公立高校入試 学校設定検査の内容 他【新千葉新聞】
- 2023/8/25
- ニュース
新千葉新聞2023年8月25日発行
来春入試は2月20、21日
公立高校入試 学校設定検査の内容
県教育委員会は来春(2024年度)の公立高校入試の日程と、学力検査以外に各校が独自に設ける学校設定検査の内容を発表した。
学力検査(国語、数学、英語の3教科)は2024年2月20日に、翌21日に2教科(理科、社会)の学力検査と、学校設定検査が実施される。
合格発表は3月4日。
学校設定の検査は面接を行うところが大半で、自己表現や作文などを課す学校もある。
全日制の入試は119校194学科で実施、学校設定検査は110校176学科で1種類、13校18学科が2種類実施する。
定時制の学力検査も同じ日程で、16校16学科で実施。
学校によって5教科か3教科のいずれかとする。
君津地域公立高校の入試概要(学校設定検査)は次の通り。
▽君津商=商業・情報処理の2学科で一括募集、自己表現
▽木更津=普通・理数とも作文
▽木更津東=普通と家政で面接
▽君津=普通は自己表現、園芸は面接
▽君津青葉=総合は面接
▽袖ヶ浦=普通と情報コミュニケーションは自己表現
▽地域アクティブスクールの天羽は1日目に3教科のみ、2日目に面接と自己表現
▽定時制の木更津東=普通は三教科と面接
新型コロナ感染など止むを得ない理由で受験できなかった生徒を救済する追検査は、2月29日に行う。
入試に関する問い合わせは県総合教育センター学力調査部(℡043-212-7588)へ。
木更津産米食味を審査
市やJA木更津市等 分析コングに出品を
令和5年度「木更津産米」食味分析コンクールが10月25日(水)木更津市農業協同組合本店2階大会議室で開催されるが、同コンクールを主催する実行委員会(木更津市、木更津市農業協同組合、木更津市農業委員会)では、同コンクールへの出品を募っている。
同コンクールの上位入賞者(米)は、国際大会への出場権が付与される。
▽出品受付期間は、9月11日(月)~10月16日(月)まで、土日祝日は除く。
▽審査対象米は、令和5年木更津産うるち米、玄米2キロを出品、品種の限定はない。
▽参加資格は、木更津市に住所を有し、木更津市内で米を栽培している人。
参加品種は、一般経営体1品種1点で3品種迄。
▽参加申込書に必要事項を記入して、出品玄米2キロと一緒に提出する(玄米は返却しない)。
▽受付窓口は、中郷経済センター(℡0438-98-6681)、馬来田経済センター(℡0438-53-5313)。
シングルスと中学団体戦
秋元氏(男子)や藤山さん(女子)等V
木更津市卓球連盟 木更津市民卓球大会
木更津市卓球連盟(会長・萩原秀彦)主催「木更津市民卓球大会」が20日(日)、木更津市民体育館で開かれた。
同市在住・在勤・在学の中学生を合む男女100人が参加。
一般男女シングルスと中学校の部(男女団体戦)で研鑚成果を競った。
シングルスは、男女共に予選の1・2位クループと3・4位グループに分かれ決勝トーナメントが行われた。
中学校の部には男子が5校・7チーム、女子は5校・6チームが出場。
予選リーグ・決勝トーナメントで熱戦を展開した。
結果は次の通り。
【一般男子シングルス】
▽1・2位トーナメント
①秋元(木更津TC) ②野口(木更津TC) ③尾形(アペックス)、小林(木更津クラブ)
▽3・4位トーナメント
①甲斐(木更津TC) ②喜多見(木更津TC) ③星野(木更津高専)、鎗田(金田クラブ)
【一般女子シングルス】
▽1・2位グループ
①藤山(さざなみクラブ) ②黒澤(さざなみクラブ) ③中村(さざなみクラブ)、菊地(木更津高専)
▽3・4位グループ
①大竹(さざなみクラブ) ②影山(畑沢卓球)
【中学校部(団体戦)】
▽男子
①太田 ②畑沢③木二、波岡A
▽女子
①太田 ②畑沢 ③波岡B、鎌足
県大会へ地元4校決まる
千葉県高校野球予選 代表決定戦の結果
「秋季県高校野球大会予選」は22、23日、県総合スポーツセンター野球場などで代表決定戦が行われ、県大会に進む最初の28チームが決まった(専大松戸は甲子園出場で予選免除)。
