介護技術支援等の協力 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年3月5日発行

介護技術支援等の協力

ベトナム国ハノイのMPK国際(株)と
木更津市の社会福祉法人 梅香会が党書を締結

社会福祉法人梅香会(理小長・重城明男金田クリニック重城院長、木更津市)は、3月2日、ベトナム邦ハノイの介護人材等送り出し機関「MPK国際(株)」(社長・PHAM XUAN VUI)と、「介護技術支援等に係る業務協力覚書」について、現地、ベトナム国ハノイへの同社へ赴き、その覚書の締結を行った。
昨今の介護人材不足の解消及び外国から日本に就業する「技能実習生」が安心して勤務することを目的とした「覚書」となっている。
「外国人技能実習生を単なる労働者として受け入れるものではなく、日本で得た就業経験を母国に持ち帰り、母国の発展に寄与する=人材還流」を主旨として、今後両国の橋渡しを目指す。
具体的には、
①梅香会役職員がベトナム現地に直接赴き、「日本式介護技術」の教育を行う。
②ベトナム現地で教育を受けた技能実習生が「梅香会の特別養護老人ホーム施設(矢那梅の梅の香園、いわね潮の香園)」で3~5年間就業し、実際の介護現場での経験値やその技能習得を図る。
③技能実習生がベトナム帰国後、梅香会で得た経験等をその指導者的立場においてベトナム現地の後進指導にあたる。
更に重城理事長は、現在、木更津市内等の医療介護施設等て構成されている「かずさ医療福祉人材育成機構」と、今回の「覚書」締結に係る情報を積極的に共有し、木更津市内等へ更なる介護技能実習生の就業に役立ててもらいたいと考えているという。

15の春にサクラ咲く

君津地域の全日制7校と定時制1校
県内の公立高校 合格者一斉に発表

県内の公立高等学校で4日(月)午前9時から、2024年度(令和6年度)入学者選抜試験の合格者が一斉に発衣され、入学許可候補者に、希望あふれる「15の舂」が訪れた。
木更津高校(校長・卯月睦彦、木更津市文京)では、午前8時30分過ぎから、暖かな日差しのもと、受験票を手にした受験生が友達同士や親と一緒に来校し発表を待った。
午前9時、合格受験番号が貼られた掲示板が設置されると、詰めかけた生徒たちは食い入るように見つめ、あちこちから「あった!あった!」「やった!」などと歓声があがり、多くがスマホで受験番号を撮っていた。
上岡愛美さんと小林心夏さん(共に富津中、写真下)はハグし合って喜びを分かち合い、「嬉しい、高校では大学受験に向け頑張る」「ここに入りたくって頑張ってきたから本当に嬉しい」と笑顔がはじけた。
ハイタッチで喜び合った波多野旱紀さんと鴇川香凛さん(共に昭和中)は「最高!これまでの中で一番嬉しいこと。高校では、勉強と部活を頑張りたい」とそれぞれに決意を語った。
母親と来校した藤江颯哉さん(八重原中)は、「目標が達成できた。今度は大学進学を目指し頑張る」と次なるチャレンジを見据えていた。
今年の合格発表は、「事前登録のWeb視聴」と「直接来校」の2通りで行われ、合格者には同会場で早速入学手続きの書類等が配布されていた。
木更津高校普通科は募集定員280人のところ、当日の受験者数は402人、倍率は1.44倍(対前年度比0.01ポイント減)、同校理数科は募集定員40人のところ81人が受験、倍率は1.28倍(対前年度比0.12ポイント減)で、前年度同様に狭き門だった。
今年度の君津地方全日制7校・11学科は募集人員1,480人、1,585人が志願、平均倍率は1.07倍。

