ダナン市の大学等と覚書 他【新千葉新聞】
- 2024/10/3
- ニュース
新千葉新聞2024年10月3日発行
ダナン市の大学等と覚書
池田会頭がベトナムを訪問し締結式
木更津市商工会議所 人材交流に関して
木更津商工会議所(会頭・池田庸)は9月26日(木)、ベトナム社会主義共和国ダナン市の3つの大学・短期大学との間で、人材交流に関する覚書(MOU)を締結した。
この覚書は、地域の人材育成・技術交流および経済成長を目指す取り組みの一環として、2019年7月にダナン市と木更津市との間で締結した友好協力関係構築に関する覚書に基づき、締結したもの。
ダナン市役所で行われた「締結式」には、木更津商工会議所から池田会頭、佐伯浩一専務理事、木更津市の大岩房之経済部長、島村領一経済部産業振興課係長、在ダナン日木国総領事館の下西潔主席領事、ダナン市からは、ズイタン大学の副学長NGUYEN HUU PHU氏、食糊食品短期大学学長のDO CHI THINH氏、ダナンフォンドン短期大学学長のLE NGOC QUY氏、ダナン市外務局副局長、同労働局局長等が出席した。
調印式では、池田会頭とダナン市の3つの大学・短期大学の代表がそれぞれ署名した。
覚書の内容には、
▽各大学は、木更津市内において、ものづくり、まちづくり、食品加工、飲食、農業、自動車、機械、医療等、就労する意欲がある人を木更津商工会議所に推薦する。
▽木更津商工会議所は、ダナンの3つの大学・短期大学から推薦された人が技術を学び、木更津市内で就労できるよう支援する。
木更津商工公議所は今後、人材の不足している事業者を対象にセミナーを開催し、ベトナム側とのマッチングを行うとともに、3大学に対する事業者の現地見学会も実施する。
問い合わせは同会議所℡0438-37-8700、佐伯氏まで。
たすけあいの機運を盛り上げ
「赤い羽根共同募金運動」全国一斉に
木更津市赤十字奉仕団 街頭募金活動実施
10月1日から来年3月31日まで六か月間にわたり「赤い羽根共同募金運動」が全国一斉に展開されている。
この運動は、社会福祉を目的とする事業活勣を幅広く支援することを通じ、地城福祉の推進を図る募金活動として位置づけられており、民間福祉活動の主要な財源として人きな役割を果たしている。
木更津市赤十字奉仕団(委員長・佐々木晴代)では、「たすけあいの機運を盛り上げ、市民に共同募金運動について広く周知を図る」ことを目的に、初日の1日(火)、午前10時~正午まで、木更津駅西口・東口、イオンタウン木更津朝日店(カスミ)、アピタ木更津店の3か所で『街頭募金活動』を実施した。
同募金活動には、田中幸子副市長が伊藤昌宏福祉部長と共に、木更津駅とイオンタウン木更津朝日出(カスミ)の活動場所を訪れ、あたたかい善意を一人でも多くの方々に届けられるよう頑張ってほしいと激励した。
また、大蔵野映子福祉相談課長はイオンタウン木更津朝日店(カスミ)、木更津市社会福祉協議会の鎌田哲也常務埋事は、木更津駅、イオンタウン木更津朝日店(カスミ)の活動へ参加した。
木更津駅東口・西口には、佐々木晴代赤十字奉仕団委員長含む赤十字奉仕団10人、社会福祉協議会職員1人が参加し、駅利用者や乗降客などに協力を呼びかけた。
イオンタウン木更津朝日店(カスミ)には金子礼子副委員長など四人と社公福祉協議会職員1人、アピタ木更津店には塚本八重子委員長など5人と社会福祉協議会員1人が、募金箱を設置したり、首に掛けたりして寄付をお願いした。
寄付をした人には赤い羽根と共に、ポケットティッシュや子ども用にしゃぽん玉などが配られた。
この日午前の募金額は、木更津駅28,692円、カスミ木更津店18,527円、アピタ木更津店23,542円の、合計70,761円のか財が寄せられた。
