ふるさと納税返礼の追加 他【新千葉新聞】
- 2023/10/5
- ニュース
新千葉新聞2023年10月5日発行
ふるさと納税返礼の追加
ポルシェE東京 有機農業へ寄付目録
ポルシェのブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京、木更津市伊豆島)は今年十月一日で創業2周年を迎えた。
同施設は、ポルシェジャパン(株)(本社・東京都港区)の重要なコミュニティと位置付けられ、木更津市に対し継続的な貢献としてふるさと納税返礼品の追加設定と、2021年から実施している~木犯津市の「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」~への寄付採納式を、1日に同所で開催された《木更津ブルーベリーRUN》オープニングセレモニーで行った。
席上、フィリップ社長から木更津市有機農業推進協議会の安藤一男会長へ、同有機米プロジェクトを支援する寄付目録が手渡され、同協議会から感謝の意を込め、新米30キロが贈呈された。
ポルシェジャパン(株)の木更津市への追加の「ふるさと納税返礼品」は、これまでのPEC東京一日貸切プラン(寄付金1700万円)のほか、
▽最新のポルシェでPEC東京の2.1キロの周回トラックと5つのダイナミックドライビングモジュールを走行する90分のプログラム4回(すでに800件の申し込みがある)、▽アクセラレートプロクラムがセットになった高いドライピンク技術が楽しめる内容など。
10人が一度に楽しめるパーティープラン、▽PEC東京を半日貸切りコース(寄付金834万円)。
1、2位は24周を記録
ブルーベリーRUN 一般・小・中学生順位
きさらづスポーツコミッション(理事長・齊藤和久)主催、『第8回木更津ブルーベリーRUN(ラン)~3時闘耐久リレーマラソン~』が4年ぶりに、10月1日(日)ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京、木更津市伊豆島中ノ台)で盛大に開催された。
参加は1チーム、小学生以上2人~10人で編成、1周2.1㎞のポルシェ3Dロードコースを、自分のペースで、仲間とタスキを繋ぎながら楽しく走るリレーマラソン。
制限時間の3時間以内に何周出来るか?の周回数が表彰対象となるもので、部門別の順位は次の通り。
【一般の部】
①「rnus-collectlon」24周、2時間54分44秒、
②「千葉県立君津高校陸上競技部」24周、2時間56分19秒、
③「Nsc」23周、2時間58分06秒
【中学生の部】
①「Rovers木更津u‐13④」20周、2時間59分13秒、
②「Rovers木更津u‐13①」19周、2時間51分32秒、
③「Rovers木更津u‐13③」19周、2時間59分55秒
【小学生の部】
①「房総ローヴァーズ木更津⑤」18周、2時間52分02秒、
②「清見台MBC A」18周、2時間59分02秒、
③「房総ローヴァーズ木更津⑤」17周、2時間58分19秒
盤上で真剣な対局披露
第2回木更津市長杯小中学生将棋大会
日本将棋連盟協力 個人戦小中学生の結果
木更津市主催の「第2回木更津市長杯小中学生将棋大会」が、9月30日(土)午前10時から市民会館中ホールで開催された。
これは、令和3年10月30日と31日に木更津市内で開催された《第47回将棋の日in木更津》を機に、翌年令和4年から木更津市長杯大会を創設し、日本の伝統文化の一つである将棋文化の普及を図り、市民がふるさとの歴史や文化に愛着を持ってもらいたいと開催されている。
昨年の第1回大会は、木更津市の市制施行80周年記念事業の一環として実施された。
今回も市内在住・在学者を中心に参加者を募り、個人戦のみで行われた。
当日は、公益社団法人日本将棋連盟から、「真田圭一(さなだけいいち)8段」と「頼本奈菜(よりもとなな)女流初段」を招き、大会審判と指導対局を行った。
午前10時からの開会式で廣部昌弘教育長は、「小中学生の皆さんのチャレンジ精神・やる気は木更津市のエネルギーになる。今日は将棋を楽しんでください」などと多くの参加を歓迎して、日本将棋連盟などの協力に感謝した。
競技は午前中に個人戦予選リーグ、午後は個人耿決勝トーナメントが行われた。
参加者は、小学生1~3年生の部に28人、4~6年生の部に33人、中学生の部に29人、合計90人がエントリーしたが、当日は七十七人が参加した。
大会結果(個人賞)は次の通り。
【小学生3年生以下】
当日参加23人
▽優勝=堀田成(市原市立五井小③)、
▽準優勝=青山志優(千葉市立幕張西小②)
▽3位=鈴木零(千葉市立小中台小③)
【小学生4~6年生】
当日参加30人
▽優勝=鈴木那由大(千葉市立小中台小⑤)
▽凖優勝=平野幹樹(富津市立青堀小⑤)、
▽3位=吉田朔実(木更津市立八幡台小④)
【中学生】
当日参加24人
▽優勝=内薗七海(木更津市立波岡中①)、
▽準優勝=清水正悟(君津市立君津中①)、
▽3位=窪田桐子(木更津市立波岡中③)
キッズーサイエンスFES
木更津高専で小学生
木更津工業高等専門学校でこのほど、「キッズ・サイエンスーフェスティバル」が開催された。
同イベントは、令和2・3年度はコロナ禍により開催されなかったが、令和4年度から復活した。
今年度は、昨年度よりもイベントの規模を拡大し、予約不要で参加できるコンテンツも用意されていた。
予約コンテンツ、予約不要コンテンツ併せて276人の小学生が参加し、アンケートには、「すごかった、とてもたのしかった。また来たい、いろいろなことが学ぺた」などの感想が書かれており、多くの小学生がサイエンスを楽しめたようである。
トマトの免疫システム
かずさDNA研究所と理化学研究所
手掛かり発見 遺伝子制御の仕組み解明へ
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2―6-7)は、9月29日、理化学研究所と共同で、かいよう病に対抗するトマトの免疫システムを支える遺伝子や制御システムを解明するための重要な手掛かりを発見したと発表した。
植物は病害虫に抵抗するための「植物免疫」と呼ばれる仕組みを備えている。
植物が病害虫の攻撃を受けると、サリチル酸などの化合物を合成する。
「植物ホルモン」と呼ばれるこれらの物質は、植物か免疫を発揮するために重要な役割を果たすことが知られている。
しかし、サリチル酸とトマトかいよう病の関係性ははっきりとは分かっていなかった。
今回、かずさDNA研究所と理化学研究所は、トマトをサリチル酸で処理したり、かいよう病に愚染させたりすると、ゲノムにあるたくさんの遺伝子が働く強さがどのように変化するかを大規模に調査した。
その結果、殺菌効果のある酵素を作る遺伝子など病害微生物に対する防御に関わるたくさんの遺伝子の働きが増加していることが分かった。
また、これらの遺伝子群に、共通の制御を受けている部分があることが示唆された。
この成果を活用して、これらの遺伝子や制御システムをゲノム編集等の分子育種の方法を用いて改良することで、将来、かいよう病に対して強い抵抗性を持つトマトを育成できるかもしれないと期待されている。
今回の研究成果は国際学術雑誌『Plant Bio Technology』で、9月5日(火)にオンライン公開された。