児童が火の用心を訴え

デジタルサイネージで特別賞を放映
木更津市消防本部 防火ポスター表彰式

「火を消して 不安を消してつなぐ未米」を全国統一防火標語に、「令和6年春季全国火災予防運動」が、3月1日~7日までの7日間、全国一斉に展開されているが、木更津市消防木部(消防長・石井和成)では、同運動の一環として、1日~7日、市内の小学2年生~6年生が描いた「防火ポスター展」を閧催している。
今年度は、JR木更津駅前ターミナル、金田バスターミナル及びイオンモール木更津内に設置されているデジタルサイネージ(電了看板)で特別賞25作品を放映している。
また、3日(日)にはイオンモール木更津L駐車場及びサウスアトリウムで、「消防広場」を開催し、消防車両の展示や火災予防啓発品の配布など行い、火災予防を訴えた。
同消防本部が、火災予防の啓発をするため募集した防火ポスター展には、市内小学校19校から191点の応募があり、その中から審査の結果、市長賞5点、教育長賞5点、消防長賞5点、審査員特別賞5点(以上各学年1人)など特別小25点や佳作25点が決まった。
特別賞及び佳作作品は木更津市公式ホームページで展示している。
3日には午前11時からイオンモール木更津1階のサウスアトリウムで、保護者も同席するなか、特別賞入賞老25人の「表彰式」が行われた。
渡辺芳邦市長(代理・田中幸子副市長)や廣部昌弘教育長、石井消防長、細野暢消防団長、危険物安全協会(会長・平井秀幸)副会長の森川洋二氏、防災協会(会長・渡邉元貴)副会長の平野文彦氏が出席して入賞児童に表彰状を授与した。
表彰の後、挨拶に立った田中副市長は、火の用心について関心を高め、ポスターにその思いを表現した子どもたちの取り組みを称え、これをきっかけに火事には気を付けてほしいとし、「昨年市内では火災が56件発生、そのうち1人が亡くなっている。原因の一番は放火、又は放火の疑い。家の周りに燃える物を置かないことが大切です。住宅用火災警報器設置が義務化され10年が経過したが、当市の設置率は81%。電池切れなど点検してほしい。さらに火災予防活動を進めていきたい」などと注意を呼びかけた。
入賞者は次の通り。
【木更津市長賞】
▽岩城呑眼(波岡小②)
▽鈴木陸斗(木一小③)
▽金田唯(請西小④)
▽鈴木奈那(真舟小⑤)
▽並木柚(畑沢小⑥)
【木更津市教育長賞】
▽軽米祟允(富米田小②)
▽神谷咲羽(木一小③)
▽畠山晄拓(金田小④)
▽鹿子あやな(畑沢小⑤)、
▽藤沼世凪「木二小⑥)
【木更津市消防長賞】
▽栗原菜々子(高柳小②)
▽鈴木麗菜(鎌足小③)
▽鈴木彩心(八幡台小④)
▽佐藤美渚乃(請西小⑤)
▽冨沢悠道(木二小⑥)
【審査員特別賞】
▽隈元ゆあ(真舟小②)
▽堤萌生咲(祇園小③)
▽竹内梨々愛(岩根小④)
▽荻原音奏(祇園小⑤)
▽渡邊美弥(請西小⑥)
【木更津市消防団長賞】
▽鈴木寛人(高柳小②)
【木更津市危険物安全協会長賞】
▽小澤隆々朗(西清小③)
【千葉県危険物安全協会連合会長賞】
▽大野波余(木二小④)
【木更津市防災協会長賞】
▽和田謡采(南清小⑤)
【千葉県消防設備協会長賞】
▽兵藤みのり(木一小⑥)

全国大会で優秀な成績

県議会表彰 地元は3個人と1団体

県議会はこのほど、2023年度にスポーツと学芸分野の全国大会(国際大会含む)で優秀な成績を収めた県内の児童生徒を表彰した。
式典は4年ぶりに本会議場で開催。
今年度表彰されたのは87個人・28団体。
君津地域からは学芸の部2個人、スポーツの部で1個人・1団体が表彰された。
当地域の表彰者は次の通り。(敬称略)
【学芸の部】
◎個人
▽森美空(周西小)=第66回全国硬筆作品展覧会小学校低学年の部硬筆の部・文部科学大臣賞)
▽角田勝戊(佐貫小)=第41回「海とさかな」自由研究・作品コンクール研究部門・最優秀賞水産研究・教介機構理事長賞)
【スポーツの部】
◎個人
▽梶木雅(翔凛高校)=全国高校ダンスドリル選手権大会Miss Danee Drll Team Japan Competition2023 MISS DANCEDRIll TEAM部門・第1位)
◎団体
▽志学館高等部(高橋乃彩・栗田彩帆)=第26回全国高校少林寺拳法選抜大会女子規定組演武の部・第1位)

