLGBTQ10(※性的マイノリティの頭文字。Lesbian〈レズビアン、女性同性愛者〉、Gay〈ゲイ、男性同性愛者〉、Bisexual〈バイセクシャル、両性愛者〉、Transgendcr〈トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人〉、Qucstioning〈クエスチョニング、自分の性別が分からない、意図的に決めていない人〉、10〈プラス、LGBTQ以外のさまざまな性〉を示す)について理解を促進するため、事業者や関係団体に情報提供するとともに、制度導入自治体と連携を深めることによりパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度の利便性向上を図り、誰もが自分らしく暮らすことのできる共生社会を推進する。
(4)まちのにぎわい・活力づくり
①社会情勢の変化に対応する「企業誘致方針」に基づき、地域の立地特性を活かした企業誘致を展開するとともに、産業基盤の強化を図るため、未活用のインターチェンジ周辺地区の早期かつ効果的な活用を推進する。
②有機米をはじめとする有機農産物の生産促進、新規就農者や認定農業者等への支援を行うとともに、水産業においては漁業就業の促進を図りながら、のりやアサリの安定生産を支援し、木更津産農林水産物のブランド化や六次商業化を推進することで、地域における食と経済の循環に取り組む。
③電子地域通貨「アクアコイン」の利活用を通じて、事業者や団体、地域住民が共創する社会を実現するため、利用者はもとより加盟店の拡大を促進し、BtoB〈busincss to busincss〉(※電子商取引の分野における企業回の取引のこと。本文においては、アクアコイン加盟店間においてアクアコインの送金を意味する)による取引を活発化させることで更なる域内循環を図り、地域経済の持続的成長を支援する。
また、アクアコインと連携した行政ポイント制度を活用し、住民のボランティア活動やまちづくりへの参加憲欲向上を図る。
(続)