この後、13日(日)には、千葉県共同募金会木更津市支会の運営委員や、木更津市社会福祉協議会の役職員が、アピタ木更津店、ベイシア木更津金田店、イオンタウン木更津、マックスバリュ木更津請西店の四か所で、赤い羽根募金活動を行う予定になっている。
奨励賞に桐木結衣さん
「私の思い」表明 中学生の主張県大会
県青少年総合対策本部など主催の、県内中学生がさまざまな問題に対して抱える思いを表明する「第46回『私の思い』~中学生の主張~千葉県大会」がこのほど、千葉市中央区の蘇我コミュニティセンターで開かれた。
今大会には県内26校から1,034編の応募があり、1次・2次審査を通過した12人が登壇。
最優秀賞(1人)は県代表として全国大会に出場する。
このほか優秀賞2人、特別賞1人、奨励賞8人が選ばれた。
地元からは奨励賞に『辛い過去を経験に』を発表した、木更津市立清川中学校3年、桐木結衣さんが入賞した。
インドネシアの中学生来津
木更津市で交流等
木更津市と友好協定を締結しているインドネシア共和国西ジャワ州ボゴール市の「ボゴール第一中学校」の生徒や引率者など34人が、今月10日(木)と11日(金)の2日間、木更津市を訪れる。
▽10日には鎌足中学校を訪れ、剣道や英語の授業を通じた交流や、木更津市郷土博物館「金のすず」の見学、
▽11日には、市長表敬訪問、岩根中学校で浴衣の着衣体験や、かずさクリーンシステム施設見学なども行う予定。
市長表敬訪問については後日掲峨。
読書を心の糧にして
君津地方の小中学生が読んだ本の感動綴る
読轡感想文コンクール 最優秀賞に18点
君津地方教育研究会学校図書館部会(君津支会長・要愛美外簸輪小校長)主催、「令和6年度第70回青少年読書感想文コンクール君津地方審査会」が9月20日、君津教育会館(木更津市)で開かれた。
同コンクールは、君津地方四市の児童・生徒を対象に、夏休み等に読んだ木の懸動を綴った作品を「課題読書の部」と「自由読書の部」で募集したもの。
今年度は小学校45校、中学校28校の計73校から、4,727点(小学校2,972点、中学校1,755点)の応募があった。
このうち課題図書の部には2,451点(小学校862点、中学校1,589点)、自由読書の部には2,276点(小学校2,110点、中学校166点)。
君津地方審査会では校内選考を経た代表作品を、小学校3部門(低学年・中学年・高学年)と中学校の計4部門で審審査。
課題読書の部と自由読書の部合わせて最優秀賞18点、優秀賞10点、優良賞34点を決定した。
このうち最優秀賞の18点は、県の審査に出品される。
県審査会は今月16日(水)、最終審査は今月25日(金)、千葉市生涯学習センターで開かれる。
最優秀賞の児童生徒は次の通り。
【最優秀賞】
◎小学校低学年
▽課題読書=「気もちがかわるまほうのことぱ」有野愛珠(鎌足小②)、「がんばるためのプレゼント」藤野利晴(外箕輪小②)
▽自由読書=「「わたし」となかよしってすてきだな」森将之介(飯野小①)、「どうぶつのいのちを大切に」佐久間敬人(東清小②)
◎小学校中学年
▽課題読書=「わたしにできること」栗原菜々子(高柳小③)、「あきらめた夢のつづき」仲野希音(小櫃小④)
▽自由読書=「わたしの弟」稲田志眞(蔵波小④)、「「めいちやんの500円玉」を読んで」西口諒(請西小③)
◎小学校高学年
▽課題読書=「相手を想ってのうそ」大村凛(蔵波小⑤)、「これから先も」加藤大知(大貫小⑥)
▽自由読書=「私の居場所」梅野咲良(青堀小⑤)、「本当の気持ち・見えない気持ち」森悠磨(八幡台小⑤)
◎中学校
▽課題読書=「となりの人と同じ気持ちに」神田美緋余(志学館中等部③)、「今自分にできることは」重森悠成(木二中①)、「自分の心に正直に」鈴木琉月(金田中①)
▽自由読書=「自分らしくいるために」泉水仁香(周東中①)、「√の寛大さ」浅見疏斗(波岡中③)、「人の多面性」人久保舞優(波岡中③)
優秀賞等は後日。
