新千葉新聞2024年5月1日発行

この道一筋に光あたる

各分野で多年にわたり社会貢献の功労者
令和六年春の叙勲　5人が晴れの受章

内閣賞勲局は、4月29日付で発令される『令和6年舂の叙勲』の受章者を発表した。
これは各分野で多年にわたり活躍し、社会に貢献した功労者を称えているもので、今年全国における受章者は外国人19人を含み、4,109人。う
ち女性は436人。
千葉県下では171人、うち女性は18人。
このうち千葉県知亊が推薦した人は55人。
旭日章が34人、瑞宝章が138人。
最高齢者は90歳・男性。
君津地域四市では男性5人の功績が称えられ、栄に浴する。
千葉県知事推薦者への伝達式は5月8日（水）午後2時から3時、県庁本庁舎5階大会議室で挙行される。
地元4市の受章者は次の通り。
【旭日小綬章】
《地方自治功労》
▽石井勝（83、いしいまさる、元木更津市議会議員、木更津市新田）＝平成7年5月、地域住民の信望を得て木更津市議初当選以来令和5年4月まで、連続7期28年間にわたり市議を務めた。
この間、教育民生常任委員会委員長、君津郡市中央病院組合議会議員や、議会のみなと木更津活性化特別委員会、市庁舎整備特別委員会など各種委員会等で要職を務め、変貌著しい時代にあって、市政の繁栄・市民の福祉向上に尽力した。
また地方自治功労で全国市議会議長会表彰、木更津市長表彰など多数受賞している。
【旭日単光章】
《文化財保護功労》
▽杉山林継（84、椙山林継・すぎやましげつぐ、現富津市文化財審議会会長、富津市更和）＝國學院大學・同大学院神道文化学部元教授、元千葉県神社庁長。
上総国天羽郡総鎮守八雲神社社家に生まれ、木更津高校・國撃院大撃在学中に全国各地（木更津市、富津市ほか）の古墳・遺跡調査などに参加。
現在は、千葉県教育財団理事、富津市文化財審議会会長、東京都足立区・館山市等の文化財審議会委員ほか各種要職を歴任中。
著書も『近世神道学の萌芽』（平成28年）など多数。
令和3年1月「地域文化の振興」、今年2月「社会教育の振興」等の功績で文部科学大臣表彰を受賞している。
【瑞宝中綬章】
《教育研究功労》
▽阿部芳彦（79、あべよしひこ、岩手県立大学名誉教授、袖ケ浦市奈良輪）
【瑞宝小綬章】
《教育研究功労》
▽佐久間嘉宏（71、さくまよしひろ、元公立高等学校長、木更津市文京）
【瑞宝双光草】
《地方自治功労》
▽久保繁（72、くぼしげる、元千葉県商工労働部長、木更津市畑沢南）
（敬称略）

鎌足桜の保存育成に尽力

予算、事業計画、カレンダー制作等も
木更津市鎌足桜保存会　定期総会を開催

伝説に彩られた花”鎌足桜”（市指定文化財）の保存・育成に力を注いでいる、木更津市鎌足桜保存会（会長・田中幸子副市長）の「令和6年度定期総きが、4月21日（日）に木更津市立鎌足公民館で開催された。
議案は、「令和5年度事業報告」、「令和5年度決算報告及び会計監査報告」、「役員選出」、「令和6年度活動方針」、「令和6年度事業計画」、「令和6年度予算」の6件で全案承認された。
その中で、［広報委呂］会」（委員長・齊藤和利）では鎌足桜カレンダーを制作。
令和7年カレンダーは9月に完成予定。
このほかの委員会として「保護育成事業推進委員会」（委員長・保阪和幸）がある。
また令和六年度の活動方針は、『鎌足桜を通して人と文化をつなげる鎌足桜保存会』としての活動を進める。
具体的な取り組みは
①鎌足桜のカレンダーの作製、
②積極的な広報活動の推進（HP更新、新聞掲載、かまフェス参加など）、
③視察研修の実施、
④鎌足小中学校との連携による若い世代への働きかけ（総合学習・句会等への協力）、
⑤鎌足桜保護育成の環境整伽の推進
－等が承認された。
役員等は次の通り。
【顧問・相談役】
▽名誉顧問＝大石道夫（公益財団法人かずさDNA研究所理捐長）、佐野藤右衛門（財団法人日本さくらの会副会長）
▽顧問＝渡辺芳邦（木更津市長）
▽相談役＝浅田信行（公益財団法人日本さくらの会事務局長）
【役員】（任期・令和5年度定期総会～令和七年度定期総会）
▽会長＝田中幸子（木更津市副市長）
▽副会長＝小高幸男（教育部長、新）、長谷川光雄（区長会長、新）、小林孝雄、石井徳亮、保阪和幸
▽事務局長＝山村由美子（鎌足公民館長、新）
▽事務局目＝佐藤千明（前鎌足公民館長、前事務局長、新）、山本卓人（元鎌足公民館長、元事務局長）
▽会計＝大岩勝則、平野和之
▽書記＝齊藤和利、伊藤洋子
▽監事＝伊藤孝、宮寺光明
＠名誉会員＝芳村真理、小桜舞子
（敬称陷）
事務局の鎌足公民館はTEL0438-52-3111。

