一日税務署長に中学生 他【新千葉新聞】
- 2023/12/17
- ニュース
新千葉新聞2023年12月17日発行
一日税務署長に中学生
『税についての作文』で優秀賞入賞者
木更津税務署 税に関心持ってと
木更津税務署(署長・林克利)と木更津税務署管内納税貯蓄組合連合会(会長・佐宗隆)主催、地元の中学生による「一日税務署長イベンド」が15日、同署内で開催された。
昨年に続き2回目の実施。
国税庁では、若者たちに税について関心を持ち、正しい理解を深めてもらうことを目的に毎年、全国納税貯蓄組合連合会との共催により、中学生の『税についての作文』の募集を行っている。
今回の一日税務署長に委嘱されたのは、今年の「第57回税についての作文」で、東京国税局管内納税貯蓄組合連合会会長賞に輝いた平田てなさん(畑沢中1年)と、同連合会優秀賞を受賞した内野夏希さん(木一中2年)の2人。
今年の同作文には全国の中学校・6,457校から44万5,945編の応募があった。
木更津税務署管内では29中学校から1,904編の応募があった。
午後3時から税務署長室での委嘱状交付式には佐宗会長など関係者も出席して、一日署長の両人に委嘱状と夕スキ、名刺が交付され、林署長、佐宗会長など関係者と早速名刺交換を行った。
続いて業務体験の「模擬決裁」では、署長席に座りパソコンを使用しての「電子決裁」を体験した。
このあと、庁舎内の各部署を視察、それぞれの業務内容などの説明を聞き、税務署の仕組みや税に関する知識も深めた。
最後に4階会議室での「署長訓辞」では多くの職員を前に、平田さんは「医療と税金」、内野さんは「医療へとつながる税金」の受賞作品を朗読して署員に感銘を与えた。
大役を務めた平田さんは「緊張したけど、大変有意義な経験をさせてもらった。この経験を将来の職業選択の一つにもしたい」と、内野さんは「この経験をもとに、税についてもっと学んでいきたい」などと愚想を述べていた。
千葉県への要望活動
房総地域東京湾口道路建設促進協議会
13市町で組織 高橋恭市富津市長ら
房総地域東京湾口道路建設促進協議会(会長・高橋恭市富津市長、構成団体=館山市・木更津市・茂原市・勝浦市・鴨川市・君津市・富津市・袖ヶ浦市・いすみ市・南房総市・大多喜町・鋸南町・御宿町の13市町、事務局・富津市)による、『千葉県への要望活動』が、今月21日(木)午後2時から、千葉県庁5階特別会議室で行われる。
当日、県では穴澤幸男副知事が対応する予定となっている。
またこの後、同協議会では、国土交通省や千葉県選出国会議員への要望活動も行う予定だが、日時は未定、活勣実施後に事務局(富津市)HPで公開する予定。
同協議会は、東京湾口部の浦賀水道を横断し、富津市から神奈川県横須賀市に至る延長約17キロの道路建設を促進し、地域の活性化を図ることなどを目的に、1994年(平成6年)4月に、房総地域22市町村の長を会員として設立された。
現在は合併等で13市町となっている。
その後さまざまな社会的状況変化等で同協議会の活動は休止されていたが、事務局の富津市では国等への要望活動は継続してきた。
今年7月27日に9年ぶりに総会が富津市役所で開催され、活動を再開。
新年度となる来年4月1日には、民間の経済団体などを加えた新たな官民一体となった新組織でスタートする(予定)なども承認されている。
満州で学んだ女子学生
房総の地域文化講座 講師は川名静子氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第118回房総の地域文化講座」が、1月13日(土)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは「『満州』で学んだ女学生」。
講師は川名静子さん(元中学校教諭、南房総市在住、日本児童文芸家協会会員、日本詩人クラブ会員)。