君津地域からは拓大紅陵、翔凛、志学館、木更津総合の4校が代表決定戦を制し県大会に進む。
木更津は敗れ敗者復活戦に回った。
予選敗退チームによる敗者復活戦は29日から行われる。
地元校の代表決定耿の成績は次の通り。
【代表決定戦】
◎22日
▽拓大紅陵9-2昭和学院(8回コールド)
▽翔凛12-2市川(5回コールド)
▽千葉黎明10-2木更津(7回コールド)
◎23日
▽志学館7-0千葉エ(7回コールド)
▽木更津総合5-1市松戸
君津保健所が31.69人
直近1週間のコロナ感染 3週ぶりに増加
県は23日、県内の定点医療機関(203施設)から直近一週間(8月14~20日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は4,543人。
一医療機関当たりの報告数は22.38人で、前週(8月7日~13日)の17.25人(当初報告数は17.63人。のちに訂正)から5.13人増加した。
年代別では10歳未満が最多で637人。
16保健所別の平均報告数は、柏市保健所と市川保健所を除く14保健所で増加。
最も多かったのは、長生保健所で42.14人、次いで市原保健所が31.82人、君津保健所が31.69人。
君津保健所は前週の21.44人より10.25人多く、3週ぶりに増加に転じた。
文化祭の利益
木更津東高が寄付
木更津東高校は21日、社会福祉事業にと、39,366円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。
これは同校が実施した「文化祭」の利益を寄付したもの。
盛大な港まつり願って
木更津港まつり 寄付の企業・団体⑦
4年ぶりに開催の「第76回木更津港まつり」への盛大なまつりとなるよう願い、寄付を行った企業・団体等続きは次の通り。
▽櫻井観光バス、トヨタレンタリース木更津店木更津市レンタカー、君津信用組合本店、大丸興業、大丸運輸、千葉ネスコ、U建築設計事務所、梓工営、ラケル木更津モカ、オートサービス・矢那川、御食事処かなめ、ムサシヤ請西東店、かずさ総合法律事務所、南総種苗木更津店、協同建設、エサキエンタープライズ、大沢、青木保険事務所
散歩でのふれあい
自由随想 平穏な一日に感謝
ほぼ毎日、早朝に1時間ほど目宅周辺のウォーキング&ジョギングをしている。
周りは田畑などが多く残っているので真夏でも、空気が澄んでいてひんやりとして、道路脇の草には朝靄が光っている。
新しい一日の始まりのこの風景が好きで、英気をもらっている。
今日も頑張ろうと思わせてくれる。
ある日曜日夕方、久しぶりに時間が取れたので朝と同じコースを反対方向から歩いてみた。
大通りのアスファルトは日中の猛暑のままで、靴の底からその余韻がはっきりと伝わってくる。
肩から掛けた反射材ベルトは効果的で、薄暮ながら遠くからの対向車はライトを下向きにしてくれた。
住宅街に入ると。
「今夜はカレーだな?」と思わせる香ばしい香りが換気扇から流れている。
隣の家では爽やかな入浴剤の匂いとともに、風呂の蓋をする音がする。
まだ僅かに力のある夕陽と競うかのような玄関灯の下で親子が縄跳びをしていた。
チョット足を止め、「上手だね!がんばってね!」と声をかけると、「がんばって、つて応援してもらったよ!」と父親が軽い会釈とともに女児に言った。
「ありがとう!」とかわいい返事が返ってきた。
「いい子育てをされてますね!」というと。
「恐縮です。なかなか時間が取れなくて!」と父親。
双方でバイバイと手を振り合って、私は少し歩幅を広げて歩きだした。
烏が二羽、頭上に羽音を残して通り過ぎた野良猫はいつものねぐらに行くのか、目の前をサッと横切った。
夜間、この辺りでもイノシシが出るという。
家庭菜園にも網囲いがしてある。
『館山行』下り電車とすれ違った。
5両編成だが車内はカラカラ。
西の空に細い三日月が見え出した。こんな何でもない日常が、今、戦禍にある異国では奪われている。
台風や山火事の被害に遭われた人々はどうしているだろか?と、思うことしかできない歯がゆさを感じつつ、改めて平穏な1日に感謝し、額の汗を拭った。