4部門で練習成果競う

日本将棋連盟かずさ未来支部主催
桜井公民館 第4回王将戦を開催

日本将棋連盟かずさ未来支部(支部長・佐藤紀文)の「令和5年度第4回王将戦」が、2月25日(日)、木更津市立桜井公民館で開かれ、Aクラスから入門クラスまでの四部門で練習の成果を競った。
3位までには賞品を贈呈、入賞者以外の全員に参加袁が贈られた。
結果は次の通り。
▽Aクラス
①山下隼人(金田小6年)
②榎本光冴(小糸小1年)
③早川智基(奈良輪生6年)
▽Bクラス
①山本莉久(昭和小5年)
②宮崎渉(清見台小1年)
③小泉聖弥(中郷小6年)
▽初級クラス
①大島花奈(清見台小4年)
②久保田律珂(木二小3年)
③庄司健人(蔵波小3年)
▽入門クラス
①水内珀(金田小2年)
②前田幸紀(周西の丘小1年)
③山下真人(金田小1年)
日本将棋連盟かずさ未来支部及び王将戦に関する問い合わせは関口明幹事長へ(℡090-2407-6802)。

個人・地域の防災考える

鎌足地区まちづくり協議会・防災講演会
鎌足公民館 講師は国崎信江さん

木更津市の鎌足地区まちづくり協議会(会長・市川一成)主催「防災講演会」が今月9日(土)午後7時から9時まで、鎌足公民館研修室で開催される。
鎌足地区区長会、鎌足小中学校PTA後援。
災害から自分の身や大切な家族、近隣の人たちを守るためには、一人ひとりが自らの身を守る「自助」や地城で助け合う「共助」が欠かせない。
そこで、地域コミュニティによる地城の防災力の向上と強化を目指した取り組みの一環として、防犯・防災講演会を開くもの。
参加費無料。
講師は危機管理教育研究所代表、危機管理アドバイザーの国崎信江さん。
テーマは、-いつかくるその時のために-『いま求められる個人・地域の防災』~災害時あなたができること鎌足の防災を考えよう~。
1月1日に石川県鳳珠郡穴水町北東4キロを震央とするマグニチュード7.6の地震が発生し、輸島し及び志賀町で震度7の揺れを観測した。
この地震で家屋倒壊、土砂災害、津波によって200人を超える死者や道路、電気、水道などインフラに甚大な被害が発生した。
また、千葉県では、昨年9月8日に台風3号の大雨により茂原市などで広範囲にわたり浸水被害が発生し、令和元年9月9日の台風15号の強風では県全域で住宅、倉庫や物置など建物の屋根の損壊等が多発。
また農業にも人きな被害があり、倒木等に起囚する停電が長引き、日常生活や経済活動に大きな支障をきたした。
国は、今後30年以内に首都直下型地震の発生を想定しており、災害に強い地域づくりを進めて行くことが求められている。
今回の防災講潤会は、このような状況をふまえて開かれるもの。
国畸さんは、女性や生活者の視点で20年防災を研究し、国内・海外の被災地で支援活動してきた経験から独自の視点で防災対策や防犯、生活上の事故など生活に潛む危険から身を守る方法など実践的な危機管理対策を提唱している。
また、文部科学省、内閣府、国土交通省などの防災関連の委員などを歴任しており、木更津市危機管理アドバイザーをはじめ、多くの自治休のアドバイザーとしても活躍。
さらに、講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに積極的な危機管理の情報発信を行っており、防災に関する軒書も多数。
問い合わせは鎌足公民館(℡0438-52-3111)へ。

新千葉新聞

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〒292-0067
木更津市中央2-10-3

電話:0438-22-3849(本社)
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