大正14年(1925)生まれで2歳のとき家族に連れられ中国の東北部(後の「満州国」)に渡った女性の生前の体験談をわかりやすく話す。
-父は現地で警察署長を務め、彼女は学業に専念する。その中で、大日本帝国は、満州小変、「満州国」建国宣言、盧溝橋事件(日中戦争開始)、南京事件、太平洋戦争開始などと、アジア・太平洋の各地に対外戦争を拡大。そして、昭和20年(1945)の敗戦を期に、一家のそれぞれが波乱に満ちた、または数奇な運命をたどることになる-
戦争が、ごく普通の人々の考えや行動をどのように変え、征服者や被征服者にどのような災厄をもたらしたのかについて考える。
会員でなくても受講できる。
受講料(中学生以上)は非会員のみ400円、会員は無料。
非会員は小前申し込みが必要。
なお、同公民館には、西口駅前駐車場が使用でき(有料)、近くの成就寺境内の市借用無料駐車場が利用できる(周辺に有料駐車場もあり)。
またマスク着用などの協力を。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡090-3431‐9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kxh.biglobe.ne.jp
ヤマトタケルと弟橘媛
アカデミアで2部公演 きょう音楽劇公演
「音楽劇ヤマトタケルと弟橘媛実行委員会」は、きょう7日(日)音楽劇『ヤマトタケルと弟橘媛』-純愛物語を2部に分かれて、かずさアカデミアホールメインホールで開催する。
君津地域4市のほか、四市の教育委員会、木更津市観光協会、らづBiz、八剱八幡神社、吾妻神社が後援。
昼の部は午前11時開場、11時30分開演、夜の部は午後3時30分開場、4時開演。
同公演は、宝塚歌劇団出身で舞台女優・歌手の峰丘奈知さん(木更津出身)を中心に、かずさ地区に伝わる弟橘媛のヤマトタケルへの純愛をモチーフにした音楽劇で、弟橘媛役を「峰丘奈知」が、ヤマトタケル役を「合田雅吏」が演じる。
2020年3月の公演はコロナ禍で中止となっていたが、今回、3年9か月ぶりに開催される。
木更津の地名はヤマトタケルが弟橘媛を思い続け、なかなかこの地を去らなかったことから、「君去らず」から「木更津」になったと言われている。
同公演を見て、「大切な人を大切にする」ことを今一度見つめる機会にしてほしいと、来場を歓迎している。
料金は当日6,000円。
かずさアカデミアホールは℡0438-20-5555。
生徒が意識して環境美化
拓大紅陵高校 地域のごみ拾い実施
拓大紅陵高校では今月13日(水)、3年生全員と職員による「地域のごみ拾い」を実施した。
一部の生徒は「登下校時には気が付かないごみも、意識すると見つかります」などと笑顔でごみ袋に拾ったごみを入れていた。
8級から4級に25人
木更津珠算連盟 珠算能力等検定合格者
日本商工会議所、日本珠算連盟、木更津珠算連盟主催「珠算能力・暗算検定試験」がこのほど、木更津珠算連盟の正会員認定教場(各塾)で開かれた。
「珠算能力検定」は8級から4級迄に25人、「暗算検定」では8級から2級迄に次の22人が合格した。
【珠算能力検定】
▽4級(6人)=佐久間いろは、伊藤咲來、露崎賛、園田ゆつき、奥野葵、小杉遥
▽5級(4人)=田辺光和花、大野斗哉、鈴木隆晴、大和地緑
▽6級(5人)=竹内涼介、朝倉愛翔、伊藤えりか、佐々木大洋、大木香佳
▽7級(5人)=上地健太、中村航大、渡邉優誠、麓蒼空、小池姫華
▽8級(5人)=吉山琉叶、嶌野志音、加藤莉桜、内田遥陽、鶴岡英人
【暗算検定】
▽2級(2人)=古泉琉真、大久保結生
▽準2級(2人)=滝本莉央那、山口碧士
▽3級(1人)=松葉康介
▽4級(4人)=園田ゆつき、中村竜吾、大野瑛斗、出口萌百花
▽5級(7人)=榎本汐里、神崎勇人、茂木耀汰、本橋樹、平野紗弥香、浅野之弥、宮本実
▽6級(3人)=和田楓真、山口一路、大野斗哉
▽7級(2人)=加藤莉桜、嶌野志音
▽8級(1人)=内田遥陽