役目を終えた人形を供養

木更津ひな会　高蔵寺で人形感謝祭

木更津ひな会（代長・勝忠男）主催、（社）日本人形協会、高蔵寺、福寿寺等後援の「第38回人形感謝祭」が、5月11日（土）午前11時（受付は10時～）から坂東第三十番霊場・平野山高蔵寺（高倉観音、木更津市矢那1245）で開催される。
以前は人形感謝祭は福寿寺（木更津市長須賀）で行われていたが、同寺周辺の都市化等の影響で、3年前から会場を高蔵寺に移して継続されている。
人形供養は、人形に宿っている魂を大切に弔い、感謝する祭り。
南房総初夏の風物詩として、全国のトップを切って開催される。
県内外から持ち寄られた役目を終えた節句人形、ぬいぐるみなど多数の人形が供養（供養料3,500円以上）される。
多くの参拝を歓迎している。
雨天決行。
問い合わせは、木更津ひな会（℡080-1038-3317）、又は高蔵寺（℡0438-52-2675）へ。

MBC決勝へ

木市民野球C級1部

木更津市野球連盟主催『市民野球大会』のC級1部春季大会準決勝と同2部春季大会2回戦の計六試合が4月28日、市営及び江川第一球場で行われた。
C級1部準決勝は「MBC－WINS」が行われ、MBCが10－1でコールド勝ちし、決勝進出を決めた。
決勝ではMBCと、準決勝のもう一試合「Boss-アールシードッグ」の勝者がぶつかる。
優勝チームは関東選抜大会支部代表が確定する。
試合結果は次の通り。
【C級1部春季大会】
◎準決勝
▽MBC10-1WINS（5回コールド）
【C級2部春季大会】
◎2回戦
▽木更津ウィングス4－1畑沢マクナムズ
▽木更津Ｍｅｔｓ14－4バットボーイズ（3回コールド）
▽木更津ダイナミックスターズ5－2B・D　Energy
▽ぷひっ7－6Crackers（延長8回）
▽ツーカーズ10－7木更津SARU

地元勢は惜敗

春季県高校野球大会

【春季県高校野球大会】
◎3回戦（4月27日）
▽志学館6－3東京学館浦安
▽中央学院4－2拓大紅陵
◎準々決勝（4月28日）
▽千葉経大付9－4志学館

TIG板材溶接技能

ポリテク君津　受講生を募集中

千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター『ポリテクセンター君津』＝君津市坂田428＝では、在職者を対象に、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、短期間の職業訓練（能力開発セミナー）を行っている。
現在、6月12日（水）、13日（木）に開講する、溶接・熱処理技術分野「ステンレス鋼のTIG溶接技能クリニック（板材溶接綢／実技のみ2日コース）」の受講生を募集している。
同コースは令和6年度内に4月、6月、10月、12月の計4回、何れも2日間ずつ同じ内容で行われる。
今回はその第2回目。
詳細は次の通り。
◎開講日＝6月12日（水）、13日（木）の2日間
◎時間＝午前9時10分から午後4時まで（6時間×2日間）
◎会場＝ポリテクセンター君津
◎目標＝TIG溶接に係る実技実習を通して、TIG溶接の技能向上および問題解決手法を習得する
◎対象者＝TIG溶接作業にこれから従事する人、または現在従事している人
◎講習内容
▽TIG溶接の知識（溶接機、溶加棒、シールドガス等）
▽ステンレス鋼材の知識、溶接条件
▽下向き、立向き突合せ溶接、水平すみ肉溶接（板材）
▽製品の評価方法
▽問題点の把握と解決手法
◎使用機材＝TIG溶接機、安全保護具、器工具一式、溶接継手曲げ試験機
◎持ち物＝筆記用具、作業服（長袖）、作業帽（またはヘルメット）、安全靴
※保護具は貸与もできるが、なるべく普段使用しているものを持参してほしいとしている
◎前提スキル等＝特になし
◎受講料＝1万6,500円（税込）
◎定員＝十人
◎申し込み＝必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同センターのホームページからダウンロードできる
Kimitsu-seisan@jeed.go.jp
◎申込締切＝5月29日（水）
申し込み及び問い合わせは訓練課へ（℡O439－57－6313、FAX同57－6386）。