ポンプ車は4分団3部 他【新千葉新聞】
- 2023/6/13
- ニュース
新千葉新聞2023年6月13日発行
ポンプ車は4分団3部
消防操法大会で支部出場を決める
木更津市消防団小型は5分団3部V
13万6,000人市民の地域防災を使命に活動する木更津市消防団=団長・細野暢(ほそのはかる)、8個分団、39個部(機能別分団3個部合む)、467団員=による「第57回木更津市消防操法大会」が、11日(日)午前8時30分から旧市役所西側駐車場で、5年ぶりに開かれた。
同大会は消防団員の技術の向上及び士気を高め、迅速、的確、かつ火災防御に万全を期すことを目的に、隔年でこの時期に開催されているもの。
「自分たちのまちは、自分たちで守る」という精神のもと、それぞれの職業のかたわら従事している消防団員が、ポンプ車の部(1チーム5人)には3個部、小型ポンプの部(1チーム4人)には14個部が出場し、所要タイムを競った。(第55回と第56回はコロナの感染拡大のため中止)
開会前まで降っていた雨も止み、コンディションの悪い中での大会だったが、各分団関係者や家族などの応援を受け、日ごろの訓練成果を披露した。
開会式には、渡辺芳邦市長、高橋浩・森岳県議、鶴岡大治市議会議長、市議、歴代の消防長や団長、自治会代表など多数の来賓も出席。
開会を祝し激励した。
細野団長や渡辺市長、高橋・森県議は挨拶で、市民の生命と財産を守る消防団の重要な役割を認識し、日々たゆまぬ訓練でチームワークや技術の向上に努めている各団に敬意を表し、今後も一層の活躍と協力を願った。
石井和成消防長も見守る中、競技出場団員を代表して、井上啓輔第2分団第5部の指揮者が「地域住民の生命・身体・財産を守るべく、訓練の成果をいかんなく発揮し、正々堂々と操法を行います」と宣誓を行った。
藤原克一消防署長を審査長に、消防署員28人が「規律・節度・敏捷性・士気・安全性・操法要領順守度」などを重視して審査した。
消防で基本となる動作を指揮者の「火点は前方の標的」に従ってホース延長を行い、その間の行動や規律が審査された(水出しは省略)。
各競技終了後には見物者等から大きな拍手が送られた。
今年度、ポンプ車の部は第4分団第3部(久津間地区)、小型ポンプの部では第5分団第3部(高倉・草敷地区)が優勝を飾り、7月1日(土)富津市消防防災センターで開かれる4市の「第44回君津支部大会」に木更津市代表として出場する。
なお、今年度の準優勝団は来年度の木更津市代表になる。
成績は次の通り。
(敬称陷)
【団体の部】
◎ポンプ車の部
▽優勝(木更津市危険物安全協会長表彰も)=第4分団第3部(久津間)
◎小型ポンプの部
▽優勝(木更津市防災協会長表彰も)=第5分団第3部(高倉・草敷)
▽準優勝=第2分団第5部(上馬田)
▽第3位=第5分団第2部(下矢那)
【個人の部・最優秀賞】
◎ポンプ車の部
▽指揮者=高品順一(第4分団第3部)
▽1番員=谷脇陸(第1分団第2部)
▽2番員=于任煒(第1分団第2部)
▽3番員=徳永敏勝(第4分団第3部)
▽4番員=島田剛(第1分団第2部)
◎小型ポンプの部
▽指揮者=渡辺利希弥(第5分団第3部)
▽1番員=加藤祐輔(第5分団第3部)
▽2番員=松井啓太郎(第5分団第2部)
▽3番員=渡邊重樹(第5分団第3部)
富津公園歩け歩け大会
君津地区スポーツーレクリエーション祭
7月2日(日)開催 今年は甘いスイカ提供
君津地区スポーツーレクリエーション祭「富津公園歩け歩け大会」が、7月2日(日)富津公園温水プール駐軍場前広場を発着点に開催される。
実施の詳細は次の通り。
▽午前8時30分から受付、9時からの開会式のあと、準備体操を行いスタート。
最後尾ゴールは11時半ごろの予定。
▽コースは富津公園周辺、「天皇皇后お手植えの松」もある松林内での森林浴、富津海岸の砂浜散策など約5キロで自然を満喫する。
▽参加対象は君津地域4市(木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市)在住の人など。
未就学児は保護者同伴のこと。
事前申し込み不要、当日現地受付、参加費無料。
履きなれた靴、帽子着用のこと。
今年は、同大会人気の甘いスイカの提供が復活する。
昨年はコロナ禍の折、中止したが、参加者にコロナ等感染防止対策に理解と協力を得ながら、ゴール後に美味しい水分補給をしてもらう企画。
なお、例年、展望台下で行ってきた『冷たい麦茶』の提供は今年度は見合わせるため、参加者は各自で飲料水の持参を願っている。
小雨決行、荒天中止。
(当日午前6時30分に最終決定)
問い合わせは、各市スポーツ振興課、及び富津市生涯学習誄℡O439-80-1344。
当日専用電話は℡070-2656-9798。
健康セミナー
SDA木更津教会
SDA〈セブンスデーアドベンチスト〉木更津教会(牧師・宋乙燮)=木更津市清見台2-4-1=で今月17日(土)と18日(日)、健康セミナー「大丈夫です。はっきり言って大丈夫です。」が開かれる。
講師は千葉教会牧師の小濱守宏さん。
SDA教会の健康プログラムと出会い、健康オタクになったという。
同教会は(℡0438-22-7075)。
社説
足がつる
夜中、寝ている間に突然足がつって、激しい痛みを経験することがある。
ほとんどの人は稀に発生する程度だが、これが頻繁に起こると、睡眠不足になって、日常生活にも支障が出る。
この足がつる強い痛みは俗に『こむら返り』といい、「こむら」とはふくらはぎのことで、医学用語では『有通性筋痙攣(けいれん)』や『筋クランプ』とも表現されている。
一般の健康な人でも激しい運動や長時間の立ち仕事のあとには、下肢を中心におこることがある。
50歳を過ぎると加齢とともに、ほぼ全員が一度は夜間に経験するといわれ、60歳以上では約6%が毎晩のようにこむら返りに見舞われているという報告もある。
筋肉細胞は、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、水素などで構成され、健康な人は、イオンなどは汗や尿で排出され、常に適量が調節されている。
しかし夜間・睡眠時には多く汗をかいており、時に脱水傾向に陥る。
さらに全身の運動量が少ないので血行が低下し、夏場(睡眠中)にエアコンをつけたままにしておくと足の筋肉が冷え、血管も収縮、血行はさらに悪くなり、たまたま寝返りを打って筋肉に刺瀲が加わると筋肉の細胞が暴走、過剰な収縮が起こりこむら返りがおきる。
さらに中高年では筋肉量が減少することから過度の運動量でなくても、些細な足の疲労でも起こりやすくなる。
こむら返りは一過性のものが多く、ほとんど治療の必要はなく、ストレッチやマッサージで回復する傾向にある。
激痛がふくらはぎであれば、座り、足の指先をゆっくり手前に引き寄せたり、立って足を前後にずらしアキレス腱を伸ばす要領で、ふくらはぎの腓腹筋をストレッチする。
予防には、規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動と運動後のストレッチ、のどの渇きを感じる前にミネラルの入った水分補給を、就寝前は必ずコップ一杯を心掛けたい。
蒸し暑い夜は特に要注意。