無双の名人彫物師 島村圓鉄(えんてつ)
房総の地域文化講座 講師は山口文氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営猾議会委員連絡協議会会長)主催、「第127回房総の地域文化講座」が、10月19日(土)午後2時(受付開始・午後1時30分)から3時30分まで、木更津市中央公民館(JR木更津駅四口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『無双の名人彫物師 島村闘鉄(えんてつ)」。
講師は山口文氏(睦沢町立歴史民俗資料館)。
江戸時代の関東には、日光東照宮を始め、豪華な寺社建築装飾彫刻が花開く。
特に江戸時代の中頃に活躍した彫物師、島村圓鉄は、千葉県内外の寺社建築装飾彫刻で、龍・獏・獅子などの聖猷や牡丹・蓮・桜などの絢爛豪華な欄間彫刻などを手掛けた。
その弟子筋からは、初代「波の伊八」(武志伊八信由)など多くの名人を輩出している。
今回は、圓鉄の作品から、その足跡を紹介する。
会員でなくても受講できる(ただし事前申し込みが必要)。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
またマスク着川、手洗いなど、感染症防対策に協力をお願いしている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏人(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡080-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
高点歌1位は平野梅子さん
木更津市文化協会 市民短歌大会開く
木更津市文化協会(鹿島典子会長)主催、同市文化祭事業「第54回市民短歌大会」が9月29日(日)中央公民館(スパークルシティ木更津6黔 第2会議室)で開催された。
同大会には、29人が参加、鈴木眞澄氏と鈴木紫乃氏による助言のもと、7苜互選を行った。
高点歌は次の通り。
同点の順位は受付順。
▽1位(14点)=「加速する暮し取り巻くデジタル化老いの戸惑ひ置き去りてゆく」平野梅子(清川)
▽2位(11点)=「娘から「いつもありがとう」のメール来て朝餉の茶碗てきぱき洗う」大岩静江(下泉)
▽3位(10点)=「いのち尽きやうやく帰宅のかなひしと今は声なき夫を悲しむ」鈴木眞澄(長須賀)
▽4位(9点)=「ふるさとに上り列車を待つ朝(あした)心地よき風ホームを抜ける」寺川喜代美(福王台)
▽5位(8点)=「鳩の子はホームの梁の巣の中に発車のベルを聞きつつ育つ」鈴木紫乃(井尻)
▽6位(7点)=「年とるはこういうことか一日に二つの用事片付けられず」貝原靖子(貝渕)
▽7位(6点)=「一枝の手向けの花はをみなへし気に入りたるか遺影の笑顔」川俣婦芙子(真舟)
(敬称略)
心にひびく歌声届けて
木更津市文化祭 第41回市民合唱の集い
木更津市文化協会の文化祭行事の一つ「第41回市民合唱の集い」が、今月6日(日)午後1時30分~4時まで、木更津市立中央公民館(アクア木更津B館3階多目的ホール)で開催される。
主催は木更津市民合唱の集い実行委員会、木更津市文化協会協賛、木更津市・木更津市教育委員会後援。
当日は7つの団体が出演して、日ごろの練習の成果を発抑、聴く人の心に響く歌声を披露する。
出演は、出演順に、
▽女声コーラス シルフィード
▽清見台混声合唱団
▽女声コーラス 紙ひこうき
▽きみさらず女声合唱団、
▽それいゆ
▽コーラス オルゴール
▽木更津市民合唱団。
オープニングは『木更津市民歌』、そのあと混声合唱による日本の四季「夕やけこやけ」「朧月夜」より、女声合唱組曲「風の詩集」より、北原白秋童謡詩集-など、懐かしい歌にもあえる。
多くの来場を歓迎している。